ヤル気が出ない時の片づけどうしている?片づいている家はそれ関係ありません!
2022/07/02
主婦の永遠のテーマである、「やる気が出ない時の家事の対処法」。今回は整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんに、「片づけ」にしぼって、シンプリスト的アドバイスを教えてもらいました。
【結論】片づけするかどうかを「やる気」と結びつけない
子どもが学校に行くように、夫が仕事に行くように、主婦も片づけるのが当たり前だという考えに落ち着きました。
やらない選択肢を持つと、人間誰だってラクな選択をとりたくなります。学校でも仕事でも行きたくないなぁと思う日だってあると思うのです。同じように、気分が乗らない時でも、とりあえずやってみます。
時には「そんな日もあるよね」と思いつつ、エンジンがかかってくるまでは、気持ちを整えることを意識してみましょう。一旦時間や効率は無視して、マイペースに進めていくほうが、変に罪悪感を持たずに過ごせそうです。
やる気よりも「体調」を基準にしたらラクだった
30半ばを過ぎれば、やる気よりも考慮したいのは、その日の体調です。体調が悪い時は無理をせず、身体を回復させることを第一に身体を休めています。
逆に、やる気はないけど体調が万全なときは、多少無理してでも始めた方が家事が溜まらず、結果的にはラクでした。
それでもやりたくない時は逃げてもいい
それでもどうしてもやりたくない時期もたまにあります。最終手段は、とことんやらず困るまで放置してもOKです。
その前に家族に余力があれば、先にヘルプを出すこともあります。家族が進んで片づけてくれれば、そこまで溜まることもないでしょう。
耐えられなくなったら自然と片づけたくなる
「放置してOK」といっても、だいたい3日目くらいから散らかっている状況に耐えられなくなっていきます。2日目で食器や鍋を洗わないと支障が出る状態になりますし、3日目あたりから「物がない!」と大慌てすることが徐々に増えます。
片づけないリスクの方が大きいと感じるようになれば、いっそ片づけた方がラクだという気持ちに切り替わっていきます。
「そんなことない、常に汚部屋の状態だよ」という方は、実はそれほど散らかっていることに困っていないのかもしれません。そもそも何のために片づけないといけないのか、これからの人生どう暮らしたいのか?などの根本的なことを見直すチャンスでもありますね。
■執筆/シンプリストうた…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションでの家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するInstagramが人気。
編集/サンキュ!編集部
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