「ベーコン/チャーシューで餅を巻く」という悪魔的アイデアも!あまったお餅の絶品アレンジ5選
2023/01/14
正月用にお餅を買ったのはいいけれど、けっこうあまってしまっていませんか?
でも、ちょっと目先を変えて、いつもとは違った具材、違った味つけにすることで、お餅はじゃんじゃん消費できるのです。今回はそんな絶品お餅アレンジレシピをライターの増田さんが紹介。プロの料理人に聞いて実際に試してみておいしかった順にランキングにしてもらいました。
第1位 おやつやお酒のつまみになる「ベーコン巻き餅」
お餅にベーコンを巻いてフライパンで焼くという「ベーコン巻き餅」は小料理屋の女将さんに教えてもらいました。
じつはお餅は肉との愛称がとてもいいそうです。ベーコ以外でもハムや豚バラ肉を使ってもおいしくなります。
手順はまずはお餅を棒状に包丁で切ります。そこにベーコンを巻きつけ、フライパンに油を入れて焼きます。お餅が柔らかくなってきたら、めんつゆと砂糖を混ぜたタレをかければできあがりです。
とても簡単なのにいただいてみると、あまじょっぱいタレが絶品です。とくにお酒のつまみに最適です。
第2位 食べごたえのある「餅明太バター」
同じく小料理屋の女将さんに教わった「餅明太バター」もとてもおいしかったですね。ふつうの食事としてもいけるお料理になっていると思います。
こちらも作り方はとても簡単。耐熱容器に角切り餅を1個、バター5gを入れ、500Wで1分ほど加熱します。これをよく混ぜたら皿にのせ、明太子をのせて刻み海苔をかけていただきます。バターとお餅、合いますね。そこへ明太子が加わるとバツグンのおいしさになりました。しかもとても簡単にできるのがいいですね。
第3位 止まらないおいしさ「悪魔のチャーシュー餅」
町中華の大将に教えてもらった「悪魔のチャーシュー餅」は、食べ始めると止まらないおいしさでした。
お皿の上に海苔、餅、スライスチーズ、チャーシューをのせて、ブラックペッパーをかけたものをレンジで500W/1分温めます。何個でも食べられちゃいそうな危険なメニューです。
ポイントは最後にかけるブラックペッパーとチャーシューと餅の間にはさむスライスチーズです。簡単なのに驚くほどの旨さです。
第4位 おやつや食事に最適な「稲荷餅」
喫茶店のマスターに教えてもらったのが「稲荷餅」です。ご飯の代わりにお餅を使うものですが、とても簡単にできます。市販の味がついた油揚げを買ってきてもいいのですが、自分でも簡単にできるので、つくってみましょう。
水、醤油、みりんを鍋に入れ、そこへ油揚げを入れます。それでちょっと煮込めばできあがりです。きつねうどんなどの具にもなりますので、多めにつくっておいてもいいでしょう。
できあがった味つきの油揚げを半分に切り、そこへお餅を入れて、電子レンジで温めます。食べる直前にごまをふりかけ、紅生姜を添えていただきましょう。いなり寿司とはまたちがったおいしさですよ。
第5位 おやつにもってこい!もちもちの「餅パンケーキ」
これも喫茶店のマスターに教えてもらいました。「餅パンケーキ」です。パンケーキミックスが足らないときに餅を入れたら意外にもおいしくなったということです。
作り方はまず牛乳200mlと4分割した角餅を耐熱容器に入れてレンジで500W/1分ほど温めます。そこへ200gのパンケーキミックスと卵を入れてよく混ぜます。
これをフライパンに入れて弱火で焼いていくのですが、けっこう焼くのはむずかしいんですね。火を強くすると焦げてしまいますのでご注意。
最後にバターをのせてできあがり。もちもちとした食感が新鮮で、パンケーキとはまたひと味違ったおいしさになります。
まとめ:お餅は簡単アレンジでもっとおいしくなる!
お餅を食べるというと、たいていは雑煮、安倍川餅、磯辺餅などでいただきます。これはこれでおいしいのですが、やはり飽きてきちゃうわけですよ。しかし、お餅はお肉などとも相性がいいので、お餅を使ったお肉料理などもおいしくいただけます。そしてなによりも簡単にできるのがいいですね。
電子レンジで温めるだけの調理で簡単においしいお料理が仕上がります。ぜひみなさんもいろいろな餅アレンジメニューにチャレンジしてみてください。
■監修・文/増田剛己
WEBや雑誌などで散歩関係の記事を書いているフリーライター。主な著書に『歩考力』(ナショナル出版)、『思考・発想にパソコンを使うな』(幻冬舎新書)などがある。