窓・網戸・サッシ掃除は5分で終わる!これで年末の大掃除いらず!
2023/11/13
年末に向けて「大掃除」の準備を始める人もいるのではないでしょうか。「汚れの性質に合わせて掃除をすれば、短い時間できれいになります」と話すのは、おそうじ本舗の尾崎真さん。今回、二度拭き不要のアルカリ電解水を中心に使った、効率的な掃除方法を伝授してくれました。
<監修>
尾崎真さん
全国にハウスクリーニングのサービスを展開するおそうじ本舗の技術責任者。ハウスクリーニング技能士の国家資格を持ち、商品やサービスの開発にも携わる。さまざまなメディアで活躍。
「エアコンの汚れは暖房が本格稼働する前に掃除をすませましょう。寒さが厳しくないうちに窓を終わらせ、最後は玄関をきれいにして気持ちよく新年を迎えたいですね」
窓(所要時間5分)
汚れを一掃し、きれいな光と風が入る部屋に!面倒な窓掃除は小分けにして進めて
●1:コの字形に拭く
アルカリ電解水は窓に直接スプレーすると垂れ筋ができるので、古タオルのほうにたっぷりスプレーしてから、窓の上半分を上からコの字形に拭く。
●2:素早くから拭き
水けが乾く前に、マイクロファイバークロスで素早くから拭きする。乾かないうちに拭くのがポイント。窓の下半分も1と2を同様に繰り返す。
網戸(所要時間5分)
●1:段ボールを当てて掃除機をかける
段ボールを写真のサイズくらいにカットし、片手で持ちながら網戸の外側に当て、室内側から掃除機をかけて砂ぼこりを吸い取る。
●2:ナイロンタオルと古タオルではさんで拭く
ナイロンタオルと古タオルを水でぬらして固く絞り、網戸の外側はナイロンタオル、室内側は古タオルを持ち、はさんで拭く。
サッシ(所要時間5分)
●1:掃除機のノズルで吸う
サッシはぬらさずに掃除を進める。まずは掃除機の先端にすき間用ノズルを取りつけ、サッシの砂ぼこりをざっと吸い取る。
●2:ブラシでかき出す
硬くなった汚れは、サッシブラシの先端を使ってかき出す。汚れが多い場合は、掃除機のノズルで吸い取りながら進めても。
●3:定規に古タオルを巻き、こする
水でぬらし固く絞った古タオルを定規に巻きつけ、サッシに差し込んで拭く。窓枠は横の部分も、特に下のほうが汚れているので併せて拭く。
エアコン(所要時間10分)
●1:先に掃除機でほこりを吸う
エアコンのプラグを抜いてから作業をする。フィルターの表面のほこりを掃除機で吸い取ってから、フィルターをはずす。
●2:フィルターの裏から水をかける
フィルターは裏側からシャワーの水を当てると、汚れがよく落ちる。こびりついている場合は、表側から古歯ブラシでこすって落とす。
●3:タオルドライして乾かす
古タオルで水分をしっかり拭き取ったあと、室内か日陰に干して乾かしてから戻す。湿ったまま本体に戻すとカビの原因になる。
●4:割り箸+ペーパータオルで拭く
割り箸にペーパータオルを巻き、湯でぬらし吹き出し口を拭く。本体はマイクロファイバークロスでから拭き(プラスチックが劣化するので洗剤は×)。
*エアコン内はプロに任せましょう*
吹き出し口がカビている場合、エアコン内もカビている可能性が。構造が複雑なので内部はプロに任せて。ほか、キッチンの換気扇内もプロに任せるのが安心。
汚れを一掃し、きれいな光と風が入る部屋に!年末にまとめてやるのではなく、少しずつできるところから始めていきましょう。
参照:『サンキュ!』12月号「年末までの5分・10分『小掃除』リスト」より。掲載している情報は18年10月現在のものです。撮影/林ひろし 構成・文/石川理恵 編集/サンキュ!編集部
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