【子育て】栄養のプロが教える「少食の子」に食べて欲しい野菜3選
2024/04/11
子どものココロと体を整える!分子栄養学カウンセラーでサンキュ!STYLEライターの山下みほこです。
「うちの子、少食であまり食べてくれない。」
こんなお悩みないですか?
今日は「子どもの健康を守りたい」とご飯づくりをがんばってるかたへ、消化を助けるおすすめの野菜を3つお伝えします。
少食ちゃんには消化対策がカギ
少食の子の特徴として、
・少ししか食べない
・すぐお腹いっぱいになる
・お腹を壊しやすい
こんなものが挙げられます。
これらは消化力の弱さから、たくさんの食べ物を体が受けつけることができないのかもしれません。
野菜に含まれる消化酵素の力を借りて、元気(エネルギー)をつくる3大栄養素をしっかりと消化吸収できるようにしていきましょう。
お米少しでお腹いっぱいの子はこの野菜
お米を少し食べただけで「お腹がいっぱい」と言う子は、糖質を分解する「アミラーゼ」が少ないかもしれません。
山芋は「アミラーゼ」が豊富に含まれており、糖質の分解を助けてくれます。
すりおろしてご飯にかける「とろろご飯」はお子さんもつるんと食べられて、ご飯が進むのではないでしょうか?
お肉やお魚といっしょにこの野菜
「玉ねぎ」にはたんぱく質分解酵素の「プロテアーゼ」が豊富に含まれています。
たんぱく質は、エネルギーだけでなく、体の材料になります。
成長期の子どもは、しっかりとたんぱく質を食べて、確実に消化吸収し、体の材料として使われたいものです。
・スライスして、玉ねぎサラダやマリネに
・すりおろしてオイルや調味料を足し、玉ねぎドレッシングに
・すりおろして焼く前の肉に漬けこみ、肉を柔らかくする
こういった使い方で、消化対策に日々取り入れてみてください。
マルチな消化酵素を含むこの野菜
大根には、エネルギーをつくる3大栄養素
・糖質
・脂質
・たんぱく質
すべての消化酵素が含まれています。
・大根サラダ
・大根おろし
・大根の漬物
など、使いやすいのもうれしいですよね。
子どもは辛みや苦みで大根が苦手な子も多いですよね。
サラダなど生で食べる際は、葉に近い側が辛みが少ないのでオススメです。
消化対策で食べる際のNG行為
消化酵素は熱に弱いです。
野菜の消化酵素の恩恵を受けたい場合は、加熱はせずに生食で食べましょう!
わが家で人気の名づけて「消化酵素サラダ」をご紹介しますね!
子どもたちに大人気で、簡単なのにあっという間になくなります。
~材料~
・大根
・山芋
・かつおぶし
・ポン酢
量はお好みで。
~作り方~
1.大根と山芋は皮をむき、8cm程度に切る
2.1を千切りスライサーで細くスライス
3.かつお節をのせ、ポン酢をかけて食べる
簡単でおいしいので、つくってみてくださいね!
・この記事を書いたのは・・・山下みほこ
分子栄養学で子どものココロと体を整えるための情報を発信中。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。