【管理栄養士監修】「みたらし団子」は太りやすい?気になるカロリーと炭水化物量まとめ
2021/09/28
この記事では「みたらし団子」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などカロリーがとくに気になるときに取り入れたい調理法や、食べ方などについてもご紹介します。
なお、文中のカロリー値は文末に載せた参考データを元にしています(一部、参考データを元に独自計算をしている場合もあります)。
みたらし団子を食べると太りやすい?
みたらし団子は白玉粉などでつくった団子を串に刺し、砂糖醤油で味付けしたとろみのあるたれをからめたものです。多くの洋菓子と比べると、脂質量が少ないという特徴があります。
脂質量が少ないとしても油断はできません。トータルのカロリーや炭水化物量をチェックしていきましょう。
みたらし団子1本あたりのカロリーは?
みたらし団子1本(80g)のカロリーは158kcalです。
ご飯1膳(160g)のカロリーは269kcalです。みたらし団子と同じ重量(80g)で計算すると134kcalなので、わずかながらみたらし団子のほうがカロリーの高い食品ということがわかります。
ちなみに小豆あんを乗せたあん団子1本(80g)のカロリーと比較すると、ほとんど違いはありません。
●みたらし団子(80g):158kcal
●あん団子(80g):161kcal
みたらし団子の炭水化物量は?
糖質量とは炭水化物から食物繊維の値を引いたものです。ここではみたらし団子とあん団子1本、さらに同じ重量(80g・1/2膳)のご飯の炭水化物量と糖質量を比較してみましょう。
●みたらし団子:36.16g(35.92g)
●あん団子:36.4g(35.44g)
●ご飯:29.68g(29.44g)
※括弧内は糖質量
どちらの団子もご飯より多く、若干の差はありますが、みたらし団子とあん団子の炭水化物量(糖質量)はほとんど同じであることがわかります。
みたらし団子を食べる際のポイント
ここからはカロリーや糖質が気になるかた向けに、みたらし団子を食べる際のポイントを紹介していきます。ダイエット中などにみたらし団子を食べたくなった際の参考にしてください。
みたらしのたれを少なくする
みたらし団子のたれは、醤油と砂糖が主成分です。そのため、カロリーや糖質は高くなりやすい特徴があります。また、塩分をとりすぎると、体の中の塩分濃度を一定に保とうとして水分をため込みやすくなり、むくみの原因になる可能性があります。
たれを控えめにして食べることで、摂取するカロリー、糖質、塩分をいくらか抑えられるでしょう。
食べる時間を考える
みたらし団子を食べる際には、食べる時間を意識するのがポイントです。とくに避けるべき時間帯は寝る前です。体を動かさない夜は代謝も低く、余ったエネルギーが体内に蓄積されやすくなります。
また、午後3時ごろは脂肪細胞に脂肪を溜め込む働きのあるタンパク質の一種が1日のなかでも少なくなり、食べたものが脂肪になりにくい時間帯と考えられています。活動量の多い午前中か、午後3時ごろまでに食べるようにしましょう。
一度にたくさん食べない
みたらし団子を一度にたくさん食べると、血糖値が急上昇したり、糖質が消費しきれず体に蓄えられて太りやすくなる可能性があります。
だらだらと食べすぎてしまわないように、量を決める必要があります。みたらし団子の場合は1回に1本までにするなど、本数を決めるとよいでしょう。
みたらし団子のおすすめダイエットレシピ
ダイエット中だからといって、食べたいものを我慢したくないものです。ダイエット中でも食べられるように、みたらし団子を手づくりしてみましょう。
ここからは、ダイエット中にも取り入れやすいみたらし団子のレシピを紹介します。
もちもち!豆腐白玉のみたらし団子
豆腐を使った白玉団子はもちもちやわらかな食感になります。上新粉や白玉粉を減らして豆腐を加えることでカロリーと糖質量が抑えられ、ヘルシーなみたらし団子になるでしょう。
また、タンパク質や食物繊維が含まれる豆腐ときなこを合わせると、糖質だらけの一般的なみたらし団子よりも、血糖値の上昇をゆるやかにして、腹持ちをよくしてくれることが期待できます。
ただし、1本のカロリーは低くなっても一度にたくさん食べすぎないように注意が必要です。
みたらし団子を食べるなら量に注意!ほどほどに楽しもう
みたらし団子は、同じ量のごはんよりもカロリーや糖質が高くなっています。また、ほとんどが糖質なので、食べすぎると血糖値を急上昇させたり太りやすくなってしまい、ダイエット中はとくに注意が必要な食べものです。
食べ方や量を調整し、ほどほどに楽しみましょう。