【連載】親子でエプロンの日 「ひな祭りのおやつ作り」にチャレンジ!

2017/09/26

3月3日はひな祭り。紅、白、緑色といった、ひし餅と同じ3色を使ったおやつなら、幼児からチャレンジできますよ。時間をおくと硬くなるので、食べる直前に作るのがおすすめです。

1.白玉粉に水を混ぜます

大人が白玉粉に水を加えてこねます。水はやや少なめからスタートし、耳たぶくらいの柔らかさになるまで調整して。半量を取り分け、抹茶や抹茶オーレの粉末、青汁の素などを混ぜて緑に色づけします。

2.丸めてだんごの形にしましょう

大人がまず見本を見せてから、親子でくるくる丸めましょう。大人が取り分けてから子どもに渡すと、だんごの大きさが均等になってスムーズ。

3.だんごをゆでます

ゆでるのは大人の担当。沸騰した湯に2のだんごを静かに入れ、浮いてきたら冷水にとります。ざるに上げて、水けをきります。

4.皿にだんごと いちごを飾ればでき上がり!

3のだんごの粗熱が取れたら、子どもの出番。皿にだんごとへたを取ったいちごを好きなように盛りつけましょう。好みであんを添えたら完成。

<3~4歳くらいからおすすめ>

白玉粉を手のひらでくるくると丸めるのは、子どもが大好きな作業です。最後の盛りつけも幼児からできることなので、ぜひ任せてみましょう。

<小学生になったら>

和パフェ作りにチャレンジ!水加減は大人、こねるのは子ども、鍋を火にかけてだんごを入れ
るのは大人、すくい上げるのは子どもなど、多くの作業に子どもが関われるように。また、チョコ菓子のトッピングなどでアレンジして、和パフェを作ってみても。

【プロからのアドバイス】

最近はひな祭りもイベントの一種のように扱われることが多いようです。けれど本来、ひな祭りは女の子の成長をお祝いする行事。「大きくなってうれしい」という気持ちを込めて祝いたいですね。子どもにそのことを伝えられれば、形にこだわる必要はありません。必ずしもちらしずしやはまぐりのお吸いものを用意しなくてもいいのです。親子で楽しくお祝いしましょう。

◆食育の専門家 上田淳子さん
料理研究家。雑誌やテレビ出演などで活躍する一方、双子男子の母としての経験を生かしながら、子どもの「食育」についての活動も行う。

撮影/小嶋淑子 スタイリスト/渡部和泉 イラスト/上路ナオ子 構成・文/松崎祐子

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