65歳の人気ブロガーが伝授!年金で豊かに暮らす7つの方法

2021/07/13

65歳になった今、限られたお金でもゆとりある暮らしができるのは、40~50代のうちに現状を把握して、少しずつ準備をしてきたから。人気ブロガー・ショコラさんが心から「やってよかった」と思うことを紹介します。

<教えてくれた人>
ショコラさん
65歳。東京都在住。1LDKのマンションで1人暮らし。40代で離婚を経験。30代後半の息子が2人いる。「老前整理」として始めたお片づけブログが大反響!著書に『65歳から心ゆたかに暮らすために大切なこと』(マガジンハウス)。

ショコラさんちの家計表

<収入>
月収(手取り) 8万円
年金(手取り) 約12万円
※パート時代の厚生年金の一部と正社員のときの企業年金、国民年金を合わせた額。

<支出>
住居費 3万円
(管理費、修繕積立、固定資産税月割り)※住宅ローンは56歳のときに完済。
水道・光熱費 9000円
交通・通信費 9000円
(Amazonプライム、Yahoo!プレミアム、NHK受信料などを含む)
保険料 6000円
食費 2万円
日用雑貨費 4000円
交際費 4000円
美容・衣料費 1万2000円
趣味・娯楽費(外食等) 1万5000円
医療費 5000円

残し貯め 8万6000円
※出費が少ない月は家電の故障や急な病気用の予備費として月1万円ほどプール。

1. 家計簿をつける

この先、毎月いくらあればいいのかがわかります。

限られたお金で老後を安心して暮らすには、まず「自分が生活するのに毎月必要なお金」を知ることが大事。家計簿をつけるとそれがわかります。私の場合は月12万円の生活費があれば暮らせるとわかり、やりくりの見通しが立ったことで不安が1つ減りました。今では月12万円で暮らす方法が身につき、家計簿は2年前に卒業。

家計簿は100均の金銭出納帳を使っていました。今は財布2つでやりくり。月初めに食費用に2万円、そのほか用に4万円を入れます。固定費は口座から引き落としなので通帳で管理。

2. ねんきん定期便※を見る

いくらもらえるのかハッキリすると不安がなくなりますよ!

50歳になったら「ねんきん定期便」※をチェックすると、老後にもらえる年金額がわかり、生活費が毎月いくらたりなくなるかも把握できます。私の場合は月2万円不足と判明。「でも、年金生活が始まる65歳から20年分の老後資金として約500万円あれば安心かな」と考えることができ、老後資金の貯蓄プランが固まりました。

3. 1人になったときのシミュレーションをする

夫や子どもがいつまでもいるとは限りません。

私の友達で、60歳になってまもなく夫が急に亡くなった人が数人います。子どもも結婚や仕事で離れて暮らすこともあるので、今は家族と住んでいる人も、体力気力があるうちに1人の老後生活を予測してみると、いざというとき対応しやすいと思います。

4. 65歳で人生を考える

年金をもらう年は1つのピリオドです。

65歳は大きな節目。年金が満額もらえるので貯蓄があれば働かなくていい生活も選べて、暮らしが大きく変わります。だから65歳からどう生きるかを考えておくとあとあと安心。お金はもちろん、仕事はいつまで・どう働くか、余暇の過ごし方、住まいはどうするかなどを考えてみるのがおすすめ。

5. 50代のうちにハローワークで仕事を探す

60代になると減るけれど、50代のうちはたくさんあります。

私は57歳で正社員を退職後ハローワークでパートを探しました。60代からのシニア枠と違って、50代は一般事務や販売員など予想以上に求人があり、いい仕事が見つかりました。仕事内容や収入、勤務時間など譲れない条件をリスト化することも仕事探しのコツ。

今は週4日10~16時で働いています。ランチ用にゆで卵とハムを入れたサラダべんとうとパン、アイスティーを入れた水筒を持参。

6. お金をかけずに楽しめる趣味を持つ

旅行に行かなくても楽しいことはいくらでもあります!

本は図書館で月に8冊ほど借ります。吉田修一さんの小説にハマって全作品を読破。感想をブログにつづると本好きのかたからコメントが寄せられたりおすすめの本を教えてもらえたりして、そのやりとりも楽しいです。

平日の夜は小説を読んでその世界に浸るのが楽しみ。休日は自転車を思うがままに走らせて、銭湯や花の名所、レトロな喫茶店など街めぐりをするのが好きで、体力づくりにもなっています。旅行に行かなくても、自宅から半径数kmで楽しめることはたくさんありますよ。

100均のポーチにメルカリで買ったホテルのアメニティーを入れて銭湯セットに。これだけで気分が上がります!

7. 家を片づける

広々と心地よく、残りの人生を暮らせます。

年を取ってからの暮らしは家で過ごす時間が長いから、住まいを心地よい空間にしておくことは大事だと思います。私も「老前整理」として、ダイニングセットや座いす、飾り棚、洋服など不要な物を処分。部屋をスッキリ整えました。おかげで今、ささやかでも心地いい毎日を送っています。外出しても「早く家に帰ってのんびりしたい!」と思います。

ショコラさんからのメッセージ

人と比べないで。自分の人生は自分のもの!

家族構成や住む地域、やりくり方法、考え方など皆違うので、人と比べず「自分の場合はどうだろう?」と1つずつ調べたり行動することが大事。そうすればむやみに不安にならずにすみ、自分の人生を大事にできますよ。

※「ねんきん定期便」とは、毎年誕生日ごろに国から届き、老後にもらえる年金額が記載されたもの。
50歳以上になると「現在の年金加入制度に60歳まで継続して加入した場合に、65歳以降受け取れる年金見込額」が記載される。

参照:『サンキュ!』2021年7月号「年金で豊かに暮らす7つの方法」より。掲載している情報は2021年5月現在のものです。撮影/林ひろし 取材・文/神坐陽子 編集/サンキュ!編集部

 
 

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