転職エージェントを利用するときの流れを解説!転職を有利にする秘訣
2021/12/08
住宅ローンや子どもの教育費、そして老後資金……子育て世代にとって、貯蓄はいくらあっても足りないもの。より高い収入を求めて、転職を考えているママも多いのではないでしょうか?しかし、仕事に家事に忙しい日々のなかで、転職のために割ける時間はどうしても少なくなりがち。
そこでこの記事では、主婦の転職に役立つ情報を、業界の裏情報まで含め分かりやすく解説している転職情報メディア「Career Theory」の編集部に解説してもらいます。
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執筆: CareerTheory編集部
最高の転職を実現するために、転職コンサルタントが業界の裏情報まで含め分かりやすく解説している転職メディア▶「...
転職エージェントを利用するときの流れを4ステップで解説!
いざ転職しようと思っても、エントリーシートや面接は就活以来で何から始めたらいいのかわからない、というかたも多いでしょう。
転職を成功させるには、転職エージェントの力を借りるのがおすすめです。
転職エージェントはほとんどの場合無料で登録することができ、転職を成功に導くサポートが手厚いため、利用するかたも増えてきました。
本記事では、実際に転職エージェントを利用するときの流れを下記の4つのステップでご紹介し、利用する上でのポイントもお伝えします。
Step1.転職エージェントを選ぶ
Step2.転職エージェントに登録する
Step3.転職エージェントと面談する
Step4.転職エージェントが応募から内定までサポート
すべて読めば転職エージェントを利用するときの流れがわかり、スムーズに転職活動を進めることができるでしょう。
Step1.転職エージェントを選ぶ
はじめに、登録する転職エージェントを選びます。
転職エージェントの種類は大きく分けて「総合型」と「特化型」の2種類です。
転職エージェントの種類によって特色や求人の種類も異なるため、自分の要望に合わせて転職エージェントを使い分けたり、転職の幅を広げるために複数登録したりするといいでしょう。
転職エージェントは主に2種類
転職エージェントには「総合型」と「特化型」があります。
「総合型」は特定の業界や職種にこだわらず幅広い求人を取り扱っているのが特徴です。
求人数が豊富なので、これまで経験したことのない業界や職種を紹介されることもあります。
志望業界や職種を絞っていない場合は、自分の可能性を広げるチャンスになるかもしれません。
一方で「特化型」は、特定の業界や職種に絞った求人を取り扱っているのが特徴です。
特定の業界を極めたいと考えているかたは、希望の仕事を見つけやすくなるでしょう。
ちなみに、書類選考や面接対策も業界に特化したアドバイスを受けることができます。
なお、職種や業界のほかにも、女性向けの仕事に特化した転職エージェントや、年代ごとにオススメの仕事に絞った転職エージェントもあります。
2~3社を選ぶのがベスト
少しでも早く転職を決めたい場合、転職エージェントは2~3社に絞るのがオススメです。
1社のみだと求人数が十分でない可能性があり、一方で4社以上の複数のエージェントに登録すると、求人数が多すぎてかえって決めきれなくなる可能性があります。
複数の転職エージェントに登録する場合は、総合型と特化型をひとつずつ登録しておくといいでしょう。
なぜなら、総合型に登録すればキャリアチェンジできる可能性が広がり、特化型を登録すればこれまでの経験を活かしつつキャリアアップできる可能性が広がるからです。
応募できる求人の幅を広く深くすることができ、転職を成功させる確率も高くなるでしょう。
もちろん、特定の業界や職種を極めたい場合は特化型のみ登録すれば、より効率的に転職活動を進められます。
自身のキャリアプランに合わせて転職エージェントを選んでみましょう。
Step2.転職エージェントに登録する
転職エージェントを選んだら、早速転職エージェントに登録しましょう。
具体的な登録手順は転職エージェントによって異なりますが、基本的な流れはほとんど同じです。
登録の流れを事前に確認し、スムーズに転職活動に進めるようにしておきましょう。
必要情報を入力する
はじめに、転職に必要な情報を入力します。
個人情報はもちろんのこと、これまでの職歴や得てきたスキル、希望の職種・業界の入力が求められることが大半です。
エージェントによっては履歴書や職務経歴書を自作してアップロードすることもあるでしょう。
希望どおりに転職を成功させるためにも、希望の年収や職場環境、勤務希望地などの細かい情報は正直に入力しましょう。
面談の日程を決める
必要事項を入力して登録が完了すると、転職エージェントから面談設定の連絡が来ます。
面談は転職に求める条件を確認したり、これまでの職務経歴や転職理由をヒアリングする場です。
転職を急ぐのであれば、早めに日程を調整しましょう。
Step3.転職エージェントと面談する
面談の日程が調整できたら、転職エージェントと面談します。
面談といっても、企業と面談するときとは異なるため、転職エージェントと面談するときの流れや注意点についてまとめました。
面談時間はおよそ1時間~1時間半
転職エージェントとの面談時間はエージェントによっても異なりますが、面談時間はおよそ1時間~1時間半はかかると思ったほうがいいでしょう。
転職エージェントとの面談は転職に向けてのカウンセリングが主な内容になりますが、そのまま今応募できる求人があるかどうか、求人検索までおこなうことがほとんどです。
事前に転職の要望を明確にしておく
転職エージェントとの面談をスムーズに進めるために、事前に転職の要望を明確にしておきましょう。
・どんな業界・職種がいいのか
・将来どのようなキャリアプランを描いているのか
・給与はいくらを希望するか
・福利厚生、職場環境へのこだわりはあるのか
転職の希望は、エージェントに遠慮なく伝えます。
包み隠さず話しておくことでサポートされやすくなるので、事前に要望を明確にして伝えられるようにしておきましょう。
Step4.転職エージェントと選考の対策をする
転職エージェントは、転職の成功や失敗の事例を多数見てきています。
そのため現状を見極め成功するための秘訣がわかり、アドバイスをしてくれるでしょう。
転職を成功させるためには、遠慮なく転職エージェントの力を借りるのがオススメです。
ESや職務経歴書の添削
転職活動でも就活と同様にエントリーシート(ES)を提出する必要があります。
加えてこれまでの職歴を詳細に記した「職務経歴書」を提出しなければなりません。
転職エージェントによってはESや職務経歴書を添削してくれるので、うまく活用してみましょう。
選考が進んだら面接対策を
書類選考を通過して選考が進んだら、面接がうまくいくよう対策を練ります。
転職エージェントは書類選考だけでなく面接対策もしてくれるので、しっかりと力を借りましょう。
面接の基本的なマナーは就活と同じですが、よくある質問などは少々異なるため、転職に合わせた面接対策が必要になります。
特に特化型の転職エージェントの場合、面接でよく聞かれる質問など業界や職種に応じたアドバイスをしてくれるので、転職を有利に進められるでしょう。
補足:転職エージェントが応募から内定までサポート
応募して選考の結果、無事に内定が決まってから、入社するまでの流れを解説します。
基本的には転職エージェントが応募から内定、入社後のフォローまでをサポートしてくれるので、転職エージェントとしっかり連携をとっていくことが重要です。
面接日程の調整は転職エージェントが代行
求人に応募して選考に進むと、面接の日程調整も転職エージェントが代行してくれます。
企業と直接やりとりするよりは多少のタイムラグが発生するため、転職エージェントとのコミュニケーションはこまめにおこないましょう。
日程の候補を聞かれたときは可能な限りすぐに返信することで、面接日程も決まりやすくなります。
内定から入社日までフォロー
内定が決まった後も、入社日までの必要な手続きや書類の準備などを転職エージェントがサポートしてくれます。
そのため、準備を万端に整えた状態で安心して入社日を迎えられるでしょう。
入社後も、職場とのミスマッチなど、何か困ったことがあれば転職エージェントに相談できます。
まとめ:転職エージェントを活用して転職を有利に
転職エージェントを利用するときの流れについて解説しました。
転職エージェントは求人の応募から内定、入社後のフォローまですべて無料でサポートしてくれるところが大半です。
選考で使用する書類の添削や面接指導などをおこなってくれることもあるので、うまく活用して転職を有利に進めましょう。
■執筆・・・CareerTheory編集部
最高の転職を実現するために、転職コンサルタントが業界の裏情報まで含め分かりやすく解説している転職メディア