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解決策はあるのか!?「妻だけED」の深刻な実態

2019/01/13【 ライフスタイル 】

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セックスレスの原因のなかでも、とくに深刻なのが「妻だけED」。自身の妻に対してだけ勃起不全を起こしてしまうというものです。「妻だけED」になってしまう理由や対策について、「恋人・夫婦仲相談所」の所長である三松真由美さんに解説してもらいます。

「妻を抱けない」は夫婦関係を見直すチャンス?

かつては顔を見るだけで「キュン」とさせられていた妻。しかし、近頃そんな気持ちはすっかり失せてしまった。ストレートに表現すれば「妻を抱けない」……そんな悩みを密かに抱えている夫は少なくありません。

抱けない原因が夫婦不仲ならば話はシンプルです。しかし、こういった悩みを抱える夫の多くが、夫婦仲は良好で、妻のことも変わらず愛している。では、何が原因なのでしょうか?ひとつは、妻を「女」ではなく家族の一員・同士と見ているから。

「結婚、家族ってそういうものでしょ?」

のひと言で、この問題を終わらせることもできるでしょう。一方で、この状況を一種のチャンスと見ることもできます。夫婦がお互いを「男と女」として見直すチャンスとして。

恋愛の高揚感は3年以上持続しない、という事実

夫婦関係における、とある指標を示す「DTD」という言葉をご存知でしょうか?まるで大学の研究機関が定義したような響きですが、筆者の造語で「男女トキメキ度数」の頭文字を並べたものです。

恋愛初期はDTDがマックスなので、会うたびにキスしたり、ホテルに誘ったり、疲れていようが眠かろうがセックスができます。言わば、「男と女」の黄金期。しかし、このDTDマックスの状態は、そう長く続きません。

多くの脳科学者が、脳内伝達物質やホルモンの影響で恋愛の高揚感は3年以上続かないと証明しているからです。そこに、結婚に伴う出産・子育て・共働きといった環境が加われば、DTDが急落するのは火を見るより明らか。むしろ、DTDなんて邪魔というのが正直なところでしょう。

「妻だけED」は「この世界で妻だけが女に見えない」状態!?

一方で、アラサー、アラフォー世代であれば「セックスレス」のことも気になる。しかし先に述べたとおり、日々の生活に奔走しているあいだに夫婦のDTDは最低値になっています。そんななか、久しぶりにコトをいたそうとしたところ……夫の下半身が屹立しない。

すると夫は言います――「悪い、疲れててさ」「さっきビールを飲みすぎたかなあ」「寝不足で調子悪いんだ」などなど。しかし、それは言い訳にすぎません。本心は「まずい、妻にムラムラしなくなった」です。

これが俗にいう「妻だけED」の状態。

「妻だけ」なのは、もちろん夫も自覚しています。筆者が複数の「妻だけED」夫にヒアリングしたところ、「ほかの気になる女性ならしたいと思う」といった願望や、アダルト動画を見れば勃起することを明らかにしていました。

「妻だけED」は、妻からすれば失礼極まりないことです。もし、自分の夫が「妻だけED」であることを妻が知れば、それは夫から「この世界で妻だけが女に見えない」と宣言されたのも同然のことなのですから。

「妻だけED」にはどんなタイプがある?

もし夫が「妻だけED」になったら、妻はどう対応するべきなのでしょうか?解決策を探る前に、まずは「妻だけED」のパターンについて学びましょう。ED治療に詳しい竹越昭彦先生にお話を聞いたところ、パートナー関連型のEDは大きくわけて、以下の3種類になるそうです。

1:特定の関係では興奮しない
2:特定の好みにより興奮しない
3:パートナーに対する葛藤に伴う中枢性の抑圧で興奮しない

【1】の状態は、毎日いっしょにいる妻が家族に見えて性的対象でなくなったということです。【2】は、いままでノーマルなセックスをしていたけれど、実は違うものを求めていた――という性の嗜好の問題。スリムな女性が好きだったのに、最近妻が太ってタイプじゃなくなった、とかもこの中に入るでしょう。【3】は「モンスターワイフ化」してきた妻のことを愛おしく思えない、性的魅力を感じられないという問題です。

「妻だけED」は解決できるのか?

残念ながら「妻だけED」には、「これをすればOK!」というドンピシャな解決策はないです。だからと言って、放置すれば今後何十年と続く夫婦関係に暗い影を落とします。短期間での解決に期待せず、地道に改善を積み重ねていくことが重要でしょう。

たとえば、夫婦でセックスに関する会話をするところから始めるのはいかがでしょうか。

セックスレスの夫婦はできるだけ、自分たちのセックスに関する話題を避けようとします。テレビ画面にベッドシーンが流れるとソワソワして知らん顔をしたり、席を立ったりして、セックスを遠くへ追いやって、真面目に話し合うことを恐れます。

だから、切り出すときは「今後結婚生活を継続する上で、改善しておきたいことがある」と、真顔でいくのです。そのとき話す内容は、まずは自分たちの関係が先に挙げた3タイプのどれにあてはまるかどうかについて。つぎに、過去のセックスで傷ついた気持ちを紐解いていきましょう。

妻から誘ったら「そんなにしたいの?」「女性から誘うなんて」と傷つく言葉を投げられたとか、夫から誘ったら「子どものことと家事で手一杯なのに、これ以上疲れたくない」と突き放されたことがあるとか……セックス関連で1度でも心が折れる言葉を言われると、それは後々まで影響します。だからこそ、そのときの気持ちを言葉にして、会話することで乗り越える必要があるのです。

また、そういった赤裸々なセックストークの中から、相手の意外な一面を知るかもしれません。そこで得た驚きは刺激となり、DTDの上昇にも効果があるでしょう。

夫に「お!妻が色っぽい。久しぶりに……」の気持ちが再び目覚めるのは遠い先かもしれません。しかし、千里の道も一歩からなのです。

取材協力:竹越昭彦(浜松町第一クリニック竹越昭彦院長)

◆監修・執筆/三松 真由美
会員数1万3000名を超えるコミュニティサイト「恋人・夫婦仲相談所」所長として、テレビ、ラジオ、新聞、Webなど多数のメディアに出演、執筆。夫婦仲の改善方法や、セックスレス問題などに関する情報を発信している。『堂々再婚』『モンスターワイフ』など著書多数。

■恋人・夫婦仲相談所

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