さくらんぼ

あなたも間違えてるかも!?やってはいけない「さくらんぼ」の保存方法

2025/07/07

梅雨時期から夏にかけて旬を迎え、スーパーの店頭にも多く並ぶようになる、さくらんぼ。リンゴやミカンのような定番フルーツと比べるとちょっと値段はしますが、みずみずしいさくらんぼを店頭で見ると、つい買いたくなりますよね。

でも、せっかく買ったさくらんぼ、正しく保存できているでしょうか。あるいは、お中元などでいただいたときには、量が多くて保存方法が気になることもありますよね。今回は、野菜ソムリエ・食育インストラクター・気象予報士として活躍する植松愛実さんに、さくらんぼのNG保存方法とおすすめ解決策を教えてもらいます。

サンキュ!STYLE 取材班メンバー。気象予報士として講演・執筆を行うかたわら、野菜たっぷりの作り置き料理を...

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とにかく温度変化がNG!

さくらんぼ
出典:AC写真

さくらんぼは常温で保存すべきか、冷蔵庫に入れるべきか…。さくらんぼを手に入れてまず悩むのがこの点だと思いますが、とにかく「温度変化をさせない」ことが重要です。

通常のスーパーでは常温で店頭に並んでいることが多いので、買ってきたあとも常温保存が正解。一方で、産地直送のものを宅配で購入したり、お中元でいただいたりした場合は、クール便で届くこともあると思いますので、その場合は冷蔵庫の野菜室へ入れましょう。

「よかれと思って」ラップにつつむのはNG!

さくらんぼ
出典:AC写真

さくらんぼは傷みやすい果物なので、できればさくらんぼ同士が触れあっていない状態で保存するのが望ましく、買ったままのパックから出して、大きめの保存容器に移しかえるのがおすすめです。

ただ、このとき「よかれと思って」ラップにつつむ人もいるのですが、NG。表面をきずつけてしまう原因になるので、なるべく何も触れさせないのが正解です。ちなみに保存前に洗うのもNGです。

できれば、保存容器の中にキッチンペーパーを敷き、すき間ができるくらい余裕を持たせてさくらんぼを並べ、最後にフタをしましょう。でも…ここまで丁寧に手間暇をかけて保存しても、持つのはせいぜい数日ですから、可能なかぎり早めに食べきってください。

さくらんぼを「やさしく」保存しておいしいうちに食べよう

傷みやすい果物の代表と言っても過言ではないくらい、とにかく日持ちしにくいさくらんぼ。今回ご紹介したコツのように、できるだけ「やさしく」扱って保存し、少しでも状態がよいうちに食べきってしまいましょう。

なお、佐藤錦のような国産のさくらんぼと比べ、アメリカンチェリーはやや果肉が固いぶん、少しだけ長く保存できますが、やはり基本は同じですので、丁寧に保存して早めに食べてくださいね。

■執筆/植松愛実さん
気象予報士と出張料理人の両面で活動中。気象・防災に関するヒントのほか、野菜ソムリエ・食育インストラクターとしておいしい食材のおいしい食べ方を発信中。
編集/サンキュ!編集部

 
 

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