野菜のプロが教える!旬の「さといも」のおいしすぎる食べ方
2024/10/27
秋から冬にかけて出回る、さといも。やわらかくてとろっとしていておいしいですよね。
定番の煮ものをワンランクアップできる作り方を、野菜ソムリエプロで管理栄養士の小島香住さんに教えてもらいました。
さといもの煮ものは仕上げの「ちょいバター」でワンランクアップ
さといもといえば、煮もので食べるのが定番ですよね。定番かつシンプルな料理なので、材料や作り方を変えることなく食べるかたが多いことと思います。
今回おすすめするのは、基本の作り方は大きく変えずに仕上げにひと工夫するというもの。
火を止める直前に、ひとかけのバターを加えます。
和食にバター?と思われるかもしれませんが、これが仕上がりをワンランクアップさせるのです。
材料
・さといも 400g(10〜15個)
・だし汁 200ml
・しょうゆ 大さじ1
・みりん 大さじ1
・酒 大さじ1
・砂糖 大さじ1
・バター 5g
作り方
(1) さといもは皮をむき、食べやすい大きさにカットする。(ぬめりが気になる場合は、塩でもんで洗い流す。)
(2) 鍋にだし汁、しょうゆ、みりん、酒、砂糖を入れ、(1)を加えて中火にかける。
(3) 煮立ってきたら弱火にして、落とし蓋をし10分煮る。
(4) 10分煮込んだら落とし蓋を外し、煮汁が少なくなるまで煮詰める。
(5) 仕上げにバターをひとかけ加え、鍋をまわすように煮溶かす。
定番の煮ものがグッと本格的に!
さといもの煮ものは家庭でも定番の食べ方ですが、仕上げに加えるひとかけのバターでグッと本格的な味に仕上がります。
香りやコクだけでなく、ツヤも出るので見た目もワンランクアップ。バターが溶けた煮汁はとろみがついて、これだけをごはんにかけて食べたいくらいのおいしさです。
シンプルな料理だからこそ、仕上げに加えるひとかけのバターで差をつけてみませんか。
■執筆/小島香住さん…野菜や果物の専門的な知識をもち発信する""野菜ソムリエプロ""。管理栄養士としての意識も活かし、野菜・果物をおいしく食べてキレイに健康に過ごすための情報を発信している。インスタグラムは@kasumiii.mm。
編集/サンキュ!編集部