【食事のお悩み解消】子どもが好きな"ひき肉”を使ったお助けレシピ3選

2021/12/12

いそがしい毎日のなかで、考え続けているのは献立のこと。「夜ごはんは何が食べたい?」と昼食を食べながら家族に聞くことも。

ささっとつくることができて、子どもが喜ぶメニューがあれば助かりますよね。そして、家族の健康のために無理な節約はしたくないけれど、お財布に優しいといいですね。

献立や料理に関する悩みも解消しつつ、時短で調理ができる”ひき肉”を使ったレシピを、野菜ソムリエで管理栄養士のhiroさんに教えてもらいました。

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悩みその1 洗いものをしたくない&減らしたい

ハンバーグが食べたいけど、大変なのは食器などの洗い物。子どもの定番人気のハンバーグですが、意外と作業は多めです。こねた後のボウルは油がなかなか落ちません…。

そんなお悩みには、”丸めないロコモコ風ごはん”がおすすめ。

炒める作業のみなので簡単につくることができ、ハンバーグの味つけも楽しめます。ひき肉は火のとおりも早いので生焼けの心配もなく、調理時間が短縮できますよ。

【丸めないハンバーグでロコモコ風プレート】

<材料>
合いびき肉、卵、レタスなどお好みの野菜、
調味料(中濃ソース、ケチャップ、塩、こしょう、ナツメグ)

<作りかた>
1.サラダ油をなじませたフライパンで、合いびき肉を炒めます。
お肉の色が変わり始めたら、中濃ソース、ケチャップ、塩、こしょう、ナツメグを加えて味つけをします。

2. 別のフライパンで卵焼きをつくります。
フタをしめずに加熱すると黄身が白くならずに仕上がりますよ。

3.レタスなどの野菜といっしょにごはんに盛りつけたらできあがり!

悩みその2 子どもがピーマン(緑の野菜)を食べてくれない

子どもが苦手な食材といえば、ピーマン。ほかにも”いんげん”や青菜類など緑の野菜を食べない声もよく聞きます。苦みを感じる味覚が未熟なので仕方ないですが、好き嫌いなく食べて欲しいのが親心。

そんなお悩みには焼肉のたれを使った”さつまいもとピーマンの甘辛炒め”がおすすめ。

甘辛い味つけとにんにくなどの香辛料の香りでピーマンの苦みをおさえてくれます。さつまいもの甘さもこのメニューのポイント。ご飯との相性もばっちりです。

【さつまいもとピーマンの甘辛炒め】

<材料>
さつまいも、ピーマン、豚ひき肉、焼肉のたれ、水溶き片栗粉、ごま油

<作りかた>
1.さつまいもとピーマンは食べやすい大きさにカットします。
耐熱容器にさつまいもを入れてラップをし、600Wで1分ほど加熱しておきます。

2.フライパンにごま油をなじませたら、ひき肉を加えてお肉の色が変わるまで炒めます。
カットしたピーマン、さつまいもを加えて炒めていきます。

3.野菜に火がとおったら、焼肉のたれで味つけをし、水溶き片栗粉でとろみをつけたらできあがり!

悩み その3献立を考えたくない

献立は、家族の健康や食事のバランスも考えながらつくるもの。つくるより大変かもしれません。

そんなお悩みは”麻婆風〇〇”がおすすめ。冷蔵庫にある食材を組み合わせれば無限のメニューが完成します。

味つけが面倒だなと感じるときは、市販の素をストックしておくのも方法のひとつ。
手作りの場合は、[鶏ガラの素、にんにく、しょうが、味噌、ごま油]を合わせると麻婆風の味つけに。簡単なので、余裕のあるときはつくってみてくださいね。

【かんたん麻婆豆腐】

<材料>
豚ひき肉、玉ねぎや白ネギ、ピーマンなどお好みの野菜
調味料(鶏ガラの素、にんにく、しょうが、味噌、ごま油、醤油、水、水溶き片栗粉)

<作りかた>
1.食べやすい大きさにそろえて食材をカットしたら、ごま油を熱したフライパンで炒めていきます。

2.にんにく、しょうが、鶏ガラの素、水を加えてひと煮たちしたら、味噌、醤油で味を調えます。お好みで砂糖もたしてくださいね。

3.火を止めて、水溶き片栗粉を加えて全体にとろみがついたらできあがり!

食育=食べる楽しさを育てること

今はネットやSNSで気軽に子育てに関する情報があふれています。ありがたい反面、プレッシャーに感じることも。

野菜をまったく食べずに育った筆者ですが、食べることが好きだったので自然と食に興味を持ったことが今の自分に繋がっています。子育てに正解はないものなので、自分にとって心地よい情報だけを受け取ることをおすすめします。

子どもは育っていくものなので、食事のメニューも自然と変わっていくもの。手の込んだロールキャベツはおいしいけれど、子どもにとっては食べにくいですよね。

食事づくりがストレスとならないよう楽な方法を選び、今だけの食事を楽しんでいきましょう。

■執筆/hiro…管理栄養士、野菜ソムリエの資格を生かした旬の食材を使ったレシピが人気。ナチュラルフードコーディネーターでもあり、子どもが食物アレルギーを持っていた経験から、現在は米粉使った料理やスイーツの料理教室を主催。
編集/サンキュ!編集部

※IHクッキングヒーターをご使用の場合は、説明書を確認し、指定の油量を必ず守って調理してください。

 
 

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