やらなきゃもったいない!旬のレンコンでつくるシャキシャキおかずは大葉が決め手
2023/10/16
秋を迎えるとともに、出荷量が増えて安く手に入りやすくなるレンコン。
秋冬にレンコンというと煮物にすることが多いですが、寒くなる時期のレンコンは甘みが増して、さっとゆでて和え物にするだけでも味わい深くなります。
今回は、野菜ソムリエ・食育インストラクター・気象予報士として活躍する植松愛実さんに、ご飯にもお酒にも合うレンコンの副菜の作り方を教えてもらいます。
さわやか大葉とシャキシャキ食感が好相性!レンコンの明太マヨ和え
[材料]2~3人分
・レンコン…1節(10cmくらい)
・明太子(たらこ可)…1腹(50~80gくらい)
・マヨネーズ…大さじ1
・大葉…1~2枚
・酢…少々
[作り方]
1.レンコンは皮をむいて薄い輪切りにし、酢を少々加えた水に5分ほどつけておく。大葉は千切りにしておく。
2.鍋に湯をわかし、水気を切ったレンコンを30秒ほどゆでる。ザルにあげて粗熱を取る。
3.明太子(orたらこ)とマヨネーズをボウルに入れ、ほぐしながら混ぜ合わせる。
4.ボウルに2. のレンコンを加えて混ぜ、大葉も加えて全体を混ぜ合わせたら完成。
※太いレンコンの場合は輪切りにしてからさらに半分や1/4に切って食べやすい大きさにしてください。
※明太子でなくたらこを使う場合は、味見をして薄ければ塩(分量外)を少々足してください。
レンコンの下処理は水?それとも酢水?
レンコンを調理する際、水につけるべきか酢水につけるべきか迷う人もいるかもしれません。
そもそもレンコンを下処理するのは、アク抜きと色止めがおもな目的です。レンコンを含む根菜類はアクが多いため、そのまま調理するとえぐみや苦味を感じることがありますし、切ると空気にふれたところから順に黒ずんでしまうので、それを防止する必要があります。
水につけるとホクホクした食感、酢水につけるとシャキシャキした食感になりやすいため、煮物をつくる場合は水、今回のように和え物の場合は酢水につけるのがおすすめ。また、酢水の方がより白くきれいな色に仕上がります。
旬の味を気軽に楽しもう!
寒くなるにつれてデンプンを蓄え甘みが増すレンコン。
暖かい時期と比べて日持ちもしやすくなるので、レンコンを一度にあまりたくさん食べない、という家庭でも食卓に取り入れやすい時期になります。
レンコンには、食物繊維だけでなくビタミンCやカリウム、カルシウムなど体にうれしいさまざまな栄養素が含まれています。ぜひ旬のレンコンを気軽に楽しんでください。
■執筆/植松愛実さん
気象予報士と出張料理人の両面で活動中。気象・防災に関するヒントのほか、野菜ソムリエ・食育インストラクターとしておいしい食材のおいしい食べ方を発信中。インスタグラムは@megumi_kitchen_and_atelier。
編集/サンキュ!編集部