【管理栄養士監修】「飴」の賞味期限切れはいつまで食べられる?そもそも賞味期限ってあるの?

2020/06/28

飴の賞味期限について考えたことはあるでしょうか。飴はとても長持ちするというイメージですが、賞味期限がついています。賞味期限が過ぎると飴はどうなるのでしょうか。飴の正しい保存方法とともに考えていきましょう。

飴は賞味期限が過ぎても食べられる?

日本の伝統的なお菓子
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飴は賞味期限が過ぎても食べられるのかどうかを検証していきましょう。

服のポケットやカバンの中など、ひょんなところから出てくる古い飴を、食べようか捨てようか悩んだことはありませんか。今回の記事で賞味期限が過ぎた飴がいつごろまで食べられるのか、調べていきます。

この機会に、飴についての知識を深めていきましょう。

賞味期限と消費期限の違い

賞味期限は品質が変わらずにおいしく食べられる期限で、消費期限は安全に食べられる期限です。消費期限がついた食品と比べると、賞味期限は傷みにくい食べものにつけられています。

消費期限とは違い、賞味期限は過ぎたからといって、すぐに傷み出すなどの極端な劣化はないと考えられています。

一般的には、飴は傷みにくい食品とされているため、賞味期限が表示されています。賞味期限内に食べた方が、飴の本来のおいしさが堪能できるといえます。

冷蔵庫で保存した飴の賞味期限

暑い時期は、飴が溶けて変質することを防ぐために冷蔵庫で保存することもあるでしょう。その場合であっても、賞味期限に変化はありません。

しかし、冷蔵庫に保存した後に常温へ移すと、気温差から結露ができて、飴が個包装の中でべたつき、飴と袋が外しにくくなるという現象が起こる可能性があります。これは、結露が飴に水分を与えて溶かしてしまうためです。また、冷やすと割れやすくなる原因にもなります。

冷凍庫で保存した飴の賞味期限

飴を冷凍庫で保存した場合も賞味期限に変化はありません。しかし冷蔵保存と同様に、冷凍庫から常温へ移すことで、個包装内で結露ができやすくなるので注意が必要です。

飴は湿度が80%以上になると溶け出す特性を持っています。これは、飴に含まれている糖分が水分を吸収してしまうからで、べとついて食べにくくします。また、冷やすと割れる原因にもなります。

賞味期限が過ぎて傷んだ飴の特徴

日本の伝統的なお菓子
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賞味期限が過ぎて傷んだ飴とは、どのような状態なのかを説明していきます。

ちなみに、食べられなくなるほど、飴が腐っているかどうかを見極めるのは大変困難です。砂糖が原材料のほとんどである飴は、調味料やタンパク質などのほかの成分が含まれていない限り、基本的には腐ることがないからです。

特徴1:溶ける

傷んだ飴の特徴として、形が変形して溶けています。直射日光が当たる高温の場所に長時間置いてあった飴は例外として、適切に保存していても溶けていた場合は、傷んでいる可能性が高いです。

これぐらいならといって溶けた飴を食べてしまうケースも多々ありますが、避けた方がよいです。場合によっては、歯にくっついて治療後の詰め物などが取れる可能性があるからです。歯の詰め物は引っ張る力には弱い性質があるので気をつけましょう。

特徴2:すっぱい臭いや味

賞味期限切れの飴からすっぱい臭いや味がしたら、傷んでいる可能性が高いと言えます。

原材料にタンパク質の成分が含まれている場合、賞味期限を過ぎると、たんぱく質を栄養として有害な微生物に侵されて、臭いや味が変化してしまうことが考えられます。

【日数別】賞味期限切れの飴はいつまで食べられる?

日本の伝統的な箸
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賞味期限切れの飴がいつまで食べられるのかを、日数別に見ていくことにしましょう。

飴は、賞味期限がないとされる砂糖が原材料のほとんどを占めるため日持ちがよく、賞味期限を少し過ぎたくらいであれば、食べられる可能性が高いといえます。

だからといって油断せずに、おいしさが損なわれない賞味期限内に、安心して食べるようにしましょう。

賞味期限が1カ月過ぎた飴

賞味期限から1カ月が過ぎた飴は、食べられると言われています。

飴は砂糖を多く含む食品です。砂糖は水分を吸収しやすいという特性があるため、繁殖に必要な水分がないことで、微生物は増殖しにくといわれています。

飴の賞味期限は製造から約1年といわれています。賞味期限を1カ月過ぎていても、正しい保存方法で未開封だった飴はまだ食べられると考えられます。

賞味期限が半年過ぎた飴

賞味期限から半年過ぎた飴は風味が落ちて艶もありませんが、食べることはできると言われています。賞味期限とはおいしく食べられる期限を示したものであり、若干、余裕を設けてつけられているからです。

しかし、傷んでいる可能性もありますので、必ず見た目や状態を確認しましょう。

賞味期限が1年以上過ぎた飴

賞味期限が1年以上経った飴は、品質に異常がない場合は食べられると言われています。飴は主に砂糖でつくられています。砂糖は水分をよく吸収するので、菌が繁殖しにくいという特性があります。

しかし、賞味期限から1年以上過ぎた飴は傷んでいなくても、風味や硬さなどが失われている可能性が高くなります。必ず、飴の状態をよく観察してから食べるようにしてください。

飴の正しい保存方法

クローズアップの活気あふれる飴のボウル
Martin Barraud/gettyimages

飴の正しい保存方法の基本は、空気に触れさせないことです。飴は空気に触れると湿気を吸って傷みやすくなります。開封した場合は、缶などの密封容器に入れることをおすすめします。

飴は高温や湿度に弱く、べたつく原因になります。保存は温度が低く環境の変化が少ない場所で行いましょう。風通しをよくして直射日光を当てないように工夫をしてください。

冷暗所で保存する

飴の保存場所は、涼しく風通しのよい乾燥した冷暗所が推奨されています。飴は湿度や熱に弱いです。

長時間、湿気の多い場所や暑い場所に置いておくと飴にねばりが出て包装していた袋などについてしまうこともあります。そのような場合はとても食べにくく、賞味期限内でもおいしく食べることができなくなります。気をつけましょう。

賞味期限切れの飴には要注意!無理して食べないようにしよう!

カラフルなチョコレート菓子、キャンディー、キャンディケイン、マシュマロの背景
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賞味期限切れの飴には注意をして、無理に食べないようにしましょう。

飴は溶ける・すっぱくなるなどの形状の変化を見せない限り、傷み具合がわかりにくい食べ物です。だからこそ、賞味期限を守ることが大切です。

飴をバッグや引き出しの中などに放置しないで目に見える場所にまとめるように工夫をして、賞味期限切れを防ぎましょう。

■記事監修・・・

管理栄養士・ゆかりさん

管理栄養士、食生活アドバイザー。4歳女児のママで出張料理、料理教室、講演、栄養相談も手掛けるほか、ライターとしても活動。

参考サイト

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