星眉さん(@mayuge_hoshi)がXに投稿したのは「食べたらおいしいはず」とオリジナルで考案した餃子のタレ。しかし、できあがったお皿の様子を見て、星眉さんは子どものころの”ある遊び”を思い出したようです。お話をうかがいます。
おいしさと見た目のギャップ
当時、餃子を食べるためのオリジナルのタレを考えていたという星眉さん。「酢コショウと大葉で食べたらおいしいはず」だと考え、それらを合わせてお皿にのせました。
ところが、できあがりを見て星眉さんが思い出したのは、子どものころの”ある遊び”。
星眉さんはタレがのったお皿の写真とともに「餃子を酢コショウと大葉で食べたら美味しいはずと思って用意したら、幼少期に公園でやった原始人クッキングのとほぼ同じビジュアルになった」とコメントを添えました。
そう。星眉さんが思い出した遊びとは「原始人クッキング」。子どものころ、自然の中にあるものを利用して料理ごっこをしていた人は、きっと少なくないですよね。
タレの絶妙なビジュアルを目の当たりにした人たちからは「葉っぱと砂と水……?」「でもうまいでしょ」「オレ クサ クウ ウマイ」といった声が寄せられ反響を呼んだほか、ほかにも「あれ原始人クッキングっていうんだ(笑)」と、星眉さんと同様に昔をなつかしむ声もありました。
オリジナルのタレを思いついたきっかけ
驚きのビジュアルでありながら、とてもおいしそうなタレでした。「餃子を酢コショウと大葉で食べたらおいしいはず」と思ったきっかけは何だったのでしょうか。
「さっぱりといただきたかったというのと、まあまずくなりようがない構成だと思ったので」
想像の段階で、すでに味は完成していたんですね。
できあがったお皿を見て
「幼少期に公園でやった原始人クッキングのとほぼ同じビジュアル」とのことでしたが、できあがったお皿の状況を見て感じたことを、あらためて教えてください。
「突然『公園の水に適当にむしった葉っぱを添えて、調味料がわりに砂利を振りかけた幼少期のアレ』が目の前に現れて衝撃でした」
酢・コショウ・大葉のどれもが、絶妙に”原始人クッキングっぽさ”を醸し出していましたね。
気になる味は
このあと、実際に餃子につけて召し上がったのでしょうか。また、お味はいかがでしたか。
「冷凍の生姜餃子で食べたのですが、さっぱりとおいしくいただきました」
タレの味に生姜の風味も加わって、これは絶対においしいやつ……!
実は違った「原始人クッキング」の意味
6.7万件のいいねが集まるなど投稿には非常に大きな反響がありましたが、反響を受けていかがでしたか。
「多くの方が共感し、幼少期に目にした公園での記憶としてこのビジュアルを共有しているという点が、非常に興味深いと感じました」
投稿を見た人たちがみんなでなつかしい思い出を共有するという、特別な体験でしたね。
しかし一方で、「皆さまのママゴトと決定的に違う点として、あえて線引きさせていただきたい」とも話してくれた星眉さん。一つ気になっていたことがあるのだそう。
「私の言う原始人クッキングとは、原始的ということではなくコンセプト自体が原始人だったので、ただのママゴトよりもかなりコアな遊びだったと記憶しています」
なんと星眉さんの「原始人クッキング」は、多くの人のイメージとはひと味違った遊びを指していたんですね。
ちなみに「先日はベビーリーフを液状化させました」という星屑さん。「料理のセンスはカスです」とのことでしたが、奇抜なセンスを持っているからこそ斬新なタレが生み出されたのでしょう。
取材協力:星眉さん(@mayuge_hoshi)