【管理栄養士監修】「プリン」は太りやすい?気になるカロリーと炭水化物量まとめ
2021/11/07
この記事では「プリン」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などカロリーがとくに気になるときに取り入れたい調理法や、食べ方などについてもご紹介します。
なお、文中のカロリー値は文末に載せた参考データを元にしています(一部、参考データを元に独自計算をしている場合もあります)。
プリンを食べると太りやすい?
ぷるんとした食感と甘味があるプリンは、間食や食後のデザートとしてもポピュラーな食品です。
シンプルなプリン1つ程度であれば、そこまでカロリーも高くありません。甘いものを我慢してイライラするよりも、適度に息抜きとして楽しむには悪くないでしょう。
ですがプリンにもいろいろな種類があります。あれもこれもとトッピングしてパフェのようになってしまうと、カロリーも大幅に増加してしまうため注意が必要です。
プリンの1個あたりのカロリー
キャラメルソースがかかったカスタードプリン1個(90g)のカロリーは、113kcalです。この程度のカロリーは、食事を食べすぎなければデザートとしても楽しめそうです。
ほかのプリン1個あたりのカロリーとも比較してみましょう。
●カスタードプリン(90g):113kcal
●マンゴープリン(80.4g):76kcal
●バナナプリン(91.1g):85kcal
●いちごプリン(121.8g):192kcal
●チョコプリン(98.8g):264kcal
いちごプリンとチョコプリンには生クリーム25g(109kcal)が使われているため、一気にカロリーも跳ね上がります。
プリンの炭水化物量は?
次にプリンの炭水化物量と糖質量を見ていきましょう。炭水化物は大別すると糖質と食物繊維に分けられます。
カスタードプリン1個(90g)の炭水化物は11.35g、糖質も同量の11.35gです。上述したそのほかのプリンと、デザートの定番でもあるコーヒーゼリーを加えて炭水化物量と糖質量を比較してみましょう。
●カスタードプリン(90g):113kcal|11.35g|11.35g
●マンゴープリン(80.4g):76kcal|11.95g|11.43g
●バナナプリン(91.1g):85kcal|14.43g|14.18g
●いちごプリン(121.8g):192kcal|14.88g|14.45g
●チョコプリン(98.8g):264kcal|17.3g|16.71g
●コーヒーゼリー(88.25g):34kcal|7.5g|7.5g
プリンは必ずしも高糖質の食品ではありませんが、牛乳、キャラメルソース、フルーツ、チョコレートなどが使われている分、コーヒーゼリーよりも糖質が高くなります。
プリンを食べる際の注意点
ここからはカロリーの気になるかた向けに、プリンを食べる際のポイントを紹介していきます。ダイエット中などにプリンを食べたくなった際の参考にしてください。
低カロリー・低糖質のものを選ぶ
まず、低カロリー・低糖質のものを選ぶようにしましょう。
現在は、ダイエットや糖質制限をしているかた向けに低カロリー・低糖質を謳ったプリンが多く販売されています。カロリーや糖質を気にするかたは、こうした商品や小さいサイズを選ぶといいでしょう。
手づくりする
次に、市販のものを食べるのではなく手づくりをするようにしましょう。手づくりをすると、材料を工夫してカロリーを抑えることができます。
たとえば、牛乳よりも低カロリー・低糖質な豆乳を使ったプリンは、優しい味わいでヘルシーに仕上がります。卵と牛乳は使わず、豆乳、砂糖、ゼラチンのみでもつくることができます。
また、砂糖の代わりに低カロリーの甘味料を使ってみるのもおすすめです。エリスリトールなどのゼロカロリーの甘味料もあるので活用しましょう。
トッピングをしない
間食は約200kcalであれば問題ないと言われています。前述したとおり、キャラメルソースがかかったカスタードプリン1個(90g)のカロリーは113kcalです。そのため、生クリームやフルーツなどのトッピングを避けると約200kcal以内におさえることができます。
プリンを食べるなら量に注意!ほどほどに楽しもう
プリンはさまざまな種類がありますが、スタンダードなプリン1個程度であればダイエット中でも楽しめる食品です。
カロリーの気になるかたでも、低カロリーなものを選んだり食事量を調整する、軽い運動をすることなどでカバーできる範囲です。食べすぎには注意しながら、ストレスを溜めない程度にプリンを楽しみましょう。