白い背景にほうれん草

ほうれん草をゆでたら、やってみて!意外な「ゆで汁」活用法を調べてみた

2024/12/29

冬が旬のほうれん草。あえて寒さにさらして栽培した「寒締めほうれん草」は甘みが強いので、おひたしにして食べると絶品ですよね。ほうれん草はアクを抜くためにゆでて使うことが多いですが、「ゆで汁」を捨てるともったいないって知っていましたか?今回は、家事にとても役立つ「ほうれん草のゆで汁」の活用方法を見ていきましょう。

3人の子どもを育てつつ、ウェブメディアに生活系の記事を掲載するフリーライター。子育てや家事の経験をもとに、日...

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アクのもとになる「シュウ酸」が家事に役立つ?

ほうれん草をアク抜きせずに食べたことのある人なら、「なんかおいしくないな…」と感じたこともあるかと思います。その原因は「シュウ酸」という成分。「シュウ酸」は歯石などの原因にもなるので、食べたり飲んだりすることはおすすめできません。

しかしシュウ酸が溶け出た「ほうれん草のゆで汁」は、じつはシミ抜きに活用することが可能。使い方は、「ほうれん草のゆで汁」をキッチンペーパーに染み込ませて、シミができた布を叩くだけ。とくにコーヒーやしょうゆなど、水性のシミとの相性が抜群です。

さらに床や窓のワックス代わりになるほか、木製のまな板の汚れ落としにも使えます。もっとも活用したいのが、キッチンの排水溝掃除。

ステンレス鋼で作られた流し
Toru Kimura/gettyimages

「シュウ酸」が汚れを落としてくれるため、排水口のぬめりや黒ずみを落とすのに効果的です。まずは「ほうれん草のゆで汁」を排水溝にかけて、汚れがしつこいところは歯ブラシなどでこすってください。ほうれん草をおいしくいただいたあとは、後片づけついでに排水溝もきれいにできたら一石二鳥ですね。

栄養が豊富なだけではなく、アクとなる「シュウ酸」を家事にも役立てることができる、ほうれん草。とくに年末年始に向けて掃除をする人は、ぜひ「ほうれん草のゆで汁」を使ったお掃除を試してみてはいかがでしょうか。


■執筆/吹越マヨ
3人の子どもを育てつつ、ウェブメディアに生活系の記事を掲載するフリーライター。子育てや家事の経験をもとに、日々の生活が便利になるライフハックネタを得意としている。時短、コスパ、タイパといった言葉に目がない。

編集/サンキュ!編集部

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