【野菜のプロ監修】「れんこん」の保存方法は?正しい方法を知りおいしく使い切ろう!
2022/07/09
この記事では、「れんこん」が冷凍・冷蔵・常温それぞれの保存方法に向いているかなど、保存方法について解説しています。また、保存する際のポイントやレシピも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
なお、食材の状態や保存環境によって保存期間は変わります。保存方法にかかわらず、できるだけ早めに消費しましょう。
■記事監修
冷凍?冷蔵?常温?れんこんの適切な保存方法や期間を紹介
れんこんは、調理方法によってシャキッとした歯ごたえが楽しめたり、モッチリとした食感が楽しめたりする食材です。れんこんを購入したらすぐに使い切ることが理想的ですが、余ったとしても保存する方法を工夫することで新鮮な状態でおいしく使い切れるようになります。
ここでは、れんこんの冷凍や常温などの保存方法や期間について紹介しています。参考にしてみてください。
冷凍保存
れんこんは冷凍保存も可能な食材です。れんこんはすぐに変色してしまう野菜ですが、上手に冷凍すれば、変色を防ぎ長期の保存も可能です。
れんこんの皮をむいて切り、酢水にさらした後、水気をペーパータオルなどで拭き取って食品用ラップに包み、ジッパー付きの保存袋に入れてから冷凍保存することで、れんこんの白さが保てるようになるため、試してみてください。
また、なるべくれんこんが空気に触れないようにすることもポイントです。なお、冷凍したれんこんを解凍する場合は、冷凍庫から出して常温で3分ほど置いておくだけです。
常温で置いておくだけで包丁で切れる程度に解凍された状態になるため、料理に合わせて切って使いましょう。用途が決まっていれば、料理に合わせてカットして冷凍しておくと便利です。
冷蔵保存
れんこんは、冷蔵で3日~1週間程度の保存が可能です。長期保存の必要がなければ、冷蔵保存でよいでしょう。
土付きのれんこんの場合は、ペーパータオルやキッチンペーパーを湿らせてれんこんを包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫で保存します。
また、土なしでカットしたようなれんこんの場合は、食品用ラップで包み、それをジッパー付きの保存袋などに入れて冷蔵庫で保存するようにしましょう。
1週間程度の保存をする際には、このような方法で冷蔵保存するのが適しています。ポリ袋などに入れたれんこんは、野菜室で保存するようにしましょう。
常温保存
泥の中で育つれんこんは、乾燥させないようにすることが大切です。室温や乾燥に気をつければ、れんこんを常温で保存することも可能となっています。
冬場の室温の場合は、れんこんが乾燥しないようにキッチンペーパーなどで包んでポリ袋などに空気をふんわり入れながられんこんを入れ、常温で保存しましょう。
常温で保存する場合は、このように低めの室温で乾燥させないようにポリ袋などに空気を入れながられんこんを保存するようにします。また、カットされたれんこんは乾燥しやすいため、常温保存する場合は1節丸ごとポリ袋などに入れて保存するようにしましょう。
れんこんを使ったおすすめレシピ紹介
おせち料理などにも欠かせないれんこんは、揚げ物にしても煮物にしても、さらにすりおろして蒸し物にしても楽しめる食材です。たとえば、れんこんを天ぷらにしてみたり、ピリ辛炒めにしてみたり、新鮮ならばサラダにしてみたりするのも良いでしょう。
ここでは、いろいろな食べ方を楽しめるれんこんを使ったレシピをご紹介します。ぜひ参考にしてれんこんを使った料理を楽しんでみてください。
おすすめレシピ1:豚とれんこんのボリュームきんぴら
「豚とれんこんのボリュームきんぴら」は、シャキシャキのれんこんがご飯に良く合う一品となっています。下ごしらえをして炒め、味付けをしてできあがるまでが20分ほどとなっており、手軽に作れるため、忙しい方はぜひ試してみてください。
また、お好みで粗挽き黒コショウや七味唐辛子を加えてみるのもおすすめです。
おすすめレシピ2:無限れんこん
レンジで作れる「無限れんこん」は、簡単なのにシャキシャキの食感がやみつきになる一品となっています。大量に作って作り置きもできるため、ご興味がある方はぜひ試してみてください。
また、「無限れんこん」は、れんこんと調味料を混ぜ合わせて、電子レンジで加熱するだけで作ることができるため、忙しい方にもおすすめのレシピです。
おすすめレシピ3:れんこんのはさみ焼きカレーじょうゆ
肉をれんこんではさんで焼く「れんこんのはさみ焼きカレーじょうゆ」は、れんこんのシャキシャキ感と肉のジューシー感のコンビネーションが楽しめるレシピとなっています。
カレーじょうゆで仕上げているため、香ばしいカレーの風味も楽しむことができます。また、小口切りの万能ねぎをのせて食べるとさらにおいしく食べられるでしょう。
れんこんの正しい保存方法を知って食材をおいしく使い切ろう!
れんこんは、料理に使うとシャキッとした食感やモチッとした食感など、調理の仕方によって、さまざまな食感が楽しめます。
れんこんを保存する際は、長期間であれば冷凍保存、1週間程度であれば冷蔵保存がおすすめです。また、乾燥を防ぐことができれば常温保存も可能でしょう。
れんこんの正しい保存方法を実践して、いろいろな料理でれんこんの食感を楽しみながら使い切るようにしてみてください。