【小林まさみさん】豆腐で一品。すぐできるのに、夕ごはんの完成度爆上がりなんですけど!
2024/02/23
豆腐一丁でささっと作れるのが温奴や豆腐が主役の小鍋。主菜と副菜と汁もののいいとこ取りをしたような一品で、身も心も温まる♪簡単おいしい温奴をご紹介。あんかけ温奴からトッピング温奴まで、気になるメニューから試してみて。
<教えてくれた人>: 料理研究家 小林まさみ
料理研究家。わかりやすく作りやすい料理を提案。鮮魚店の娘として生まれ育ち、魚がおいしい港町を巡る旅が好き。
<教えてくれた人>
・小林まさみさん
身近な材料を使った、簡単で作りやすい料理で大人気の料理研究家。豆腐を愛し、冬は週イチで温かい豆腐料理を食べるほど。
・小林まさるさん
小林まさみさんの義父で、シニア料理研究家。故郷の北海道で食べた、思い出の湯豆腐などを披露。絹ごし豆腐好き。
卵とじ温奴
ふわふわ卵と揚げだまのやさしい味。
●材料(作りやすい分量)
絹ごし豆腐(横に4等分に切る)…1丁
卵(白身が少し残るくらいに溶きほぐす)…2個
揚げだま…大さじ3
[A]めんつゆ(3倍濃縮)…大さじ1
水…1/2カップ
三つ葉(長さ3cmに切る)…適量
●作り方
(1)小さめのフライパンに[A]を入れて混ぜ、豆腐を並べて強めの中火にかける。ひと煮立ちしたらふたをして、ごく弱火で7~8分、豆腐が温まるまで煮る。
(2)(1)に揚げだまを散らして強火で煮立て、溶き卵を中心から外側に回し入れる。ふたをして弱火にし、卵が半熟状になったら器に盛り、三つ葉を散らす。
ベーコントマト温奴
洋風のトッピングで子どもウケ抜群!
●材料(作りやすい分量)
絹ごし豆腐(縦、横半分に切る)…1丁
ベーコン(幅2cmに切る)…2枚
ミニトマト(縦半分に切る)…10個
にんにく(みじん切りにする)…小さじ1/2
[A]ケチャップ、水…各大さじ1
しょうゆ…小さじ1
塩、こしょう…各少々
オリーブ油…大さじ1
●作り方
(1)小鍋に豆腐と、豆腐がかくれるくらいの水を入れて強めの中火にかける。ひと煮立ちしたらふたをして、ごく弱火で7~8分、豆腐が温まるまで煮る。
(2)フライパンにオリーブ油、ベーコン、にんにくを入れ、強めの中火で炒める。香りが立ったらミニトマトを加えてさっと炒め、[A]を加えてトマトが少しくずれるまで炒める。
(3)(1)を網ですくって器に盛り、(2)をかける。
コンビーフあんかけ温奴
意外な組み合わせに感動!
●材料(作りやすい分量)
絹ごし豆腐(横半分に切る)…1丁
コンビーフ缶…1缶(80g)
春菊(長さ3~4cmに切る)…1/5わ(30g)
[A]酒、みそ…各大さじ1
おろしにんにく…少々
水…1/4カップ
●作り方
(1)小鍋に豆腐と、豆腐がかくれるくらいの水を入れて強めの中火にかける。ひと煮立ちしたらふたをして、ごく弱火で7~8分、豆腐が温まるまで煮る。途中で春菊を加え、さっと煮て取り出す。
(2)フライパンにコンビーフを入れて中火で熱し、コンビーフをほぐしながら炒める。よく混ぜた[A]を加えて煮立てる。
(3)(1)を網ですくって器に盛り、軽く絞った春菊を添えて(2)をかける。
明太あんかけ温奴
爽やかな青じその香りがそそる。
●材料(作りやすい分量)
木綿豆腐(縦、横半分に切る)…1丁
明太子(薄皮を除き、ほぐす)…1はら(70g)
[A]だし汁…1カップ
酒…大さじ1 片栗粉…大さじ1/2
しょうゆ…小さじ2/3
青じそ(せん切りにする)…4枚
●作り方
(1)小鍋に[A]と明太子を入れて混ぜ、強めの中火にかける。混ぜながらとろみがつくま
で煮立て、豆腐を加える。
(2)豆腐に煮汁をかけてふたをして、ごく弱火で7~8分、豆腐が温まるまで煮る。器に盛り、青じそを散らす。
ねぎじゃこ温奴
熱々のじゃこをジャーッとのっけて。
●材料(作りやすい分量)
木綿豆腐(横半分に切る)…1丁
ねぎ(縦半分に切って斜め薄切りにする)…1/4本(30g)
ちりめんじゃこ…大さじ4
ごま油、ポン酢しょうゆ…各大さじ1 1/2
●作り方
(1)小鍋に豆腐と、豆腐がかくれるくらいの水を入れて強めの中火にかける。ひと煮立ちしたらふたをして、ごく弱火で7~8分、豆腐が温まるまで煮る。豆腐を網ですくって器に盛り、ねぎをのせる。
(2)小さめのフライパンにごま油とちりめんじゃこを入れ、中火できつね色になるまで炒める。(1)にのせ、ポン酢をかける。
豆乳温奴
とろ~り煮えた豆腐に、シンプルなねぎだれがいい!
●材料(作りやすい分量)
絹ごし豆腐(横半分に切る)…1丁
[A]ねぎ(小口切りにする)…1/4本(30g)
しょうゆ…大さじ1
[B]無調整豆乳…3/4カップ
鶏ガラスープの素…小さじ1/2
水…1/4カップ
●作り方
(1)ボウルに[A]を入れて混ぜ、ねぎがしんなりするまで5~6分おく。
(2)小鍋に[B]を入れて混ぜ、豆腐を並べ入れて強めの中火にかける。沸騰直前になったら、ふたをしてごく弱火で7~8分、豆腐が温まるまで煮る。器に盛り、(1)をかける。
まさるさんの湯豆腐
ド定番だからこそ本気で作りたい。
●材料(作りやすい分量)
絹ごし豆腐(縦、横半分に切る)…1丁
生だら(水けを拭き、4等分に切る)…1切れ(100g)
[A]昆布(3等分に切る)…5cm
水…2 1/4カップ
[B]しょうゆ…1/3カップ
ねぎ(みじん切りにする)…大さじ2
焼きのり(もんだ物)…1/2枚
削り節…1パック(1.5g)
おろししょうが…小さじ1
一味唐辛子…少々
●作り方
(1)小鍋に[A]を入れる。小さな耐熱容器に[B]を入れて混ぜ、小鍋の中央に置き、その周りに豆腐を入れる。強火にかけ、ひと煮立ちしたら、たらを加えてアクを取る。
(2)ふたをしてごく弱火で7~8分、豆腐が温まるまで煮る。器に[B]を入れ、煮汁適量を加えてのばし、豆腐とたらをつけながら食べる。
※たれの量は多めです。残ったら、冷ややっこなどにかけて食べるとおいしい。
お料理を始める前に
・ここで使用している豆腐は、絹ごし豆腐、木綿豆腐どちらも1丁300gです。
・だし汁について 昆布と削り節や市販のだしパックでとるか、和風だしの素を表示どおりに薄めて使ってください。
参照:『サンキュ!』2023年2月号「小林まさみさん&まさるさんの冬じゅう食べたい絶品豆腐」より。掲載している情報は2022年12月現在のものです。調理/小林まさみ、小林まさる 撮影/木村拓 取材・文/渡辺ゆき
編集/サンキュ!編集部