チョコレートとアーモンド

【管理栄養士監修】気になる「アーモンドチョコ」のカロリーや炭水化物量とは?食べる際に押さえるべきポイントを紹介

2022/07/18

この記事では「アーモンドチョコ」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などカロリーがとくに気になるときに取り入れたい食べ方などについてもご紹介します。

なお、文中のカロリー値は文末に載せた参考データを元にしています。(一部、参考データを元に独自計算をしている場合もあります。)

管理栄養士、食生活アドバイザー。一女のママで出張料理、料理教室、講演、栄養相談も手掛けるほか、ライターとして...

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アーモンドチョコを食べると太りやすい?

アーモンドチョコは、砂糖液をかけたアーモンドに、チョコレートをからめたお菓子です。

低糖質なアーモンドの比率が高いため、チョコレートだけのものに比べるとカロリーが気になる場合でも取り入れやすいでしょう。

しかし、1粒あたりのカロリーが高くなくても、食べすぎはカロリー過多を招く恐れがあるため食べる量には注意が必要です。上手に取り入れるために、ぜひ本記事で紹介するポイントを押さえましょう。

アーモンドチョコ1食分のカロリー

アーモンドチョコ1粒(4.6g)あたりのカロリーは、21kcalです。1粒の重量が少ないため、カロリーはそう高くはありません。

しかし、小さいと物足りなく、つい食べ進めてしまうこともあるでしょう。また、個包装ではなく箱にまとめて入ったタイプのアーモンドチョコは、量が把握しにくく食べすぎてしまうこともあります。

そのため、量が把握できるように個包装のものを選ぶなど、食べる量が把握しやすいように工夫するといいでしょう。

アーモンドチョコの炭水化物量は?

アーモンドチョコ1粒(4.6g)あたりの炭水化物量は、2.11gです。通常のミルクチョコレートの炭水化物量を同分量で算出した場合、2.57gになります。

このことから、アーモンドチョコは通常のチョコレートに比べると炭水化物量の値が低く、炭水化物量が気になる場合でも比較的取り入れやすいと言えます。

アーモンドチョコを食べることで期待できる効果

アーモンドチョコを食べることで、チョコレートだけでなくアーモンドの栄養素も摂取できます。

ここからは、アーモンドチョコを食べることで期待できる効果を3つ紹介していきます。より効果的に栄養素を取り入れられるよう、ぜひ参考にしてみてください。

抗酸化作用

チョコレートにはカカオポリフェノールが含まれており、アーモンドにはビタミンEが豊富に含まれています。

このどちらの栄養素にも抗酸化作用があり、活性酸素の働きを抑え、細胞膜の酸化を防止する働きがあります。そのため、若々しく健康な体を保つことが期待できます。

腸内環境の改善

アーモンドには、食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維には、腸内環境を改善する働きが期待できます。

腸内環境の改善は便通の改善だけでなく、栄養素の吸収や老廃物の代謝と深く関わっており、食後の血糖値や血中コレステロールの上昇を抑えてくれます。そのため、食物繊維はカロリーが気になる場合でも、積極的に取り入れたい栄養素と言えるでしょう。

血圧が上がりにくい

チョコレートに含まれるカカオポリフェノールは、継続的にとり入れることで血圧が上がりにくくなる効果が期待できます。カカオポリフェノールに、血管内の炎症を抑えて血管を広げる働きがあることがその理由と考えられています。

血圧が上がりにくくなると動脈硬化の防止に繋がるほか、そのほかの生活習慣病の予防にもなります。健康レベルの向上を期待できるという点において、食事習慣のなかに取り入れたい栄養素と言えるでしょう。

アーモンドチョコを食べるときのポイント

アーモンド チョコレート ボール
Nedim_B/gettyimages

アーモンドチョコは1粒単位のカロリーは低いものの、つい食べ進めてしまうこともあるため、食べる際には工夫が必要です。

ここからは、アーモンドチョコを食べるときのポイントを4つ紹介します。上手に取り入れられるよう、ぜひ参考にしてみてください。

食べる量を決める

アーモンドチョコを食べる際は、あらかじめ食べる量を決めましょう。あらかじめ食べる量だけ取り出しておくことで、量を把握できないことによる食べすぎを防止できます。

一般的に、1日の間食の目安は200kcal程度と言われています。アーモンドチョコ1粒あたりのカロリーは21kcalであるため、9粒以内に留めておくといいでしょう。なお、アーモンドチョコの種類によっては1粒のサイズが大きいものもあるため、カロリー表示を確認し、適量におさまるように量を調整しましょう。

午後3時ごろに食べる

アーモンドチョコを食べる際は、午後3時ごろに食べるようにしましょう。午後3時は、体に脂肪を溜め込む働きのあるタンパク質の一種が減少するため、食べたものが脂肪として蓄積されにくい時間帯です。

逆に、夜になるとこのタンパク質は増加し、さらに夜は活動量も少ないため、摂取したエネルギーが消費されないまま脂肪として蓄積されやすくなります。そのため、アーモンドチョコを食べる際は、午後3時ごろに食べるのがおすすめです。

高カカオのアーモンドチョコを選ぶ

アーモンドチョコを食べる際は、高カカオのアーモンドチョコを選びましょう。高カカオのアーモンドチョコには、通常のアーモンドチョコに比べ、カカオポリフェノールが豊富に含まれています。そのため、通常のチョコレートよりも、効率的に栄養素を摂取しやすくなります。

また、高カカオのチョコレートの方が砂糖の割合が減ることで炭水化物量が少なくなるため、ダイエット向きと言えるでしょう。

ゆっくり噛んで食べる

アーモンドチョコを食べる際は、ゆっくり噛んで食べましょう。1粒ごとによく噛んで時間をかけて食べることにより、満腹中枢が刺激されるため、食べる量が少量でも満腹感を得やすくなります。

早食いが肥満に繋がると言われているのは、この満腹中枢が刺激される前に食べすぎてしまうためです。そのため、ゆっくりと噛んで食べることにより、食べすぎを防ぎやすくなります。また、よく味わうことにも繋がるため、満足感も得やすくなるでしょう。

アーモンドチョコのカロリーや炭水化物量について知り、食べ方を工夫しよう!

本記事では、アーモンドチョコのカロリーや炭水化物量、食べる際のポイントなどを紹介しました。

アーモンドチョコは食べすぎには注意が必要であるものの、美容や健康に役立つ栄養素を含んでいるため、上手に取り入れていくことをおすすめします。

ぜひ、この記事で紹介したアーモンドチョコのカロリーや炭水化物量を参考に、食べ方を工夫してみてはいかがでしょうか。

■記事監修・・・

管理栄養士・ゆかりさん

管理栄養士、食生活アドバイザー。4歳女児のママで出張料理、料理教室、講演、栄養相談も手掛けるほか、ライターとしても活動。


参考サイト

 
 

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