うずらの卵のゆで時間と殻の剥き方・割り方

2020/11/27

お弁当のおかずや中華丼などに使われることの多いうずら。じつは、市販の水煮を買って使っているため、ゆで方や殻の剥き方を知らないという人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は暮らしスタイリストとして料理を始め家事全般の情報を日々発信されている河野真希さんに、うずらの卵の扱い方についてお伺いしました。

うずらの卵のゆで方

左から沸騰後3分、2分、1分ゆでたうずらの卵。小さくて火がとおりやすいので、半熟にしたいときは時間に気をつけて

うずらの卵は小さいため、鶏よりも短時間でゆであがり、すぐに使いたいときにも便利です。殻が薄く割れやすいので、パックを開けるときや鍋に入れるときには慎重に。

・固ゆで
鍋に水とうずらの卵を入れて火にかけます。沸騰したら、そのまま3分加熱して火を止めます。すぐに冷水で冷やします。沸騰する直前に菜箸などで卵を混ぜると、卵黄が中心にきます。

・半熟
固ゆでと同様にゆで、沸騰してから1~2分で火を止め、すぐに冷水で冷やします。

上手な殻の剥き方

ゆであがった卵を冷水でしっかりと冷やしてから、フタのある容器、もしくは同じ大きさのお椀などを重ねた中に入れ、軽く振ります。うずらの殻は柔らかいので、これで全体に細かいヒビが入ります。

次に、丸みのある方(とがっていない方)から薄皮ごとつまんで、剥いていきます。剥きにくいときは水の中で剥くと、キレイに殻が剥がれてくることがあります。

うずらの卵の割り方

小さなうずらの卵は割りにくいことがあります。鶏の卵のように真ん中でふたつに割ろうとしてもむずかしいので、卵のとがった方にヒビを入れて、その部分の殻を指やキッチンばさみで取り除きます。そのまま器にひっくり返します。うまく出てこないときは、殻をもう少し大きく取り除いてください。

市販の水煮との違いは?

うずらの卵をゆでたり、殻を剥いたりする手間を省きたいなら、市販の水煮が便利です。レトルトと缶詰が一般的。どちらも賞味期限が長く、長期保存が可能です。ただし、生の卵を買うよりも割高です。

じつは、うずらは殻ごと食べられる!?

うずらは鶏と比べて殻が薄く、そのまま食べることもできるとか。うずらの卵の全国一の生産量である愛知県豊橋市や、うずらの殻ごと食べる串焼きを「室蘭焼き」と呼ぶ北海道室蘭市など、全国いくつかの焼き鳥店で提供されているそうです。

そこでうずらの殻ごと料理に挑戦。串打ちはせず、フライパンで甘辛く炒めてみました。サラダ油をひいたフライパンにうずらの卵を生のまま乗せ、5分ほど炒め、醤油とみりん、酒、砂糖を合わせたものをからめました。途中で殻にはヒビが入ってきますが、そのまましっかり炒めます。

さて、その味はどうかというと、正直好みは分かれるところかもしれませんが、殻ごと食べられます。そのパリパリとジャリジャリの間のような食感。これがおいしいと感じる人もいると思います。炭焼きにすると、もっと香ばしくておいしく食べられるのかも。中の卵は殻ごと調理したおかげか、単にゆでたものよりも、半熟ながらも旨みがギュッと詰まっていて濃厚。濃いめのタレとよく合っていました。気になるかたは一度試してみてくださいね。


◆監修・執筆/河野 真希
暮らしスタイリスト・一人暮らしアドバイザー・料理家。料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを作る、はじめるためのライフスタイル提案を行う。流行や思い込みにとらわれずに、無理なく持続可能で快適な自分らしい暮らしづくりを応援。 『料理教室つづくらす食堂』主宰。

 
 

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