材料入れて冷凍するだけ!いちばん簡単な「きゅうりの酢のもの」の作り方
2023/08/29
暑い季節でもさっぱりと食べられるきゅうりの酢のもの。
今回は、野菜ソムリエプロで管理栄養士の小島香住さんが、材料を袋に入れて冷凍するだけで作れるレシピをご紹介します。
箸休めにちょっとほしいというときに便利ですよ。
きゅうりの冷凍のコツ
きゅうりを冷凍すると、食感や色が悪くなるのでは?と思われたかもしれません。
たしかに生のきゅうりをそのまま冷凍すると、フレッシュな食感は損なわれてしまします。
コツは、塩や酢などの調味料を一緒に入れて冷凍すること。
袋に調味料を加えて入れたら、あとは冷凍庫に入れている間に酢のものに仕上がっています。
自然解凍で食べられるので、普通に作るよりも簡単です。
材料と作り方
材料
・きゅうり 2本
・塩 小さじ1/2
・すし酢 大さじ2
すし酢のほか、かんたん酢のような調味酢もお使いいただけます。
いつもの酢のものの味付けで調味料を混合してもOK。
しらすやごまなどを解凍後の仕上げに加えてもおいしいです。
作り方
(1) きゅうりは洗ってアク抜きし、薄切りにする。
(2) 冷凍可のチャック付き保存袋にきゅうりを入れ、塩を加える。
(3) かるくなじませる。
(4) きゅうりの水分が出てきたら、すし酢を加える。(きゅうりの水分は捨てずにそのまま使います。)
(5) 空気を抜いてしっかりチャックを閉め、薄く伸ばした状態で冷凍庫に入れる。
食べるときは自然解凍するだけ
冷凍できたら、あとは好きなタイミングで食べましょう。
薄く伸ばして冷凍しているので、パキッと折って必要な分を使えるようになっています。
お皿などに取り出して、そのまま自然解凍で食卓に出すことができますよ。
解凍と仕上げ
(1) 袋の上から食べる分をパキッと折って取り出す。
(2) お皿にのせて自然解凍する。
(3) お好みでしらすやごまなどをのせて仕上げてください。もちろん、そのままでもおいしいです。
きゅうりを冷凍して酢のものを作ってみよう
冷凍して作ったきゅうりの酢のものは、見た目も食感も冷凍していたとは思えないおいしさ。
むしろ冷凍して作った方が、塩もみ後にギュッと絞らない分、パリッとした食感が残っています。
調味料を袋に入れて冷凍するだけなので、工程も少ないですし、洗いものが減らせるのもうれしいポイントです。
他の具材を入れて冷凍もできますが、仕上げに加える方が組み合わせのバリエーションが増えるので、冷凍するのはきゅうりだけのシンプルなものがおすすめ。
きゅうりが消費しきれない時にも、冷凍しておけば好きなタイミングで食べられますよ。
きゅうりの酢のものは冷凍で作ってみてくださいね。
■執筆/小島香住…野菜や果物の専門的な知識をもち発信する“野菜ソムリエプロ”。管理栄養士としての意識も活かし、野菜・果物をおいしく食べてキレイに健康に過ごすための情報を発信している。
編集/サンキュ!編集部
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