どれも絶品!いたみにくいボリューム2品弁当!豚肉編
2021/07/04
お弁当にはやっぱり豚肉!人気おかず、肉巻き、照り焼き、炒めもの、揚げものをご紹介。よく火を通す、たれを煮つめるなど、夏に気をつけたいポイントを押さえた作りやすいレシピばかりです。
<教えてくれた人>
小林まさみさん
料理研究家。夫のべんとうを約15年作り続けた経験から、リアルで作りやすいレシピが好評。「味にメリハリがあれば品数が少なくても満足できますよ」。
なすのしそ肉巻き
抗菌効果のあるしそも巻いて。
材料
豚ロース薄切り肉…12枚(200g)
なす(縦六つ割り)…1個
青じそ(軸を切る)…6枚
小麦粉…適量
みそだれの材料(みそ、砂糖、酒、水各大さじ1)
サラダ油…大さじ1/2
作り方
(1)豚肉は2枚を少し重ねて広げ、青じそ1枚をのせる。手前になすをおき、斜めにくるくると巻く。残りも同様に巻いて計6本作る。薄く小麦粉をまぶす。
(2)フライパンにサラダ油を強めの中火で熱し、(1)の巻き終わりを下にして並べ、全体を計5分ほどこんがり焼く。
(3)フライパンの油を拭き、みそだれの材料を混ぜて加え、ふたをしてごく弱火で5分蒸し焼きにする。ふたを取り、強めの中火にし、返しながら汁けがなくなるまでからめる。
豚のソース照り焼き
辛子入りソースで風味よく。
材料
豚ロースしょうが焼き用肉…200g
[A](ウスターソース大さじ1・酒大さじ1/2・練り辛子、砂糖各小さじ1/2)
小麦粉適量 サラダ油大さじ1/2
作り方
(1)豚肉は半分に切って広げ、茶こしで両面に小麦粉を薄くまぶす。[A]を混ぜておく。
(2)フライパンにサラダ油を強めの中火で熱し、(1)を並べ、両面計2分ほど焼く。火を止めてフライパンの油を拭き、[A]を加える。再び強めの中火にかけ、肉を返しながら、汁けをからめる。
豚こま酢豚風炒め
甘酢だれで食欲UP。
材料
豚こま切れ肉…200g ピーマン(細切り)…2個
[A](しょうゆ、酒、片栗粉、ごま油各小さじ1)
[B](片栗粉小さじ1/4・酢、砂糖、水各大さじ1・しょうゆ小さじ2・顆粒鶏ガラスープの素ひとつまみ)
ごま油小さじ1
作り方
(1)フライパンに豚肉を入れ、[A]をもみ込む。強火にかけて豚肉の色が変わるまで炒め、いったん取り出す。
(2)フライパンを拭き、ごま油を強めの中火で熱し、ピーマンを1分炒める。(1)を戻し、よく混ぜた[B]を加え、とろみがつくまで炒め合わせる。
豚のひらひら竜田揚げ
カリカリしょうが風味。
材料
豚ロース薄切り肉(半分に切る)…150g
[A](しょうゆ大さじ1・みりん、しょうがの絞り汁各小さじ1)
片栗粉適量 揚げ油適量 青のり小さじ1
作り方
(1)ボウルに豚肉を入れて[A]をもみ込み、室温に10分おく。汁けを軽くきり、1枚ずつ薄く片栗粉をまぶす。
(2)フライパンに深さ1cmの揚げ油を中温(170℃)に熱し、(1)の肉の半量を広げて淹れ、2~3分、こんがり揚げる。残りの半量も同様に揚げ、青のりをまぶす。
<食品衛生の監修 上田成子さん>
女子栄養大学大学院元教授。獣医学博士。日本防菌防黴学会 女性研究者の会代表。食品衛生、公衆衛生、食品の安全などの研究をし、共著書も多い。
【調理を始める前に】
・レシピはすべて1人分です。・IHクッキングヒーターをご使用の場合、揚げもの、揚げ焼きをするときは、各メーカーが指定する油量を必ず守って調理してください。詳しくは取扱説明書をご覧ください。・気温の高い日は、べんとうがいたみやすいので注意してください。保冷剤をつけて持っていくことをおすすめします。気温25℃以上の日は生野菜を避け、卵や練りもの、肉・魚類、野菜などの材料にきちんと火を通してください。
参照:『サンキュ!』2021年7月号「いたみにくいボリューム2品弁当」より。掲載している情報は2021年5月現在のものです。監修/上田成子 調理/小林まさみ 撮影/野口健志 構成・文/春日井富喜 編集/サンキュ!編集部
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