【掃除のプロが教える】トイレの換気扇はたった15分で掃除できるって知ってた!?

2021/10/03

汚れもイライラも溜めない暮らしを目指す、サンキュ!STYLEライターの坂田亜希です。

家事代行業ハウスクリーニング士の観点から日々のちょこっと掃除を楽しく続けられるコツをお伝えします。

今回は手順さえ知っていれば苦にならない「トイレ&脱衣所換気扇掃除」についてご紹介致します。

整理・収納、家事・料理などさまざまな暮らしのアイデアが集うサンキュ!STYLEから、注目の記事をピックアップ...

>>>サンキュ!STYLE編集部の記事をもっと見る

意外にハードルの低い換気扇掃除

各家庭によって換気扇の設置場所や種類も異なります。
しかし、そこまで複雑な換気扇はありません。女性でも簡単に着脱できるものが多いです。手が届かない所だからこそ大変な掃除に思われるかもしれませんが、手順さえ知っておけば掃除もスムーズにできます。万が一、着脱が難しい換気扇の場合は、無理してやらずに、プロの清掃業者さんに任せるのが安心です。

使う道具は家にあるものでOK!

使う道具は、中性洗剤、ブラシ、掃除機、マイクロファイバータオル2枚(水拭き用と乾拭き用)です。あと、換気扇の場所が高い位置にあるので、脚立か椅子が必要です。上り下りの際は十分に注意してください。
中性洗剤は食器用洗剤を水で薄めたものでもOKです。また、マイクロファイバータオルがなくても普通のタオルでも大丈夫です。ただ、マイクロファイバータオルはタオルの繊維が付きにくいのでおススメしています。

いざ!!換気扇カバーOPEN。

換気扇によって固定方法も異なります。よく観察してもらい、ツメがある場合はそこに指をひっかけて外します。またはワイヤーでひっかけてあり、ただ下に引っ張るだけで外れるカバーもあります。ネジで固定されている場合は、ドライバーでネジを外してください。

見えない場所はギョッとするほど汚れています

見えない場所ほど汚れの温床。トイレなどは目に見えないトイレットペーパーの繊維が舞い、換気扇に溜まっていきます。フィルターが汚れると換気が十分に行われません。
故障の原因、電気代の上昇、ホコリが上から舞う原因になります。
だからこそ掃除が必要になってきます。

1 掃除機でホコリを吸う

まずはいきなり水拭きなどせずにホコリを掃除機で吸います。いきなり水拭きなどをすると溜まっていたホコリ汚れが天井のクロスについて黒く変色してしまいますので、まずは掃除機で吸えるものは吸いましょう!

2 ジャーッ!!と水洗い

フィルターに付着したホコリが固まっていなければ、流水だけでキレイになります。その場合は、中性洗剤もブラシも必要なし!!ただただ流水で洗い流してください。
流水でキレイにならずまだフィルターにホコリが付着している場合は、次の手順へいきましょう。

3 中性洗剤でつけおき。放置10分。

フィルターのホコリがしぶとい時はぬるま湯に中性洗剤をいれてつけおき。この時についでに換気扇カバーも一緒につけおきしておきましょう。10分程度放置すればホコリもふやけて取りやすくなります!!

4 ブラシで優しく優しくこする

つけおきが終わったら、ブラシでフィルターを優しくこすります。ここでガシガシとブラシでこすってしますとフィルターに穴が開いたり、破れの原因になりますので、気持ち穏やかに優しく優しく。すると、新品のようなフィルターによみがえりました!
洗い終わったらしっかり乾かします。

5 換気扇設置箇所を水拭き

3番目の項目で説明したフィルターをつけおきで10分放置している間に、換気扇取り付け部分を掃除すると時間短縮になりますよ!!マイクロファイバータオルを濡らして絞ります。あとは、しっかり拭いて汚れを取るだけです。
換気扇内部にプロペラがついているパターンもあります。プロペラも水拭きをするか、下に引っ張ると簡単に外れるので、水洗いしてもらって大丈夫です。

6 しっかり乾かして元通りに

換気扇カバー、フィルター、取り付け部分(プロペラがある方はプロペラも)どこもマイクロファイバータオルで乾拭きをします!濡れたままで設置してしまうと、水分にホコリがつき、すぐに汚れの原因となりますので、しっかり乾いたのを確認して元に戻してください。
換気扇カバーが落ちてこないようにカチッとはまっているか必ず確認してくださいね。

7 掃除回数を減らすコツ

最後に、市販されているホコリとりフィルターを付けるのをおススメします!
このホコリとりフィルターを付けていれば、今回のように分解して丸洗いする掃除は年に1回~2回で十分です。しかし、ホコリとりフィルターをつけていなかったら、2か月~3か月のペースで掃除をして頂きたいです。最近は100均にも売ってますので、掃除をラクにするためにもおススメします。

さいごに・・・

高い場所の掃除はついつい億劫になってしまいがちです。私も「よし!やるか!」と気合をいれないとなかなか重い腰があがりません。しかし、放置すればするほどホコリは蓄積されて、より掃除が大変になってきてしまいます。
隙間時間を見つけて是非やってみてください!

記事を書いたのは・・・坂田亜希
家事代行業ハウスクリーニング士。キレイにすることが大好き。家事代行を通して、お客様の日々の掃除の負担を減らし、時間と気持ちにゆとりを生み出すこと意識しております。洗剤や道具の上手な使い方などを発信していきます。

※使用上の注意をよく読んだうえでご利用ください。

 
 

PICK UP ピックアップ

TOPICS 人気トピックス

RECOMMEND