大人も子どもも喜ぶ「手巻き寿司」の作り方!おすすめレシピ9選もご紹介
2023/08/21
手巻き寿司は、家族が集まる週末やパーティに盛り上がる料理。自分で巻いて作る楽しみもあって、子どもも喜びますよね。
今回は、前日に用意できる材料や、基本の手巻き寿司の作り方、変わり種レシピをご紹介します。
手巻き寿司に必要な具・材料(3〜4人分)
<酢飯>
・ご飯 2合
・米酢 50cc
・砂糖 大さじ1.5
・塩 小さじ1
<具材>
・まぐろ、サーモン、いか、えびなどのお刺身 各4切
・いくら醤油漬け 30g
・卵焼き 卵3個分
・カニカマ 4〜5本
・レタス 2〜3枚
・きゅうり 1本
・たまねぎ 1/2個
・かいわれ大根 1/2パック
・オクラ 1本
・納豆 1パック
・ツナ 1缶
・大葉 8〜10枚
・梅干し 4〜5粒
・醤油 適量
・マヨネーズ 適量
・ガリ、わさび お好みで
・しいたけ煮、きんぴらなどの和惣菜 お好みで
・焼き海苔(全形) 10枚
ほかにも、焼肉・海老フライ・鶏そぼろ・ちくわなどの具材も、子どもに人気があり食べやすいのでおすすめです。
子どもも食べたくなる手巻き寿司の作り方
前日までに用意しておきたいもの
まず、手巻き寿司には、海苔と酢飯、そして中に巻く具材となる刺身や野菜、香りや食感のアクセントになる薬味が必要です。
具材に特に決まりはありませんが、定番の海鮮以外にも、卵焼きやツナマヨなどがあると子どもが食べられるものが増えるので、みんなで楽しむことができますね。
薬味はアクセントとして加えるとおいしさがアップするので、手に入りやすいもので用意ができるとよいでしょう。
たくさんの具材があると選ぶ楽しさがありますが、種類が増えると用意も大変。そこで、前日までにある程度用意をしておくのがおすすめです。
前日に用意できるものは、保存がきくものであることと、衛生面に十分気をつけることを忘れないようにしましょう。
ほかにも、つくりおきのおかずや常備菜などがあれば具材に加えてみてください。手作りで準備するのがたいへんなときには、加工済みのものを活用するのもよいでしょう。
卵焼き
卵焼きはさます時間も必要になるので、前日に作っておくのがおすすめ。
ほんのり甘めに仕上げておくと酢飯とのバランスがよくなります。
清潔な調理器具を使えば、切るところまで進めてもOK。
おかずとして食べる卵焼きよりも、薄く切っておくと巻きやすくなりますよ。
ツナマヨ
卵焼きと並んで子どもに人気のツナマヨも、前日に用意ができる具材。
油を切ったツナ1缶にマヨネーズ大さじ1くらいを和えておきましょう。ゆるすぎると食べにくいので、少しかためにしておくのがポイントです。
みじん切りのたまねぎを加えてもおいしいですよ。
しいたけ煮
甘く煮付けたしいたけも、手巻き寿司に使いやすい具材のひとつ。
しいたけ1パック(約6個)、しょうゆ・みりん・砂糖各大さじ1、水200ccを鍋に入れやわらかくなるまで10分ほど煮込みます。
煮汁ごと保存しておき、当日に煮汁を切るようにしましょう。
きんぴらなどの和惣菜
食感も楽しめるれんこんやごぼうのきんぴらは、具材のバリエーションとして用意しておくとアレンジが広がります。
れんこん、ごぼう、にんじんを食べやすい大きさにカットして、ごま油で炒め、砂糖・みりん・しょうゆで味をつけ、仕上げに炒りごまをプラス。具材や味つけはお好みで調整してくださいね。
作りやすい量で用意をして、手巻き寿司と作りおき用に分けておくと便利でしょう。
刺身・野菜の準備
刺身
具材のメインとなる刺身は、盛り合わせを購入するとカットの手間が少なく、数種類が味わえるので便利です。
刺身用の一切れを縦に半分にカットすると、手巻き寿司に使いやすいサイズになります。
好みの種類があれば、サクで購入して食べやすい大きさにカットしてもよいでしょう。
きゅうり・たまねぎ・かいわれ
野菜も細長くまたは、うすくしておくと巻きやすくなります。
きゅうりならスティックをさらに半分くらいに。
たまねぎは、繊維を断つようにスライスして空気にさらして辛味を飛ばしふんわりと。
かいわれ大根は根元を切り落としておきます。
レタス
レタスは結球タイプよりも、非結球のリーフレタスやフリルレタスの方が見た目がきれいに仕上がります。水洗いしたら、しっかりと水分を拭き取っておきましょう。
オクラ納豆
オクラはカットして納豆と合わせておくと、子どもも食べやすくなるのでおすすめです。納豆に付属のたれで味つけをしておきましょう。
酢飯・薬味の準備
酢飯
酢飯に使う調味料を合わせておきます。手軽に市販の寿司酢を使ってもOKです。
酢飯は必ずあたたかいご飯で作るのがポイントです。
炊きたてのごはんもしくは、温めなおしたごはんをバットに広げ、合わせておいた調味料を振りかけます。
しゃもじを使って、切るようにして全体を手早く混ぜ合わせます。冷めていく過程でツヤが出るので、バットにうすく広げて熱を逃すのがポイントです。
ボウルを使う場合には、底に調味料が溜まりやすいので上下を返すように混ぜます。
熱も逃げにくいので、うちわなどを使うとよいでしょう。
薬味
薬味は大葉、梅、わさび、ガリなど、寿司に定番のものがあればOK。
大葉は茎を切り落とし、大きいようであれば半分にカットしておきます。もしくは千切りにしてもOKです。
梅は種をはずし、包丁で叩いておきましょう。ガリは細かく刻んでおくと、巻きやすく風味の調整もしやすくなりますよ。
用意した具材によって、お好みの薬味や調味料を合わせてみてくださいね。
手巻き寿司に使用する海苔は、全形の1/2サイズが基本です。1/4サイズだと酢飯がはみ出るなど、失敗の原因に。
キッチンばさみなどで1/2サイズに切っておきましょう。
盛りつけ
具材の用意ができたらそれぞれを大皿に盛りつけ、手巻き寿司を作っていきましょう。
まず海苔の半分にうすく酢飯をのせ、お好みの具材をななめにのせます。
具材をのせた上の海苔の角と反対側の海苔の角が重なるように巻きます。
まぐろときゅうりの手巻き寿司の完成です。
左から、卵焼き+カニカマ、まぐろ+きゅうり、サーモン+たまねぎ、ツナマヨの手巻き寿司です。
ちょっと変わったおいしい手巻き寿司9選
基本の巻き方をマスターしたら、ちょっと変わった具材の手巻き寿司にもぜひ挑戦してみてください。
海鮮系のみならず、手巻き寿司に使える具材はさまざま。
大人がお酒と組み合わせる華やかなものから、子どもと一緒にカジュアルに楽しむものまで、組み合わせしだいでバリエーションが広がっていきますよ。
大人におすすめの変わり種の手巻き寿司5選
ホットプレート焼き肉の手巻き寿司
ホットプレートを囲んで焼き立てをそのまま巻いて食べることができる、焼肉と手巻き寿司の楽しさをどちらも楽しめるレシピ。
その場で調理をしながら食べるので、前日に用意するものが少なく済みより手軽ですね。具材を細長くカットしておくのが、巻きやすさのポイントです。
宮崎牛の手巻き寿司 レシピ・作り方
おいしいお肉だからこそできる究極のローストビーフを贅沢に手巻き寿司の具材として。
時間がかかるローストビーフですが、湯煎調理ができると調理時間は少なくて済むのもうれしいですね。
薬味にもひと工夫すると、よりおしゃれに楽しむことができそうです。
馬肉で手巻き寿司
酢飯との相性がよく、寿司ネタとして使われることも多い食材。手頃な価格で手に入る馬肉のミンチは、手巻き寿司に使いやすいのでおすすめです。
ネギトロとは違った、甘い脂を楽しめる大人の手巻き寿司です。馬肉は、生食用のものをお使いくださいね。
おつまみに♪一味ねぎおかかno手巻きすし
具材はネギと鰹節だけで作る、おつまみ手巻き寿司。パクッと食べられるので、お酒のお供にぴったり。ねぎの辛味が好みなら、加熱せずピリッとした辛味を味わうこともできます。
合わせるお酒や、辛さの好みで楽しむことができそうです。
まるで米❣️オートミール米化の巻き寿司
酢飯を米化したオートミールで作る変わり種の手巻き寿司。ホールタイプのオートミールを使うとより酢飯のように仕上げることができます。ダイエット中でも手巻き寿司が味わえるのはうれしいですよね。
具材はお好みでアレンジしてみてください。
子どもにおすすめの変わり種の手巻き寿司4選
残りご飯で海苔巻き
酢飯が苦手な子どもにもおすすめなのが、ふりかけごはんでアレンジする手巻き寿司。おにぎり感覚で食べられるので、子どもも食べやすくなります。食べ慣れたふりかけなら抵抗なく食べることができますよ。
ごはんに味がついているので、具材はシンプルに1〜2種類でもOK。小さめに作ってあげるとさらに食べやすくなりますね。
☆ウインナー手巻き寿司☆
子どもが大好きなウインナーを使った手巻き寿司。細長い形のウインナーは、巻きやすいので手巻き寿司の具材におすすめです。大きいものは半分にカットすると食べやすいでしょう。
レタスやきゅうりなどを組み合わせれば、野菜も一緒にとれますよ。
刺身なし手巻き寿司
生物のお刺身が食べられない子ども向けには、アボカドやスパムなどを使った手巻き寿司がおすすめ。わさびを使わず、マヨネーズで味つけをするのも食べやすいポイントです。
お刺身よりもリーズナブルなのもうれしいですね。
*薄焼き玉子でクレープ寿司*
海苔の代わりに薄焼き卵を使う手巻き寿司なら、海苔がうまく噛みきれない子どもにも食べやすいですね。色鮮やかでとても華やかなので、食欲もそそられます。
緑や赤の具材を選ぶと、カラフルな見た目も子どもが喜ぶでしょう。
手巻き寿司を作る時のポイント・ひと工夫
卵焼きやツナマヨなど、前日までに用意ができるものがあると、当日は酢飯や海鮮品などだけの用意でOKなので、手巻き寿司のハードルも下がりますよね。
海苔を全形1/2サイズにしておくことが、失敗しにくいポイント。
巻く具材に決まりがあるわけではないため、色々な具材や組み合わせに挑戦してみると、新しい発見があるかもしれません。
調味料や薬味を変えるだけでも、雰囲気の違う味わいを楽しむことができますよ。
おうち手巻き寿司を楽しもう
家族が集まる週末や、パーティに盛り上がる手巻き寿司。自分で組み合わせを選んで、ワイワイ巻く時間は子どもも大喜びですよね。
基本の巻き方を覚えておけば、家でも簡単に手巻き寿司が味わえます。普段は食べない変わり種に挑戦できるのも、手作りのおもしろいところ。
具材の用意を前日と当日に分散させたり、市販品や作りおきのおかずなどを上手に活用したりしながら、オリジナルの手巻き寿司を楽しんでくださいね。