お風呂掃除をできるだけラクにするためにやっているテクニック
2024/07/26
毎日使うお風呂はマメに掃除をしてキレイを保ちたいですよね。しかし、毎日の掃除は面倒に感じてしまいます。
そこで今回は、元家政婦で家事クリエイターのマミさんに「お風呂掃除をできるだけラクにするためにやっているテクニック」を教えてもらいました。
ボトル類は直置きせずに浮かせる
お風呂掃除をラクにするためには、ボトル類を直置きしないことが大切です。
シャンプーなどを床や棚に直に置いていると、底がヌルヌルしてきたりピンク色になってきたりしますよね。そうさせないためには、定期的なボトルの拭き掃除が必要になってきます。
また、掃除をする際に、わざわざどかして掃除をするのは面倒です。ボトル類は直置きせずになるべく浮かせて置くようにするのが掃除をラクにするコツですよ。
最近では、ボトルをタオルバーにかけて浮かせるハンギングフックや、詰め替えをそのまま使って浮かせるグッズが100均でも販売されています。
また、楽天やAmazonでもマグネットで貼り付けて浮かせるシャンプーボトルなどがありますよ。お風呂の浮かせる収納は結構簡単にできます。
入浴後に熱いシャワーを全体にサーッとかける
入浴後は浴室の水気を拭き取るのが理想ですが、小さな子どもがいるとなかなかできませんよね。
そんな時には、お風呂を上がる前に50度ほどに温度を上げた熱いシャワーを全体にサーッとかけましょう。
最後に冷たいシャワーをかけて温度を下げるといいともいわれますが、温度が低いと水分が蒸発しにくいものです。また、皮脂や石けんカスは冷たい水では落とせません。
熱いシャワーで汚れを落とし、水分の蒸発も促しましょう。その後は必ず換気を忘れずに。
ボトル類を浮かせていると、全体にシャワーがかけやすいですし、熱いシャワーをかけるだけでもヌルヌルは防げますよ。
また、カビは50℃以上の熱にさらされると死滅することがわかっています。お風呂のカビ予防にも熱いシャワーは効果的ですよ。
カビが生えてから掃除をするのは大変ですが、シャワーをかけるだけなら数秒で済みますよね。
※50℃以上のお湯をかける際は、やけどや換気に十分注意し、天井部分は危険ですので避けてください。
※また、次に使う人が気がつかずに、高温のまま使ってしまうことを防ぐため、給湯温度をあげたら、必ず作業後には給湯温度を下げることも忘れないように注意してください。
ちょっとしたことでお風呂のキレイは保てる!
お風呂を常にキレイにするには、毎日頑張って掃除をしなくてはいけないと思ってしまいます。ですが、頑張らなくてもちょっとの工夫で掃除をラクにできますよ。
浮かせる収納グッズは100均でも入手できますし、シャワーはかけるだけですから今日からでもできます。ぜひためしてみてくださいね。
■執筆/マミさん…以前家政婦として活動していた知識と20年超えの主婦業で培った経験を生かした、簡単な掃除や料理アイデアが人気の家事クリエイター。Instagramは「@m.a.m.i.a」。
編集/サンキュ!編集部