気になる「たまごボーロ」のカロリーや炭水化物量とは?食べる際に押さえるべきポイントを紹介
2022/10/23
この記事では「たまごボーロ」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などカロリーがとくに気になるときに取り入れたい食べ方などについてもご紹介します。
なお、文中のカロリー値は文末に載せた参考データを元にしています(一部、参考データを元に独自計算をしている場合もあります)。
たまごボーロを食べると太りやすい?
たまごボーロをつくる際に油を使わないケースが多いことや、食べる量を調整しやすいことから、ダイエット中やカロリーを気にしている方の間食に向いているお菓子といえます。
しかし1粒1粒が小さくて口どけが良いことから、満腹感が得られにくいので食べ過ぎてしまう可能性があります。その場合は、カロリーなどの過剰摂取の心配があるので注意しましょう。
たまごボーロ1個分のカロリー
たまごボーロ1個分(2.5g)のカロリーは9kcalです。これは、片栗粉、スキムミルク、砂糖、卵を材料に使った場合の数値です。
他の材料を加えたり片栗粉以外の粉類を用いる場合は、カロリーが変動します。
たまごボーロの炭水化物量は?
たまごボーロ1個分(2.5g)の炭水化物量は1.75gです。
炭水化物を大きく分類すると、糖質と食物繊維に分けることができますが、たまごボーロの炭水化物は全て糖質にあたります。また、タンパク質や脂質よりも一番多く含まれているため、糖質を気にしている方は食べ過ぎに注意しましょう。
たまごボーロの特徴
乳児のおやつとしても用いられるたまごボーロですが、その特徴についてはあまり知らないという方も多いのではないでしょうか。
ここでは、たまごボーロの特徴について説明します。たまごボーロの特徴を理解し、たまごボーロを購入する際や食べる際の参考にしてみましょう。
材料がシンプルで低脂質
1つめの特徴は、材料がシンプルで低脂質なことです。
たまごボーロは乳児のおやつとしても用いられる食べ物のため、主な材料は片栗粉、卵、砂糖と非常にシンプルです。
また、一般的にバターや油などを使用しない場合が多いため、脂質が多くなりにくいという特徴もあります。
種類が豊富
2つめの特徴は、種類が豊富であることです。
市販のたまごボーロには様々な味の種類があり、いちご味や抹茶味など、大人も楽しめるお菓子として専門店も存在しています。また、カルシウム強化タイプなどの、特定の栄養素を強化したたまごボーロもあります。
自分が積極的に摂り入れたい栄養素や好みによって選べるのも、たまごボーロの特徴です。
手づくりしやすい
3つめの特徴は、手づくりしやすいことです。
たまごボーロと聞くと市販されているイメージがありますが、材料が少なくて揃えやすく、つくり方も簡単であるため家庭で手づくりすることができます。手づくりであれば甘さなどの調節もしやすく、少しでもカロリーを抑えたり自分好みにアレンジすることが可能です。
たまごボーロを食べるときのポイント
カロリーの低さから、ダイエット中でも間食として取り入れやすいたまごボーロですが、優しい甘みで軽い口どけであることから、ついつい食べ過ぎてしまうという方も多いのではないでしょうか。
ここでは、たまごボーロを食べるときのポイントについて説明します。適切な量のたまごボーロを食べるための工夫や、食べる際に気に留めておくべき点を学びましょう。
食べる量をあらかじめ決める
たまごボーロを食べる際は、食べる量をあらかじめ決めておくようにしましょう。
口どけが軽いたまごボーロは、噛まずに食べてしまいやすくお腹に溜まりにくいため、ついつい食べ過ぎてしまいがちです。また、1粒1粒が小さいため、だらだらと食べているうちにいつのまにか大量に食べてしまうということにもなりかねません。
間食の適量は、一般的に1日に200kcal程度とされています。ダイエット中は1日の摂取エネルギーが消費エネルギーを超えないよう、間食も含めて調節する必要があるため、食べる分のたまごボーロだけをお皿に取り分けたり、小袋タイプを選んだりして、食べ過ぎを防ぎましょう。
食べる時間を意識する
たまごボーロを食べる際には、食べる時間も意識してみましょう。
『3時のおやつ』という言い方があるように、午後3時は脂肪を溜めこむ働きのあるBMAL1(ビーマルワン)という体内のたんぱく質が1日の中で最も少なくなるといわれており、食べた物が脂肪になりにくい時間帯です。たまごボーロを間食として食べるのであれば、午後3時までに食べるよう心がけましょう。
夕食後は、昼と比べて活動量が少ないため食べ物で得たエネルギーを消費しにくく、BMAL1が増加して脂肪として蓄積されやすくなるため、夜間にたまごボーロを食べることは控えましょう。
緑茶を飲んでから食べる
たまごボーロは、牛乳やコーヒーとともに食べるのではなく、緑茶を飲んでから食べるようにしましょう。
糖質が多い食べ物を摂取すると血糖値が急上昇しやすく、血糖値を下げるためにインスリンが多く分泌されます。このインスリンには血中の糖分を脂肪に換えて体内に溜めこむ働きがあるため、急激な血糖値の上昇は脂肪を増やす原因になるのです。
緑茶に含まれるポリフェノールの一種であるカテキンは、食前に飲むことにより食後の腸からの糖の吸収を抑え、血糖値の上昇を穏やかにする働きがあります。そのため、血糖値が気になっていたりダイエット中の方は緑茶をうまく組み合わせるようにしましょう。
砂糖をてんさい糖に置き換える
たまごボーロを手づくりする際には、砂糖をてんさい糖に置き換えてみましょう。
茶色のてんさい糖は、まろやかでコクのある甘みが特徴で、砂糖(上白糖やグラニュー糖)には含まれないオリゴ糖が含まれています。オリゴ糖は、腸内でビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌のエサになることで知られており、腸内環境を整える効果が期待できます。
また、カリウム、カルシウム、リン等のミネラルをてんさい糖から摂取できるのも注目すべきポイントです。カリウムは塩分の摂り過ぎを調節して高血圧を防いだり、カルシウムは骨や歯をつくる材料となるなど、ミネラルは健康な体を維持していくうえで大切な役割を担っています。
たまごボーロのカロリーや炭水化物量について知り、食べ方を工夫しよう!
たまごボーロは低カロリーで、ダイエット中の間食にも比較的取り入れやすいお菓子ですが、食感が軽く、1つ1つの粒も小さいため、食べ過ぎてしまいやすいという心配があります。
たまごボーロのカロリーや炭水化物量について知り、食べる際には小皿に取り分けて食べ過ぎを防いだり、食べる時間を考えるなどの工夫をしながら、ダイエット中にもたまごボーロを取り入れてみましょう。