この記事では「ベーコンエピ」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などカロリーがとくに気になるときに取り入れたい食べ方などについてもご紹介します。
なお、文中のカロリー値は文末に載せた参考データを元にしています(一部、参考データを元に独自計算をしている場合もあります)。
ベーコンエピを食べると太りやすい?
ベーコンエピは、フランスパンのようなハードな食感のパン生地にベーコンを入れ、麦の穂のような形に焼き上げたパンです。
ベーコンエピは他のパンに比べ小麦粉を多く使用しているため、カロリーは高い傾向にあります。そのため、カロリーが気になる場合は、食べる際に注意が必要です。
ベーコンエピを上手に取り入れるには、この記事で紹介するポイントを押さえておくと良いでしょう。
ベーコンエピ1食分のカロリー
ベーコンエピ1個203.25gあたりのカロリーは、537kcalです。このカロリーは、パン生地にベーコンを2枚ほど使用した場合のカロリーになります。
ベーコンエピはハード系でシンプルな見た目のため、ヘルシーに思う方も多いでしょう。しかし、卵や乳製品を使わない代わりに小麦粉を多く使用しているため、カロリーが高い傾向にあります。
ベーコンエピの炭水化物量は?
ベーコンエピ1個203.25gあたりの炭水化物量は、75.3gです。前述の通り、ベーコンエピは卵や乳製品を使用しない代わりに強力粉や小麦粉を多く使用するため、炭水化物量の値が高くなっています。
そのため、炭水化物量が気になる場合は、カロリー同様、食べる際に注意が必要でしょう。
そもそも「エピ」とは
「エピ」とは、フランス語で麦の穂という意味で、フランスパンの代表であるバゲットと基本的に同じ材料でつくられているため、フランスパンの一種とされています。ベーコンエピは、このエピにベーコンなどが入ったパンです。
また、ベーコンエピのポイントは、左右交互に入った切れ目にあります。切れ目により、火がしっかり通り、特徴である固めの食感に焼き上がります。ちぎっても食べやすいため、シェアして食べたい場合にもおすすめです。
ベーコンエピを食べる際のポイント
ベーコンエピ1個203.25gあたり537kcalと、ベーコンエピは低カロリーとは言えないため、食べ方やつくり方を工夫することが大切です。
ここからは、ベーコンエピを食べる際のポイントを6つ紹介していきます。上手に取り入れられるよう、ぜひ参考にしてみてください。
全粒粉やライ麦使用のものを選ぶ
ベーコンエピを食べるときは、全粒粉やライ麦使用のものを選びましょう。全粒粉やライ麦は、低GIといって血糖値の上昇速度が低い食品であるため、血糖値の上昇を緩やかにできます。
これにより消化と吸収が緩やかになり、腹持ちが良くなるため、満足感が得られるでしょう。
手づくりをするときは使用するベーコンやバターの量を控えめにする
ベーコンエピを手づくりするときは、ベーコンやバターの量を控えめにしましょう。ベーコンエピには、ベーコンが25.5g使用されており、カロリーに換算すると104kcalに及びます。
また、バターもベーコンエピのカロリーの多くを占めており、7.5gあたり56kcalとなります。ベーコンエピは卵や乳製品を使用しないため、ベーコンやバターがカロリーに大きく影響するのです。
このように、ダイエットなどのカロリーを気にしている方は使用する材料を工夫し、カロリーを調整できるよう手づくりすると良いでしょう。
食物繊維などが含まれた野菜を先に食べる
ベーコンエピを食べる際は、食物繊維などが含まれた野菜を先に食べましょう。食物繊維には、消化吸収を緩やかにしてくれる作用があるため、血糖値の急上昇を防ぐ効果があります。
さらに、余分な糖質や脂質の吸収を抑え排出させる働きがあるため、カロリーが気になる場合は積極的に取り入れたい栄養素と言えるでしょう。
ごぼうやキャベツ、白菜などの野菜には食物繊維が多く含まれているため、おすすめです。
よく噛んで食べる
ベーコンエピを食べる際は、よく噛んで食べましょう。
よく噛んで食べることで、食事が少量でも満腹中枢が刺激され、満腹感を得やすくなるため、食べすぎや肥満防止に役立ちます。
また、ゆっくり食べることは味わうことにも繋がり、食べ物の食感や風味を感じられるため、満足感も得られるでしょう。
紅茶を飲みながら食べる
ベーコンエピを食べる際は、紅茶を飲みながら食べましょう。紅茶には、パンやご飯に含まれるでんぷんを分解する酵素の活動を抑える働きがあり、食後の血糖値上昇を抑制できます。
また、紅茶に含まれるポリフェノールは、脂肪が体内に消化吸収されることを抑える働きもあります。
そのため、紅茶を飲みながらベーコンエピを食べることは、カロリーが気になる場合に効果的と言えるでしょう。
食べすぎに注意する
ベーコンエピを食べる際は、食べすぎに注意しましょう。何をどれだけ食べたら良いかという適量は、性別や年齢、活動レベルなどによって異なります。
農林水産省によると、活動量の少ない成人女性の場合は、1日に必要なエネルギー量の目安が1,400~2,000kcalとされており、男性は2,000~2,400kcalとなっています。まずは自分の性別や年齢、活動レベルを考え、食べすぎないよう自分に合った量を食べることが大切でしょう。
ベーコンエピのカロリーや炭水化物量について知り食べ方を工夫しよう!
この記事では、ベーコンエピのカロリーや炭水化物量、食べる際のポイントなどを紹介してきました。
ベーコンエピはカロリーが高い傾向にあるため、食べる際には注意が必要ですが、ポイントを押さえておくことで、カロリーが気になる場合でも取り入れやすくなります。
ぜひこの記事で紹介した、ベーコンエピのカロリーや炭水化物量を参考に、食べ方を工夫してみましょう。