【ワタナベマキさん】ご飯が進む!たらのみそチゲ&ぶりのスパイスから揚げ
2023/03/09
冷えた体を温める温活おかずをご紹介。こくのある奥深い味、たらのみそチゲはぐつぐつ煮えたてをご飯と一緒に召し上がれ!ぶりにシナモンの風味をプラスしたスパイスから揚げなら、おいしく魚をいただけます♪
<教えてくれた人>
ワタナベマキさん
料理研究家。旬を大切に味わうシンプルなレシピが人気。近著に『お医者さんが教えてくれた一年中冷え知らずごはん』(KADOKAWA)がある。
たらのみそチゲ
(調理時間30分/熱量90kcal/塩分2.2g)
発酵食品のキムチ&みそ味。ぐつぐつ煮えたてをご飯と一緒に。
材料(4人分)
生たら…4切れ(200g)
玉ねぎ…1/2個(100g)
白菜キムチ…70g
豆苗…1/2袋
酒…大さじ2
だし汁…700ml
ごま油…小さじ1
[A](混ぜ合わせる)
おろしにんにく…1/2かけ分
おろししょうが…1/2かけ分
コチュジャン…小さじ1
みそ…大さじ2
白いりごま…適量
塩
作り方
(1)作り方
たらは塩小さじ1/2をふって15分おき、水けを拭く。玉ねぎは薄切りにする。キムチはざく切りにする。
(2)玉ねぎとキムチを炒め、たらを焼く
鍋にごま油を入れて中火にかけ、玉ねぎ、キムチを入れてさっと炒め、しんなりさせる。たらを加え、軽く焼き目がつくまで両面を焼く。
(3)煮る
酒、だし汁を加えてひと煮立ちさせ、アクを除き、ふたをして弱めの中火で5分煮る。[A]を加えて溶き、さらにふたをして5分煮る。豆苗を加えてさっと煮て、ごまをふる。
POINT
玉ねぎとキムチを炒めるから、ぐっと甘みとうまみが増して、こくのある奥深い味に。
ぶりのスパイスから揚げ
(調理時間15分/熱量290kcal/塩分1.0g)
温活に◎のシナモンで甘い風味もプラス。
材料(4人分)
ぶりの切り身…4切れ(350g)
片栗粉…適量
[A]
おろしにんにく…1かけ分
おろししょうが…1かけ分
シナモンパウダー …小さじ1
こしょう…小さじ1/3~1/2
酒…大さじ2
しょうゆ…大さじ2
揚げ油…適量
キャベツ…1/4個
レモン…適量
作り方
(1)下味をつける
ぶりは表面の水けを拭き、3~4等分に切る。[A]をしっかりともみ込み、最低30分おく。
(2)揚げる
(1)の汁けを拭いて片栗粉をまぶし、中温(170℃)に熱した揚げ油で、返しながら約3分揚げる。
(3)キャベツを電子レンジで加熱する
キャベツは3cm四方に切り、耐熱皿にのせてラップをふんわりと掛け、電子レンジで1分加熱する。(2)を器に盛り、キャベツ、レモンを添える。
*ぶりに下味をなじませる時間は調理時間に含みません。
memo
・鶏もも肉で同じように下味をつけて作る鶏のから揚げもおいしい
・キャベツは生のままだと体を冷やすので、電子レンジで加熱してしんなりさせるといい
POINT
酒、しょうゆとともに、にんにく、しょうが、シナモン、こしょうをなじませる。スパイス風味で魚もおいしく!
この特集のレシピについて
● 野菜は特に表記のない限り、よく洗い、皮をむいて、へた、根元、しん、わた、種を除いてから、調理してください。
● 電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。
●IHクッキングヒーターをご使用の場合、揚げものをするときは、各メーカーが指定する油量を必ず守って調理してください。詳しくは取扱説明書をご覧ください。
● だし汁は、昆布と削り節や市販のだしパックでとるか、和風だしの素を表示どおりに薄めて使ってください。
※熱量、塩分はそれぞれ1人分で表示しています。
※塩分の摂取量の成人1人当たりの1日の目安は、男性は7.5g未満、女性は6.5g未満です。
参照:『サンキュ!』2023年3月号「冬のあったか温活おかず」より。掲載している情報は2023年1月現在のものです。調理/ワタナベマキ 撮影/野口健志 熱量・塩分計算/本城美智子 構成・文/春日井富喜 編集/サンキュ!編集部