半端野菜だけで格上げ料理＆背徳の白米泥棒レシピ5選

ほったらかすだけ＆野菜一品で簡単に作れちゃう！半端野菜、お手頃野菜を〇〇だけで格上げしちゃう、元居酒屋女将の大満足レシピをご紹介します。黄金比だけで完成する甘辛だれのレシピはご飯にばっちりあって◎。

半端野菜、お手頃野菜を〇〇だけで格上げしちゃおー！

半端に残った野菜やお手頃価格の定番野菜は、レシピがマンネリになりがち。でも大丈夫！ほったらかすだけ＆野菜一品だけで簡単に作れて、見た目も豪華な格上げメニューにしちゃえば、家族も大満足間違いなし！

どうしよう！野菜が半端な量しかなーい！

しかも、ちょっとしなびてる……
種類がバラバラで、レシピが何も浮かばない

そんなときはどんな野菜でもポイポイ入れて……白だしラタトゥイユ風で格上げ！

●白だしラタトゥイユ風（作りやすい分量）
半端野菜合計500ｇくらい（写真は、玉ねぎ1/2個、ピーマン2個、なす1個、にんじん1本、ごぼう1本、れんこん200g）は食べやすい大きさに切る。フライパンに野菜を入れ、ツナ缶1缶（汁ごと）、白だし大さじ2～3、好みでおろしにんにく（チューブ）2cmを加える。中火で熱して全体をよく混ぜ、ふたをして10分煮る。味がたりなければ、塩少々を加える。


●だけメシ×満足ポイント
味つけは、白だしだけでメイン級の一品に
トマト味が基本のラタトゥイユを和風だしで作ってみたら、おいしいけれど具材が茶色に。「白だしならきれいかも」とひらめき誕生した、大人気ほったらかしレシピ。

小松菜って年中手頃だけど、マンネリ……

おひたしは飽きたし……
栄養あるけど、苦くて子どもは苦手だし

フォロワーさんの子どもにも大人気＆いつもと一味違う小松菜チヂミで格上げ！

●小松菜チヂミ（作りやすい分量）
大きめのボウルに長さ1cmに切った小松菜1わ（200g）、薄力粉大さじ5、片栗粉大さじ3、鶏ガラスープの素小さじ1、水80ml、ピザ用チーズ50g（好みの量でもOK）を入れ、よく混ぜる。フライパンにごま油大さじ1を中火で熱し、混ぜた生地を平たく入れて4～5分焼き、裏返して2～3分、表面がきつね色になるまで焼く。


●だけメシ×満足ポイント
チーズをたーっぷり入れて、苦みなし＆モチモチ感UP
チーズを多めに入れることでおいしいこくやモチモチ感、焼けたときの香ばしさがUP。「小松菜特有の青臭さやえぐみをやわらげてくれる効果もあるねん！」。

照りっ照り・ガッツリ濃い口・甘い×辛い……ご飯進まない人、いる!?

焼き肉のたれ2：めんつゆ1

●黄金比だけで完成する背徳の白米泥棒レシピ3選
煮ものや照り焼きなどの和風おかずによく合う甘辛だれは、あの調味料を混ぜるだけで味がピタッ！「甘口の焼き肉のたれで甘みを強めにすると、子どもでも食べやすくなっておすすめやで！」。

名古屋風手羽先（4人分）

フライパンに片栗粉大さじ4をまぶした鶏手羽先12本を並べ、サラダ油大さじ5を回しかけて強めの中火で4分、裏返して2～3分焼き、いったん取り出す。余分な油を拭いたフライパンに、めんつゆ（2倍濃縮）大さじ2、焼き肉のたれ大さじ4を入れて熱し、1～2分煮つめて火を止め、鶏肉、いりごま適量を加えてよくからめる。

ほったらかしチキン（4人分）

鶏もも肉2枚（700ｇ）は皮をのばし、皮目を下にしてフライパンに入れ、酒大さじ4、焼き肉のたれ大さじ4、めんつゆ（2倍濃縮）大さじ2をかけてふたをし、中火で8分蒸し焼きにする。裏返してふたをし、5分たったら、火を止めて粗熱を取り、薄いそぎ切りにする。好みに煮つめたたれをかける。

れんこんの甘辛煮（4人分）

フライパンにごま油小さじ1を強めの中火で30秒熱し、幅1cmのいちょう切りにしたれんこん300ｇを入れて焼く。火が通ったら火を弱め、焼き肉のたれ大さじ2、めんつゆ（2倍濃縮）大さじ1を加え、好みの濃さになるまで煮つめてからめる。


※電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。
※電子レンジで液体を加熱するとき、沸点に達していても、沸騰しないことがごくまれにあります。この状態の液体が、ちょっとした刺激で急激に沸騰を起こし、激しく飛び散ることがあります（＝突沸現象）。やけどの原因になりますので、ご注意ください。
※IHクッキングヒーターをご使用の場合は、説明書を確認し、指定の油量を必ず守って調理してください。

＜教えてくれた人＞
「だけメシ」研究家 ちはるさん
夫、長男（5歳）の3人家族。インスタ＠dake_meshi。著書『超絶ラクしてほめられる！だけメシ 元・居酒屋女将の家ごはんレシピ』（KADOKAWA）、『食材2品だけ！魅惑の「だけメシ」食堂』（宝島社）。

参照：『サンキュ！』2024年11月号「大満足おうちごはん」より。掲載している情報は2024年9月現在のものです。調理／ちはる　撮影／高杉純　構成／出下真紀　取材・文／鹿島由紀子　編集／サンキュ！編集部