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【管理栄養士監修】気になる「チーズタルト」のカロリーや炭水化物量とは?食べる際に押さえるべきポイントを紹介

2022/07/21

この記事では「チーズタルト」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などカロリーがとくに気になるときに取り入れたい食べ方などについてもご紹介します。

なお、文中のカロリー値は文末に載せた参考データを元にしています(一部、参考データを元に独自計算をしている場合もあります)。

管理栄養士、食生活アドバイザー。一女のママで出張料理、料理教室、講演、栄養相談も手掛けるほか、ライターとして...

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チーズタルトを食べると太りやすい?

チーズタルトは、濃厚なフィリングをタルト生地に敷き詰め焼き上げた、フランス発祥のお菓子です。

トッピングが無くシンプルな見た目ですが、カロリーは高い傾向にあります。そのため、食べる量の調整や作り方などに工夫が必要でしょう。

上手に取り入れるために、ぜひ本記事で紹介するポイントを押さえておくと良いでしょう。

チーズタルト1食分のカロリー

チーズタルトは、1個(74.2g)あたりで271kcalです。

他の代表的なタルトである、いちごタルトのカロリーは、1個(116.1)gあたりで266kcal、チョコタルトのカロリーは、18cm型8等分(77.2g)あたりで366kcalとなります。

チーズタルトは、いちごタルトに比べてカロリーが高くチョコタルトよりは低くなっています。ただし、間食としてはいずれも高カロリーなので、食べ方に注意が必要と言えます。

チーズタルトの炭水化物量は?

チーズタルト1個(74.2g)あたりの炭水化物量は、22gです。いちごタルトの炭水化物量は、1個(116.1g)あたりで37.06g、チョコタルトの炭水化物量は、18cm型8等分(77.2g)あたりで26.76gとなります。

炭水化物量で比較すると、この中ではチーズタルトが一番少なくなっていることがわかります。

チーズタルトを食べるときのポイント

皿の上に焼きチーズタルト
kaorinne/gettyimages

チーズタルトはカロリーが高いものの、食べ方や作り方を工夫することで、カロリーが気になる場合でも取り入れやすくなります。

ここからは、チーズタルトを食べるときのポイントを紹介していきます。上手に取り入れられるよう、ぜひ参考にしてみてください。

クリームチーズを他の食材に置き換える

チーズタルトを作るときは、クリームチーズを他の食材に置き換えましょう。クリームチーズに置き換えられる食材には、ヨーグルトやカッテージチーズなどがあります。

チーズタルト1個あたりにはクリームチーズが25g使用されており、カロリーに換算すると87kcalになります。しかし、同分量のヨーグルトの場合は16kcal、カッテージチーズは27kcalとなります。

そのため、脂質の多いクリームチーズの半分だけでも、低脂質なヨーグルトやカッテージチーズに置き換えることで、見た目を変えずにカロリーを抑えることができるでしょう。ヨーグルトを使う場合は水分を多く含むため、あらかじめ水切りをしておくと扱いやすいでしょう。

砂糖を低カロリー甘味料に置き換える

チーズタルトを作るときは、砂糖を低カロリー甘味料に置き換えましょう。

低カロリー甘味料とは、体の中で消化吸収されにくかったり、少量でも強く甘味を感じさせるという特徴があります。オリゴ糖、エリスリトールと書かれたものや、羅漢果という果物から抽出された甘味料などがそれに当たります。

チーズタルトには砂糖が8.8g使用されており、カロリーに換算すると34kcalになります。これを低カロリー甘味料に置き換えると、チーズタルトのカロリーを抑えることに役立つでしょう。

大きさや種類を選ぶ

手作りできない場合は、できるだけ小さいサイズを選んだり、カロリー表示のあるチーズタルトを選ぶようにしましょう。

太りにくい間食の目安は200kcalとされているため、その範囲に収まるようにチーズケーキの量を抑えることが大切です。使われている原材料によっては、小さくても高カロリーなことがあるため、サイズや表示を確認するようにしましょう。

食後のデザートとして食べる

チーズタルトを食べるタイミングは、食後のデザートとして食べるのがおすすめです。

炭水化物から食物繊維を引いたものを糖質と呼びますが、チーズタルトには食物繊維があまり含まれておらず糖質が多くなっています。

糖質の多いものを空腹時に食べると、血糖値は急上昇しやすくなります。血糖値が急上昇するとホルモンの働きにより体に脂肪が溜め込まれやすくなるため、チーズタルトを食べるときは、空腹状態を避けて食後などのタイミングに食べると良いでしょう。それにより、血糖値の急上昇を抑えるだけでなく、少ない量でも満足感が得やすくなります。

夕方以降に食べない

チーズタルトはおやつよりも食後に食べるのをおすすめしましたが、夕食の後などの遅い時間帯は避けるようにしましょう。

一般的には、日中に活動しエネルギー消費量が多くなっていますが、夜にかけて活動量とともにエネルギー消費量は減っていきます。使われずに余ったエネルギーは脂肪として蓄えられてしまいやすいため、できれば夕食以外のタイミングで食べることをおすすめします。

チーズタルトのおすすめアレンジレシピ

チーズタルトは高カロリーのため、食べる際には注意が必要です。しかし、手作りすることでカロリーが調整できるため、カロリーが気になる場合でも取り入れやすくなるでしょう。

ここからは、チーズタルトのおすすめアレンジレシピを3つ紹介していきます。少しでもカロリーを抑えたい場合は取り入れてみてください。

おすすめレシピ1:豆腐チーズタルト

出典:E・レシピ

あっさりと軽く、口溶けが良い食感のチーズタルトです。クリームチーズの代わりにカッテージチーズと豆腐を使用することで、カロリーを抑えつつ食べごたえもキープできるでしょう。

あっさりとしたおいしさで、おやつや食後のデザートなど様々なシーンで食べやすい一品です。

おすすめレシピ2:簡単バナナタルト

出典:E・レシピ

食べたいときにすぐに作れる、簡単なチーズタルトです。材料を混ぜ合わせて市販のミニタルトに盛り付ければ完成するため、手軽に取り入れられるでしょう。

見た目の華やかさと食べごたえの両方が叶うため、カロリーが気になる場合でも満足感が得られる一品です。材料は2人分となっていますが、カロリーが気になる場合は少なめに作るといいでしょう。

おすすめレシピ3:簡単ミニチーズタルト

出典:E・レシピ

甘さ控えめで食べやすいサイズのチーズタルトです。高カロリーな材料を使っていますが、食べる量が多くないので取り入れやすくなっています。

手軽ながらも、ヨーグルトの酸味とチーズの濃厚さがマッチした一品です。

チーズタルトのカロリーや炭水化物量について知り、食べ方を工夫しよう!

この記事では、チーズタルトのカロリーや炭水化物量、食べるときのポイントなどを紹介しました。

チーズタルトは高カロリーではあるものの、食べ方や作り方を工夫することで、カロリーが気になる場合でも取り入れやすくなります。

ぜひ、この記事で紹介したチーズタルトのカロリーや炭水化物量を参考に、食べ方を工夫しながら取り入れてみてはいかがでしょうか。

■記事監修・・・

管理栄養士・ゆかりさん

管理栄養士、食生活アドバイザー。4歳女児のママで出張料理、料理教室、講演、栄養相談も手掛けるほか、ライターとしても活動。


参考サイト

 
 

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