一日中片付けに追われていたけど断捨離(R)で汚部屋から脱出&夢まで叶った!ビフォアアフター
2022/06/23
物が多いせいで一日中、片づけに追われていたというきんぎょさん。断捨離したらママと家族が笑顔で暮らせる家に!その劇的ビフォー&アフターをお見せします。キッチンのシンク下に食器棚、毎日使うからこそ気持ちよく♪
<断捨離をした家族>
きんぎょさん〈仮名〉一家
夫(42歳)、妻(42歳)、長女(6歳)、二女(2歳)の4人家族。夫婦ともに会社員。子どもの衣類、おもちゃがほぼ全部リビングにあり、すぐに散らかる家に。
◎HOUSE DATA◎
築8年/ 約100平米(4LDK)/一戸建て
気づけば物であふれる家。今こそ心地よい家に!
「ホントは癒やされる家にしたいんです(汗)」ときんぎょさん。家族が増えて物が増えましたが、夫婦ともに仕事が忙しくて、片づける時間がなく、その場しのぎで空いている所に詰め込むだけ。収納はどこもギュウギュウで使いにくく、入りきらない物があふれています。「大人はくつろげて、子どもたちはのびのびと遊べる家をめざしたい!」。その第一歩は断捨離にありました。
みんなが"ゴキゲン"になれる家こそ、断捨離の真の目的なんです!
物を捨てるのは断捨離の入り口。不要な物を取り除くことで暮らしの流れをよくして、気持ちよく暮らせる家にするのが目的です!
私がアドバイス
やましたひでこ公認 断捨離®チーフトレーナー 鎌田記規子さん
自宅訪問サポートの他、Zoom遠隔サポート、子育てママのためのZoom断捨離講座も開講中。
夢をかなえる断捨離はたったの3ステップ
1 家族で"住みたい家"を話そう
まずは、どんな家にしたいかを話し合ってみて。お互いの考えや思いを理解して、折り合い点を見つけることが大事!
2 場所ごとに"全部出す"のが基本
最初は小さな場所からスタート。入っていた物全部を俯瞰することで、いる、いらない、保留の判断がしやすくなります。
3 いる、いらない、保留に分けたら、あとはすべてを見渡せるようにしまう
"いる"と決めた物は、全部がパッと見渡せるようにしまうのが理想。保留の物は袋などに入れ、時間をおいて見直して!
引き出しも、棚も全部このステップでやってみました!
【ママの夢】何でもサッと取り出せるシンク下にして、ごはん作りをラクしたい
分類してあっても、すべてがパンパン!
ボウル、調理道具、割り箸など、一応分類されていますが、数が多いせいで飽和状態。ボウル1つ出すのに上の物をどかす手間が。
まずはとにかく出すそこから不要品が明確に!
全部出してみると「こんなに入っていたの?」と驚き。ダブりアイテムや大量すぎる物が一目瞭然なので、捨てる見極めがつきやすくなります。
ダブりアイテム、使い捨てアイテム減らしただけで、こんなにスッキリした!
3つもあったおろし器や数えきれないほどの割り箸、ストローなど不要品を捨てただけで、スッキリ。「これが夢でした。物が出し入れしやすいと、ごはん作りがラクになってうれしい」。
【パパの夢】グラスをパッと取り出して夜に一杯楽しみたい!
種類分けもなくごちゃごちゃ
間口は狭いのに奥行きが約50cmもある食器棚。たくさん入るからどんどん詰め込んでいたら、奥の物が出しにくくなり、数年放置の死蔵品だらけに。
「見渡せる分だけにしたら、収納グッズは必要ない」と言われたことにびっくり
奥の物が取り出せるように細長のトレーを使おうとしたら「見渡せる分だけにしたら、収納テクも収納用品もいりません」と鎌田さん。取りたい物がワンアクションで取れて、夫もご満悦!
参照:『サンキュ!』2021年6月号「晴れた日の断捨離でゴキゲンになろう!」より。掲載している情報は2021年4月現在のものです。撮影/大森忠明 構成/岡部さつき(風讃社) 取材・文/村越克子 編集/サンキュ!編集部
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