元家政婦の「プロ主婦」が朝に余裕を持つために夜のうちにやっていること
2024/09/16
夜は夜で食事の片づけや明日の準備があり、朝は朝で朝食や弁当の用意など、家事は尽きませんね。朝も夜もいそがしいですが、「少しでも余裕を持って暮らしたい!」そう思います。
そこで今回は、元家政婦で「プロ主婦」として活動しているマミさんに「朝に余裕を持つために夜のうちにやっていること」を教えてもらいました。
夕飯のおかずといっしょに弁当のおかずも用意する
少しでも朝に余裕を持つためにやっているのは、夕飯のおかずと弁当のおかずをいっしょに用意してしまうことです。だいたいは、夕飯のおかずを多めに作って小分けにしてから冷ましておき、寝る前に冷凍しています。朝にイチからお弁当をつくろうと思うと時間がかかりますよね。
さらに、お弁当はできあがってすぐフタをして包めないからやっかい。ちゃんと冷ましてからフタをしないと、水分がこもってお弁当が傷みやすくなってしまいます。冷ます時間までを考えての用意が必要ですから、少なくとも子どもが家を出る1時間以上前には自分が起きなくてはいけません。
ですから、お弁当のおかずは朝にはつくらず、夜にまとめてつくって冷凍したものを、朝はチンして入れるだけにしていますよ。お弁当をつくる時間は10分もかからず、あとは冷ます時間です。そして、冷ます間はほかの家事をしたり、本を読んだりしています。
寝る前にテーブルの上だけは片づけておく
息子が、朝5時50分に家を出るため、ギリギリまで寝たとしても5時すぎには起きています。ですから、朝にやればいいやと思って、じつは部屋を片づけずに寝ることも多いのです。それでも「夜のうちにやっておきたい!」と思うのが、リビングテーブルの上を片づけておくこと。部屋が多少散らかっていても、テーブルさえキレイなら「まだ大丈夫だ」と思えませんか?
朝起きてきて、昨日の夜にお酒を飲んだグラスなどがテーブルに出ていると、なんだかガッカリ。ちょっとやる気が出ないと言うか、朝からテンションが下がります。その日、自分が最後まで起きていれば、片づけてから寝ますし、自分のあとに寝る家族には「テーブルの上にものを置くべからず」と言ってから寝ています。
朝、テーブルの上がキレイなだけで「なんだか今日もがんばれそう」って気がするから不思議ですね。朝起きたときにテーブルが片づいているかどうか?は、朝の気分を左右する大切なことのひとつです。ギリギリに起きても、テーブルがキレイなだけで、気持ちに余裕がうまれます。
夜に少しやっておくだけで朝に余裕がうまれる
お弁当のおかずを夕飯といっしょに用意したり、寝る前にテーブルをサッと片づけたりは、ちょっと面倒に思っても、やればすぐ終わってしまいます。夜に少しだけ余分に家事をするだけで、朝に余裕がうまれますよ。
■執筆/マミさん…以前家政婦として活動していた知識と20年超えの主婦業で培った経験を生かした、簡単な掃除や料理アイデアが人気の家事クリエイター。インスタグラムは@m.a.m.i.a
編集/サンキュ!編集部