野菜のこと、もっと知ればおいしく食べきれる!食材ロスも減って、節約にも効く。
2023/07/03
食費節約に効く!野菜をおいしく最後まで食べきるコツとは?キャベツと玉ねぎの選び方や保存の仕方など、青髪のテツさんがご紹介。いちばんおいしい野菜を選んで保存して、おいしく食べちゃいましょう♪
実は誰も教えてくれない野菜のこと。知ればおいしく食べきれます!
野菜を適当に選んで買ったり、使いきれずに捨てていたりしていませんか?そうなってしまうのは、野菜についてきちんと知る機会がないからです。知っておくべきなのは、どうやっておいしい野菜を選ぶか、最高の状態で保存するか、おいしく食べるかということ。野菜のことを正しく知れば、おうちごはんがもっとおいしくなるし、食材ロスも減って節約につながりますよ!
食べきるための3つのポイント
●いちばんおいしい野菜を選ぶこと
●いちばんいい状態で保存すること
●いちばんおいしく食べること
キャベツ
【選び方】ずっしり重く※断面が黄色いほうが甘くて新鮮!
※春キャベツは軽い物がおすすめ
【保存の仕方】つま楊枝をしんに刺し、キッチンペーパーで包みポリ袋に入れて冷蔵室へ。
成長を止めることでおいしさをキープ。ポイントは「成長点」がある奥まで刺すこと。つま楊枝は3本程度、フォークでも代用OK。
【食べ方】部位ごとに使い分けよう!
外葉はシャキシャキした食感、内葉はくせがない味で使いやすく、中心葉は甘く柔らかい。「いちばん栄養価が高いしんもぜひ食べて」。
玉ねぎ
【選び方】芽や根が出ておらず皮がパリパリの物を!
【保存の仕方】夏はキッチンペーパーで包んで野菜室に入れて。
夏以外は、野菜室ではなく涼しい場所で常温保存を。皮の黒い斑点は黒カビの一種だが、中までは繁殖しないため皮をむけば問題なく食べられる。
【食べ方】切って15分空気にさらすと栄養アップ!
玉ねぎは「医者を遠ざける」といわれるほど栄養豊富。薄切りやみじん切りにして置いておくと、さらに栄養がアップする。水にさらす方法は、辛みは取れるが栄養が抜けやすい。
<教えてくれた人>
青髪のテツさん
スーパーの青果部に10年以上勤めた経験から、Twitterやブログで野菜の知識を発信するインフルエンサー。著書に『野菜売り場の歩き方』(サンマーク出版)など。
参照:『サンキュ!』2023年7月号「最強の野菜食べきり図鑑決定版」より。掲載している情報は2023年5月現在のものです。イラスト/omiso 構成/岡部さつき・前田菜々子(風讃社) 取材・文/前田菜々子(風讃社) 編集/サンキュ!編集部