どうしても掃除に手が回らない！「とりあえずココだけキレイにすればOK」な場所ってどこ？

こまめに掃除をした方がよいと分かっていても、忙しくて手が回らないときもありますよね。
そんなときに、とりあえずキレイにすればOKな場所があるとか。

「子どもがいてもズボラでもスッキリした暮らし」をコンセプトに多数のメディアで発信されている、シンプリストうたさんに教えてもらいました。

とりあえず「一番長くいる場所」だけキレイにすればOK

まずは、「自分自身が一番長く過ごす場所」だけキレイにしましょう。
料理をする時間が長ければ「キッチン」を、睡眠を優先させたい人は「寝室」をなど、個人のライフスタイルによっても異なります。

つい家族優先で考えてしまいがちですが、家族のためではなく、まずは自分のために行うことが大事。
心の余裕がなければ機嫌も悪くなり、家全体の雰囲気を悪くしてしまうだけでなく、その他の家事も滞ってしまうからです。

優先順位をつけて、できる範囲でキレイのスペースを広げていくイメージで掃除することがポイント。

なるべく長い時間キレイな場所で過ごすことで、精神の安定も保ちやすいでしょう。

手が回らないときほどハードルを低く設定しよう！

とはいえ、手が回らないときは完ぺきにキレイにする必要はありません。
「キレイにしなければ」というプレッシャーが、かえって精神面で悪影響を及ぼす可能性もあるからです。

そんなときには、とにかくハードルを低く設定してみましょう。
リビングであれば、テーブルの上をキレイにしたら合格。キッチンであればとりあえずシンクがキレイになったら上出来など。

小さい範囲で区切ってあげることで、段階的に達成感を味わうことが長続きするポイントです。達成する度に、思いっきり自分を褒めてあげましょう。

優先順位をつけて掃除するだけで暮らしの満足度も変わる

終わりのない家事において押さえておくべきポイントは、「優先順位をつけること」です。
限りある時間の中でキレイにするには、おうちの中で長くいる場所が自然と優先度は高くなるでしょう。

自分のテリトリーからキレイにすることで、暮らしの満足度も上がりやすく、やる気アップにも繋がりますよ。

■執筆／シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションでの家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するインスタグラムが人気。インスタグラムは@utatanenet_home。
編集／サンキュ！編集部