いつもの野菜スープが劇的に変わる!?今夜すぐできる定番メニューのひと工夫
2022/11/18
毎日の食事の用意は大変ですが、家族がよろこんでくれたり「また作ってほしい!」といってもらえるとうれしくなります。いつもと同じメニューもおいしいけど、料理にひと工夫するだけでもっとおいしくなる方法も。
今回は管理栄養士でライターのhiroさんに、定番メニューの簡単アレンジを紹介していただきました。
これから寒くなる時期におすすめの身体を温めてくれるレシピは必見です!
豆乳をちょい足し
市販のコンソメスープの素と豆乳で作る家庭の定番メニュー。野菜のうまみが溶けだしたいつもの野菜スープに豆乳を足すだけ。豆乳のやさしい味わいでお腹も心もぽかぽかになりますよ。
女性ホルモンに似た働きをもつ大豆イソフラボンが含まれていることは有名ですが、豆乳は植物性のたんぱく質にも注目。コップ1杯で、たまご約1個分のたんぱく質が含まれています。
身体も温まるので、朝食にもぴったり!
白菜とベーコンの豆乳スープ
[材料]3~4人分
白菜、ベーコン、しめじなどお好みの具材、市販のコンソメの素1個、無調整豆乳200~250ml
[作りかた]
1.白菜、ベーコン、しめじなどお好みの具材は食べやすいサイズにカットし、ひたひたになる程度の水と市販のコンソメの素を加えて中火で加熱し、野菜がしんなりするまで10分ほど煮込む
2.白菜がしんなりしたら、火を止めて豆乳を加えて再び加熱する
沸騰しない程度に温まったら、スープカップに盛りつけて黒コショウやパセリをトッピングする
アレンジ自在のスープに
豆乳スープに小麦粉や米粉でとろみをつけるとシチューにもアレンジできます。そしてチーズをかけて焼けばグラタンに!
いろいろとアレンジの幅が広がると毎日のごはん作りも少し楽になりますよね。
さらに劇的においしくしてくれるひと手間が…生クリーム!
豆乳スープに大さじ1~2加えるだけでびっくりするほどおいしくなります。
少しだけ加えるのがコツ。豆乳のやさしい味わいは残りつつ、クリームのコクがプラスされます。
いつものシチューやコーンスープを作るときに、だまされたと思って試してみてくださいね。
寒い時期にスープがおすすめの理由
単純に身体が温まるという理由もありますが、
・スープに溶けこんだ野菜の栄養を丸ごといただける
・消化にやさしく、身体の負担になりにくい
・乾燥する季節の水分補給になる
野菜に含まれるビタミンの多くは水溶性なので水に溶けてしまいます。溶け込んだ栄養を丸ごといただくことで、身体の免疫力を上げてくれます。
クタクタに煮込まれた野菜は消化の負担が少ないため、夜遅くの食事や夜食、体調を崩したときにもおすすめ。
また夏に比べて水分補給の回数が減るため、食事のときにスープを飲むことで知らずに脱水状態になることを防ぐことができます。
しっかりおいしく食べて、寒い季節を楽しんでいきましょう。
■執筆/hiroさん…管理栄養士、野菜ソムリエの資格を活かした旬の食材を使った簡単レシピや業務スーパーの冷凍食材を使ったアレンジレシピが得意。現在は、ホットケーキミックスを使った簡単スイーツレシピを紹介中。
Instagramのアカウントは@gk_hiroka
編集/サンキュ!編集部