もと海上保安官がサンキュ!STYLEライターになったら「致命的な欠陥」が「最強の強み」に変わった

2024/07/27

広島県在住の元海上保安官で2児の母。
サンキュ!STYLEライターの川崎みさです。

「ちょっとやってみたい」と、軽い気持ちで始めたサンキュ!STYLEライター。活動を始めてから、それまで「致命的な欠点」だと思っていたことが「最強の強み」だと思えるようになりました。

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『サンキュ!』との出会いは尖閣諸島の警備中

わたしが初めて『サンキュ!』と出会ったのは、海上保安官として大型巡視船に乗り、尖閣諸島の警備の任務にあたっていたとき。「結婚が決まりました」と先輩方に報告したところ「主婦について学びなさい」と、手渡されたのが先輩のパートナーさんが愛読していた『サンキュ!』でした。

海保を退職して「家庭中心」の生活へ

『サンキュ!』の愛読を始めてから十数年、子どもにも恵まれましたが、不器用なわたしは子育てをしながら海上保安官を続けるのがむずかしいと感じるようになり、悩んだ末に退職。

退職してしばらくは、子育てや夫のサポートに専念していましたが、「〇〇ちゃん(子どもの名前)ママ」「川崎さんの奥さん」としか呼ばれなくなり、わたし個人として誰かと接する機会がなくなりました。そんな状況に、なんとなく物足りなさや淋しさを感じていたときに、目に飛び込んできたのが「サンキュ!STYLEライター募集」だったのです。

サンキュ!STYLEライターになって、母でも妻でもない「わたし」でいられる時間を取り戻せた

海保を退職した直後は「専業主婦になったんだから家族のために尽くさなくては」と、生活のすべてを「母や妻」として過ごしていました。しかし、サンキュ!STYLEライターを始めてから記事を書くために、本当に久しぶりに「自分のために使う時間が欲しい」と思うように。

家事や子育てをしつつ、自分のやりたいこともあきらめない!それが、「わたしが主役の人生」を再び取り戻した瞬間でした。

「致命的な欠陥」だと思っていたことが「最強の強み」になった

海上保安官時代は、女性であることや家事の要領の悪さは、わたしにとって「致命的な欠点」でしたが、サンキュ!STYLEライターになってからは、もと海上保安官という経歴も、女性であることも、子育てをしていることも、家事の要領が悪いことも、記事のネタになるのですべて「強み」だと思えるようになりました。

そうしてサンキュ!STYLEライターとして記事を執筆するうちに、サンキュ!誌面への掲載のチャンスにも恵まれました。時短家事特集での取材、2023年のやりくりコンテストの大賞受賞、サンキュ!STYLEライターとして半年間の誌面連載など、海保を退職した頃には想像もしていなかった世界が、いま目の前に広がっています。

サンキュ!STYLEライターとして心がけていること

 
 

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