え、ここ掃除したほうがいいの!?じつは汚れているトイレの意外な場所とは?
2024/11/03
ふだんよく使う場所でも、「え?こんなところが汚れていたの?」と見落としがちなところがあるんですよ。
そこで今回は、元家政婦で家事クリエイターのマミさんに「じつは汚れているトイレの意外な場所」を教えてもらいました。
「トイレの換気扇」は結構汚れている!
トイレを掃除する際、天井を見上げることはあまりありませんよね。壁くらいまでは拭き掃除をするかもしれませんが、便器や床の掃除に一生懸命になりがち。
でも、トイレの換気扇は結構汚れている場所なんです。トイレの中は、トイレットペーパーの繊維や、服の繊維などが落ちることが多く、意外とホコリが多い場所。
また、換気扇の掃除をしていないと、ホコリが詰まってしまい、うまく空気の循環ができなくなってしまいます。そうすると「掃除をしているのに、なぜだか臭う」という事態にも。
もしも、トイレをキレイにしているのに、臭いが気になるなら、換気扇の汚れを疑ってみてもいいかもしれませんね。
換気扇カバーは簡単に洗える
トイレの換気扇をあらためて見てみると、カバーの表面にホコリがびっしりついていて、驚いてしまうかも。トイレの換気扇カバーは、外して簡単に洗えます。
まずは、表面のホコリを掃除機で吸って取りましょう。掃除機で吸っただけでは取れなかったり、黒ずんでいたりする場合は、台所用の中性洗剤などを使って、洗い流せばキレイになりますよ。
見える範囲のホコリを取る
換気扇カバーを洗ったら、換気扇の見える範囲のホコリを掃除機で吸うか、ハンディモップなどで取ります。この部分を掃除するだけでも、だいぶスッキリしてきますよね。
トイレの換気扇には、いくつか種類があります。キッチンの換気扇のようになっていて、ファンを外して掃除ができるタイプや、天井のダクト管から換気をしていて、ファンが外せないタイプも。
ファンが外せるものは、外して掃除ができますが、外せないタイプは中の掃除はできません。わからない場合は、取扱説明書をよく読んでみましょう。
掃除が終わったらフィルターをつけるのがおすすめ
トイレの換気扇の掃除が終わったら、フィルターをつけておくのがおすすめです。中までホコリが入りにくくなり、外側の掃除はフィルターを交換してサッと拭くだけですませられますよ。
ただ、フィルターを交換することだけは忘れないようにしましょう。フィルターにホコリが詰まった状態では、うまく換気ができず、臭いがこもる原因になってしまいます。少なくとも1カ月に1回は交換するのがおすすめです。月末とか、月初めとか、わかりやすいときに決めて交換するといいですよ。
トイレの換気扇用のフィルターは、シール状に貼れるタイプなどが便利です。100円ショップやAmazon、楽天などでも入手できますよ。
トイレの換気扇も忘れずに掃除しよう
トイレの掃除で天井まで見ることはあまりないかもしれませんが、大掃除のついでにちょっと見上げてみてください。ホコリがついていたら、トイレの換気扇も忘れずに掃除するようにしてみてくださいね。
■執筆/マミさん…以前家政婦として活動していた知識と20年超えの主婦業で培った経験を生かした、簡単な掃除や料理アイデアが人気の家事クリエイター。インスタグラムは@m.a.m.i.a
編集/サンキュ!編集部
※トイレの換気扇掃除は、取扱説明書をよく読んでから行いましょう。
※長期間外していない換気扇カバーがうまく外れない場合は、劣化していることがあります。無理に外すと破損の可能性がありますから、無理に外さないようにしましょう。