39SDGs WeeklyNews

「海のエコラベル」があるって知ってた?今週の気になるSDGsニュースをお届け【39SDGs WeeklyNews】

2024/10/14

SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のこと。人々が安定して暮らしていくために定められた、2030年までに達成すべき具体的な目標を指します。

サンキュ!読者の皆さんも、SDGsについて耳にする機会も増えてきたのではないでしょうか?

最新トレンドや社会問題について調査するサンキュ!STYLE取材班が、最新のSDGs情報をご紹介する連載「39SDGs WeeklyNews」。今回は、サンキュ!STYLE取材班の貝賀あゆみがお届けします。

Topic1.地球に優しいのにオシャレ!ペットボトルを再利用したニットバッグが発売に

出典:PR TIMES

京都のテキスタイルブランド「SOU・SOU」から環境に配慮されたニットバッグが発売されました。
ニットバッグは、楽しいデザインが描かれたプリーツのニットバッグが人気の、「KNT365」とのコラボバッグなんだとか。

SOU・SOU の代表的なテキスタイルデザイン「SO-SU-U(十数/そすう)」がデザインされている「SOU・SOU×KNT365 バッグ」のラインナップは、サイズ違いの3種類で展開されていて、小さく折りたたんでエコバッグとして持ち歩けるのも人気。

環境に配慮された商品を選ぶことも、私たちできる身近なSDGsですね!

ペットボトルがバッグにアップサイクル SOU・SOU×KNT365 バッグは、ペットボトルをリサイクルした再生ポリエステル糸で作られています。小さいサイズのCo-Knitty なら、500ml のペットボトル1.5 本分。さらに生産には自社工場の3D ニッティングマシンを使うことで、裁断や縫製のプロセスが必要なくなり、裁断ロスなどで生まれるゴミを大幅に削減。地球環境、動物、人に配慮した材料や生産背景にとことんこだわって生み出される、ソーシャルグッドなアイテムです。

Topic2.「不用になったダウン製品」で私たちにもできるSDGs!

不要ダウン回収

三井不動産商業マネジメント株式会社が運営する、三井アウトレットパーク全国12施設では、2024年10月1日(火)~12月1日(日)の期間中、不用になったダウン製品をグリーンダウンの原料として回収する「Green Down Project」が開催されます。

「Green Down Project」とは 「Green Down Project」とは、持続可能な社会を目指して、羽毛製品のリサイクルや再利用を促進するプロジェクトです。このプロジェクトでは、使用済みの羽毛製品を回収し、洗浄・加工を行い、新たな製品として再利用することで廃棄物を減らし、資源を有効活用することを目指しています。

これから寒くなってきて冬物に衣替えをした時に、サイズアウトした子どものダウンや、買い替えなどで不用になったダウンなどが出てくるかもしれません。そんな時にダウン製品を回収してリサイクルしてくれる「Green Down Project」を知っていれば、私たちでも気軽に参加できます。

三井アウトレットパークの館内に設置されている回収BOXにて不用になったダウンを回収しているそうなので、対象の施設と開催期間、対象となる製品の種類をチェックしてお出かけくださいね!

Topic3.「海のエコラベル」って知ってる?選んで守ろう、海の未来

サステナブル・シーフード・ウィーク2024

漁業の普及に努める非営利団体MSC(海洋管理協議会)ジャパンと、ASC(水産養殖管理協議会)ジャパンは、11年目を迎えるキャンペーン「サステナブル・シーフード・ウィーク 2024」を2024年10月1日(火)から10月31日(木)まで開催。

MSC認証の「海のエコラベル」はMSCの厳格な認定企画に適合した持続可能な漁業で獲られた水産物についているラベルで、ASC認証の「ASCラベル」は責任ある養殖により生産された水産物についているラベルなんだそう。

消費者の私たちが「サステナブル・シーフード」選ぶことで、海洋環境や水産資源が守られることにつながることを知ってもらうためのキャンペーンなんだとか。

世界66カ国にも広がっている「海のエコラベル」付き水産品は、2022年度には日本では700品目以上が発売され、生協・コープ、セブン&アイグループ、マクドナルドなど身近な場所で購入できるそうですよ。

これから海産物を購入する際には「海のエコラベル」を探して購入したいですね!

明日がちょっといいミライに!今日のワンステップ

SDGsと聞くと「ちょっとむずかしそう…」「自分には関係ない」と感じてしまいませんか?実はそんなことないんです!取り組みやすいこともたくさんあります。今週筆者がやってみたことをご紹介します。

ビニール袋を大幅に削減!新聞のチラシを生ごみ入れに

キッチンのシンク横に置いている、生ごみを入れるビニール袋を1日に何度も取り替えていたのですが、つい手軽に使ってしまうビニール袋をやめて、新聞のチラシでゴミ箱を作って使うことに。汁気があるものを入れるときだけビニール袋を使うようにしたら、ビニール袋を使う回数が激減!

スーパーなどではビニール袋ではなくエコバッグを使うのが当たりまえになっていたのに、意外と家庭で使うサランラップやポリパックなどのビニール製品は使ってしまっていることが多いことに気がつきました。

サランラップを繰り返し使えるフタに変えたり、ビニール袋を使う回数を減らしたり、自分にできることから少しずつ始めていきたいですね。

◆執筆者・・・サンキュ!STYLE 取材班 貝賀あゆみ

フォトスタイリスト&整理収納アドバイザーとして暮らしを楽しむアイデアをサンキュ!STYLEにて執筆中。

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