暑い時季にもさっぱり食べられる、色鮮やかでネバネバがおいしい夏野菜のオクラ。
今回は、おいしいオクラの見分け方を、野菜ソムリエプロで管理栄養士の小島香住さんに教えてもらいました。

オクラの旬は7月〜8月
オクラは6月頃から収穫が始まり、7〜8月が出荷のピークとなる夏野菜。
国産のオクラが流通するのはこの時季だけで、旬を過ぎると輸入オクラが主流となります。
家庭菜園にも向くので、自宅で育てたことがあるかたも多いのではないでしょうか?
成長が早く鮮度が落ちやすいオクラは、ヘタの状態や全体の大きさもチェックするのがポイントです。
おいしいオクラの見分け方
うぶ毛がびっしり生えている
新鮮なオクラはうぶ毛がびっしりと生えていて、触るとチクチクするほど。
スーパーでは緑のネットに入って売られていることが多く、うぶ毛の状態をチェックしにくいですが、ビニール袋に入っているものもありますので、チェックしてみてください。
このうぶ毛は、板ずりという塩を揉み込む下処理で取り除くことができます。
口当たりをよくするための工程ですが、行わずにそのまま食べても問題はありません。
ガクが残っていて黒ずんでいない
ガクというヘタと実の境目のところの状態でも、おいしさを見分けることができます。
ガクとは花びらを支える土台の部分。時間が経つとガクは自然に取れてしまうので、ガクがまだ残っているものは新鮮な証。
また、ガクの縁が黒ずんでいるものは、収穫から時間が経っていたり、獲り遅れていたりする可能性が高いです。
手のひらサイズで大きすぎない
オクラは成長がとても早く、花が咲き終わってから3〜4日で収穫ができます。
獲り遅れて大きくなると、筋がかたくなったり、種が大きくなって口当たりが悪くなったりするため、大きすぎないものを選ぶようにしましょう。
手のひらにコロンとのる、7〜8cmくらいの大きさが程よいものです。
旬のオクラをおいしく味わおう
鮮度が落ちやすいオクラは野菜室で保存し、2〜3日で食べるようにしましょう。
すぐに食べないときには、冷凍保存も可能です。
かために茹でて、刻んでからジッパー付き保存袋にうすく広げて冷凍しましょう。
使いたい分だけパキッと折って取り出せるので、とても便利です。
オクラのネバネバ成分は、水溶性の食物繊維。
お腹の調子を整えたいかたや、コレステロール値が気になるかたにもおすすめです。
価格も手頃で品質のよい国産オクラが食べられるのは、夏の時季だけ。
旬のおいしさを、存分に味わってくださいね。
■執筆/小島香住さん…野菜や果物の専門的な知識をもち発信する"野菜ソムリエプロ"。管理栄養士としての意識も活かし、野菜・果物をおいしく食べてキレイに健康に過ごすための情報を発信している。Instagramは「@kasumiii.mm」。
編集/サンキュ!編集部