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「そこはプロにお願いしなきゃダメ!」な掃除をハウスクリーニングのプロに聞いた

2022/02/01

ついつい掃除の熱が入りすぎて、いつもはしないところまで掃除の手をのばしていることはありませんか。でもちょっと待ってください。ある一線を超えると、一般の人では手に負えないところがあるそうです。

そこで今回は、「ここはプロにまかせなくちゃいけない」という部分をハウスクリーニングのプロに聞きました。

WEBや雑誌などで散歩関係の記事を書いているフリーライター。主な著書に『歩考力』(ナショナル出版)、『思考・...

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エアコンはフィルターまでならOKだけど内部はNG

エアコンは定期的に掃除をしないと冷房効率が悪くなり、電気代も高くなると言われています。しかし、一般の人は、取り外せるフィルターや排出口などを掃除する程度にとどめておくほうがいいそうです。

最近はテレビなどでもプロがエアコン内に水を流して掃除している映像が流れることがありますが、それを一般の人が真似てエアコン本体を壊してしまうことがあるそうです。

エアコンのユニット内には電子装置があり、そこに水がかかってしまうと故障の原因に。プロは機種別にどういうところに水がかかるといけないかがわかっているので、キチンとカバーしながら水を流せるそうです。

ちなみに掃除を頼むのは1、2年に一度程度でOK。できればシーズンオフに当たる春・秋が混まなくていいそうですよ。

温水洗浄便器、ノズルまではOKだけど内部はNG

日本の電子ビデ付きの近代的なハイテクトイレ。業界のリーダーは最近、日本の便器の看板基準について合意しました。
supawat bursuk/gettyimages

トイレ掃除しているなかでも気になるのが温水洗浄便座ではないでしょうか。ブラシなどでノズル部分を掃除するのはOKです。また、温水洗浄便座を取り外した裏側なども掃除して大丈夫です。ダメなのは、電子機器部分を開けて掃除すること。エアコン同様、水などがかかると故障の原因になるからです。

トイレタンクの外側はOKだけど内部はNG

トイレで温水洗浄便座以外にも気をつけたいところが、水を入れているタンクです。外側の汚れを拭き取るのはいいのですが、中を開けて装置の掃除はやめたほうがいいそうです。また、掃除をしているときにタンク内に洗剤を流し込んでしまうのも気をつけたいところ。洗剤を入れることで故障の原因になるそうです。

NGポイントを見分けるシンプルなコツ

どんなものでも共通して言えるのは、カンタンに外れるものは基本的に自分で掃除しても大丈夫。たとえば、ガスレンジなら五徳、エアコンならフィルターなど。

一方で、ネジどめされているようなものを開けて、内部も洗うのはやめたほうがいいでしょう。もちろんすべてNGということではありませんが、ネジでとめるほど厳重に管理されているものには、そうしている理由があるわけです。うかつに触れないのがいちばんでしょう。

「そこはプロに!」のまとめ

ハウスクリーニングのプロによれば、掃除は一線を越えてしまうと、後戻りができないとのこと。つまり、一般の人が掃除によって機械などは壊してしまう可能性があるということです。

迷った場合はプロに聞いてみるのがいちばん。自分でやれるところはこまめに掃除、プロに任せるところはプロに、というのがいいようです。


◆監修・文/増田剛己
WEBや雑誌などで散歩関係の記事を書いているフリーライター。主な著書に『歩考力』(ナショナル出版)、『思考・発想にパソコンを使うな』(幻冬舎新書)などがある。

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