夏になると、スーパーや青果店に並びはじめる桃。その中でも、鮮やかな見た目と甘みの強さが魅力の「赤桃」は、手に取るだけで季節を感じられる果物ですよね。
でも、「見た目で選んで失敗した…」「かたい・甘くない…」なんて経験がある方も多いのではないでしょうか?
今回は、X(旧Twitter)で見つけた桃の見分け方を実際に試してみました!


おいしい桃の選び方
青髪のテツさんはその道10年の野菜のプロ。野菜の保存方法、時短につながる調理テクニック、おいしい野菜の見極め方など、野菜にまつわる情報を幅広く伝えることで、75万人ものフォロワーの信頼をがっちりつかんでいます。
今回は桃の選び方に関する投稿です。
---------------------------------
甘くておいしい桃が食べたい方へ
【美味しい赤桃の選び方】
・鮮やかな赤色
→白っぽいものは未熟
・うぶ毛がビッシリ
→鮮度がいい証拠
・お尻が乳白色
→青っぽいものは未熟
桃はお尻側の方が甘いので、かぶりついて食べるときは頭から食べると最後までおいしくいただけます!
試してみて!
---------------------------------
正直、あまり意識せずに選んで買っていました…。
今回は投稿をもとに、あたりの桃がGETできるのか試してみました。
実際に選んで食べてみました!
さっそくスーパーの果物コーナーへ足を運んでみると、店頭にはたくさんの桃がずらりと並んでいて、思わず目を奪われました。
パック売りからバラ売りまで種類も豊富で、売り場一帯にはふんわりと甘い香りが広がっており、「あぁ、桃の季節が来たなぁ」と実感。まさに旬の香りです。
並んでいた桃は、全体的に白っぽいものからピンクがかったもの、赤みの強いものまで色合いもさまざま。
どれもおいしそうに見えるのですが、よく見ると個体差が大きく「どれを選ぶかで、味が変わりそう…」という印象でした。
普段なら「なんとなく赤くて丸いものを選ぶだけ」だった私ですが、今回はじっくりと観察。
色の鮮やかさや、表面にびっしりと残ったうぶ毛、お尻の色が乳白色かどうかなど、丁寧にチェックしました。
「これはきっと当たりに違いない」と期待感が高まる桃を、レジへ持って行きました。
食べる前に冷蔵庫で少し冷やしてから実食してみると
購入後、冷蔵庫で少し冷やしてから食べてみました。
口に入れた途端、じゅわっとあふれる果汁と濃厚な甘み。ひと口食べた瞬間に「これは大当たりだ…!」と確信しました。ほどよいかたさとジューシーさが絶妙で、皮をむく手間さえ楽しく感じるほどのおいしさ。
フルーツ好きの息子にも「この桃、すごくおいしいよ」と声をかけて出してみたところ、「えっ、なにこれ、甘い!」と目を輝かせてパクパク。
結局、息子が秒で食べてしまうような勢いで、1個をあっという間にぺろりと完食してしまいました。
「やっぱり、ちゃんと選ぶって大事なんだなぁ…」としみじみ実感。
これまで感覚で買っていた自分を反省しつつ、次回からはこの選び方を忘れずに活用しようと心に決めました。
選び方を知っておくと、果物選びがもっと楽しくなる!
これまでの経験上、桃は果物の中でも当たり外れが起きやすい品種のひとつでしたが、今回のように「色・うぶ毛・お尻の色」に注目するだけで、失敗する確率がぐっと減りそうです。
旬の果物は、家族でのちょっとしたご褒美にもぴったり。
おいしい桃を選ぶための目利きポイント、ぜひ覚えておいてくださいね!
※本記事は「青髪のテツさん」に許諾を受けて執筆しています。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※記事内でご紹介しているリンク先は、削除される場合がありますので、あらかじめご了承ください。