気になる「ベーコンエピ」のカロリーや炭水化物量とは?食べる際に押さえるべきポイントを紹介
2022/10/22
この記事では「ベーコンエピ」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などカロリーがとくに気になるときに取り入れたい食べ方などについてもご紹介します。
なお、文中のカロリー値は文末に載せた参考データを元にしています(一部、参考データを元に独自計算をしている場合もあります)。
ベーコンエピを食べると太りやすい?
ベーコンエピは、フランスパンのようなハードな食感のパン生地にベーコンを入れ、麦の穂のような形に焼き上げたパンです。
ベーコンエピは、バターやベーコンなどの高カロリーな食材が使われているため、カロリーは高い傾向にあります。そのため、カロリーが気になる場合は、食べる際に注意が必要です。
ベーコンエピを上手に取り入れるには、この記事で紹介するポイントを押さえておくと良いでしょう。
ベーコンエピ1食分のカロリー
ベーコンエピ1個(203.25g)あたりのカロリーは、537kcalです。このカロリーは、パン生地にベーコンを2枚ほど使用した場合のカロリーになります。
ベーコンエピはハード系でシンプルな見た目のため、ヘルシーに思う方も多いでしょう。しかし、バターやベーコンなどの高カロリーな食材が使われているため、カロリーが高い傾向にあります。
ベーコンエピの炭水化物量は?
ベーコンエピ1個(203.25g)あたりの炭水化物量は、75.3gです。
炭水化物量が気になる場合は、カロリー同様、食べる際に注意が必要でしょう。
そもそも「エピ」とは
「エピ」とは、フランス語で麦の穂という意味で、フランスパンの代表であるバゲットと基本的に同じ材料でつくられているため、フランスパンの一種とされています。ベーコンエピは、このエピにベーコンなどが入ったパンです。
また、ベーコンエピのポイントは、左右交互に入った切れ目にあります。切れ目を入れることにより、火がしっかり通り表面が硬めの食感に焼き上がります。ちぎっても食べやすいため、シェアして食べたい場合にもおすすめです。
ベーコンエピを食べる際のポイント
ベーコンエピはカロリーや炭水化物量が少ないとは言えないため、ダイエット中などの場合は食べ方やつくり方を工夫することが大切です。
ここからは、ベーコンエピを食べる際のポイントを6つ紹介していきます。上手に取り入れられるよう、ぜひ参考にしてみてください。
全粒粉やライ麦使用のものを選ぶ
ベーコンエピを食べるときは、全粒粉やライ麦が使用されたものがおすすめです。全粒粉やライ麦には食物繊維が多く含まれ、血糖値の上昇速度が遅い低GI食品であるため、食後の血糖値の急上昇を抑えてくれます。
さらに、一般的な精製された小麦粉に比べて消化や吸収も緩やかなので、腹持ちが良くなって食欲を抑えやすくなるでしょう。
手づくりをするときは使用するベーコンやバターの量を控えめにする
ベーコンエピを手づくりするときは、高カロリーなベーコンやバターの量を控えめにしましょう。
ベーコンエピに使用されるベーコン25.5gあたりのカロリーは、104kcalに及びます。また、バターもベーコンエピのカロリーの多くを占めており、7.5gあたり56kcalとなります。
ダイエットなどでカロリーが気になる場合は、バターなどの油なしで作れるレシピを利用したり、低カロリーなベーコンを使用して手づくりすると良いでしょう。
食物繊維を含む野菜などを先に食べる
ベーコンエピを食べる際は、食物繊維を含む野菜、豆類、海藻、きのこ、こんにゃくなどを先に食べるようにしましょう。食物繊維には、消化吸収を緩やかにし、血糖値の急上昇を防ぐ効果が期待できます。
さらに、余分な糖質や脂質の吸収を抑えたり排出させる働きもあるため、カロリーが気になる場合は積極的に取り入れたい栄養素と言えるでしょう。
野菜の中ではごぼうや、ほうれん草、モロヘイヤなどの青菜にとくに多く食物繊維が含まれているため、おかずやスープなどで摂り入れることをおすすめします。
よく噛んで食べる
ベーコンエピを食べる際は、よく噛んで食べましょう。
よく噛んで食べることで、食事が少量でも満腹中枢が刺激されて満腹感を得やすくなるため、食べすぎや肥満をはじめとした生活習慣病の予防に役立ちます。
また、ゆっくり食べることは味わうことにも繋がり、食べ物の食感や風味を感じられるため、食べたときの満足感もより得られるようになるでしょう。
紅茶を飲みながら食べる
ベーコンエピを食べる際は、紅茶を飲みながら食べましょう。紅茶には、パンやご飯に含まれるでんぷんを分解する酵素の活動を抑える働きがあり、食後の血糖値上昇を抑制することがわかっています。
また、紅茶に含まれるポリフェノールには、脂肪が体内に消化吸収されることを抑える働きもあります。
そのため、紅茶を飲みながらベーコンエピを食べることは、ダイエット中や健康維持に役立つと言えるでしょう。
食べすぎに注意する
ベーコンエピを食べる際は、食べすぎに注意しましょう。何をどれだけ食べたら良いかという適量は、性別や年齢、活動レベルなどによって異なります。
農林水産省によると、活動量の少ない成人女性の場合は、1日に必要なエネルギー量の目安が1,400~2,000kcalとされており、男性は2,000~2,400kcalとなっています。まずは自分の性別や年齢、活動レベルを考え、3食と間食を合わせてエネルギーの摂り過ぎにならないよう自分に合った量を食べましょう。
ベーコンエピのカロリーや炭水化物量について知り、食べ方を工夫しよう!
この記事では、ベーコンエピのカロリーや炭水化物量、食べる際のポイントなどを紹介してきました。
ベーコンエピは、カロリーが高い傾向にあるため食べる際には注意が必要ですが、ポイントを押さえておくことでカロリーが気になる場合でも取り入れやすくなります。
ぜひこの記事で紹介した、ベーコンエピのカロリーや炭水化物量を参考に、食べ方を工夫してみましょう。