多肉植物 選び方

【多肉植物】なんとなく買わないで!初心者でも安心して選べる「元気な株のチェックポイント」3選

2024/04/09

多肉植物とともに暮らして10年、サンキュ!STYLEライターのhikari(ひかり)です。

かわいい多肉植物がお店に並んでいると、あれもこれもと欲しくなってしまいますよね。
できれば全部欲しいところですが、「なんとなく買い」はいったんストップ!
虫がついていたり蒸れていたりなど、じつはトラブルを抱えている株があるかもしれません。

今回は、購入前に必ずチェックしてほしい「多肉植物の元気な株の選び方」を3つご紹介します。
多肉植物のお買いものに失敗したくないかたは、ぜひ最後までお読みくださいね。

整理・収納、家事・料理などさまざまな暮らしのアイデアが集うサンキュ!STYLEから、注目の記事をピックアップ...

>>>サンキュ!STYLE編集部の記事をもっと見る

ポイント1:「虫がついていないか」

多肉植物 選び方

まずは「虫がついていないか」に注目しましょう。
とくにパッと見て分かりにくい「茎」と「葉の裏」は念入りにチェック。
まれに小さなアブラムシや、白い楕円の形のカイガラムシがついていることがあります。

虫がついているのに気づかず購入してしまうと、葉の栄養を吸われて株が弱るのはもちろん、家にあるほかの多肉植物にも虫が移ってしまうことも。
ほかの被害を出さないためにも、購入前のチェックは欠かせません。

ポイント2:「株元に蒸れはないか」

多肉植物 選び方

下葉を指でやさしく押し上げて、株元に蒸れがないかも確認しましょう。

蒸れているときの特徴には
・下葉が半透明や黒色になっている
・ふれるとぶよぶよしている
ことが挙げられます。

高温多湿に弱い多肉植物は、蒸れが始まるとたった1日ですべて枯れてしまうこともよくある話。
買って帰ったらすぐダメになってしまった…という悲しい思いをしないためにも、ぜひチェックしておきたいポイントです。

多肉植物 選び方
表面に白い粉をまとっています

ここでひとつ注意したいのが、葉っぱの表面に白っぽい粉をまとった多肉です。
葉っぱにちょっとふれただけで粉が取れてしまい、見た目が悪くなってしまいます。

このような多肉については、購入前には葉っぱをめくらずに目視で確認できるところで判断するようにしてくださいね。

ポイント3:「ひょろひょろしていないか」

多肉植物 選び方

葉と葉の間隔がぎゅっと詰まっているのは、元気な株のしるし。
反対に、背が高くひょろっとしていて、葉と葉が間隔をあいている株は少し弱い傾向があります。

ひょろっとした状態は「徒長(とちょう)」と言って、おもに日光不足で起こります。
病気ではないので、購入後によく日に当てて育てれば形のいい元気な株に育ちますよ。

多肉マニアのなかには自分の手で仕立て直したいとあえて徒長した株を選ぶ人もいますが、初心者さんは最初から健康な株を選ぶのが安心ですね。

多肉植物 選び方

日光不足が原因なゆえ、多肉植物の売り場が室内にあるお店では、徒長気味の株が売られているのをよく見かけます。

家に帰ってから徒長に気づいた!という場合は、茎の途中でカットすれば大丈夫。
カットした上の部分を土に挿しておくと、発根してすくすく育っていきますよ。

買う前にチェックして、元気な株を手に入れて!

今回ご紹介した元気な多肉植物選びのポイントは
・「虫がついていないか」
・「蒸れていないか」
・「ひょろひょろしていないか」
の3つ。

売り場で忘れずに確認して、元気でかわいい多肉植物を選んでくださいね!

◆この記事を書いたのは・・・hikari
サンキュ!STYLEライター
多肉植物に魅せられて10年目、築古賃貸の狭いベランダで栽培を楽しむ「タニラー」。所有数は最大で300種類。転勤族のため引越しのたびに少しずつ減らし、現在はおよそ150種類の多肉植物と共に暮らしている。
メディア出演:「ヒルナンデス!」(日本テレビ)
書籍掲載:「ナチュラルガーデニング2019」(学研プラス)、「GreenSnap 多肉植物&グリーンのDIY」(主婦の友社)、「RoomClipのGREENインテリア」(学研プラス)他

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

PICK UP ピックアップ

TOPICS 人気トピックス

RECOMMEND