リラックス、家でテレビを見て幸せな若いカップル。

「性活」の第1歩!セックスレス夫婦に観てほしい映画3

2019/05/30

「恋人・夫婦仲相談所」の所長として、数多くの夫婦にセックスレス改善についてアドバイスをしてきた三松真由美さん。今回は、セックスレスに悩む夫婦にぜひ一緒に観てほしい映画について聞いてみました。

「生活」ならぬ「性活」の第一歩は映画鑑賞から

セックスレス夫婦、一般的な言葉になってきています。2人が納得の上での関係であれば、何も問題はないかもしれません。

しかし、筆者は夫婦仲相談所の視点で「生物学的男女の結合」の枠にとらわれない、セクシャルなキスやスキンシップはあったほうがいいという持論を唱え続けております。子どもを育て合う、家計を支え合う、将来の夢を描く、という夫婦としての「生活」だけを優先して、「性活」だけが置き去りになっていやしないかと危惧しています。

「性活」を活性化させるためのステップ1は、セクシーなこと意識する――セクシー脳を目覚めさせることです。男性は動画やグラビアを見ることでスイッチオンになりやすいでしょうが、女性はセクシーコンテンツに触れることを躊躇するのが一般的です。

いきなり激しい動画や雑誌を観ることはおすすめしません。夫婦で楽しみながら映画を鑑賞するのはハードルが低いでしょう。しっかりしたストーリーがある映画鑑賞を通じて、忘れかけていたセクシーメモリアルが蘇る。これは「性活」の序章としては、とても自然です。

そこで今回は、レス夫婦にぜひ一緒に観ていただきたい映画をご紹介します。

『遠距離恋愛 彼女の決断』(主演:ドリュー・バリモア)

遠距離恋愛 彼女の決断 (字幕版)

夫婦仲相談所を訪れる女性が希望することの多くは、「付き合ってる頃の2人に戻りたい」です。長年一緒にいるうち、お互いの存在を当たり前に感じるようになり、思いやりを忘れてしまう。家にいて当然の人という意識です。そして、かつてはこの世で1番愛していたことを忘れてわがままを言ってしまう…これが夫婦仲が冷えてゆくプロセスのひとつです。

映画『遠距離恋愛 彼女の決断』は交際初期の頃を夫婦で思い出すのにぴったりな作品です。遠距離恋愛をしていなかったカップルでも「すぐに会いたい」気持ちはあったはずです。デートが終わって帰る時間に切なくなったときの気持ちを思い出してください。

セックスは身体だけが求めるものではありません。相手への想いがほとばしってセクシー魂に火がつく。映画の中で久々に会った2人が実家のダイニングテーブルの上で絡み合うシーンがあります。それくらい突き動かされるような”求める気持ち”は草食系夫婦の胸の奥にも残っているはずです。リメンバー。

『娼年』(主演:松坂桃季)

娼年

女性のセクシャルデザイアー(欲望)は多種多様ということを学習するのにはぴったりの作品です。原作は女性ファンが圧倒的に多い石田衣良先生。単なるエッチな作品ではありません。

自分に性の欲望があるのかないのかすらわからず、夫の誘いに応じるのがつらいというケースをよく聞きます。そんなとき筆者は、なぜ性を封印したのか理由を深掘りすることで、性の解放を促すようにしています。この映画には、そんな「性の解放」のヒントが複数あると感じています。

また、セックスはただ快楽のためにするものではなく、相手をやさしく包みこむことで両者がやさしくなれる。与える以上に与えられるものである…というメッセージもこの作品には見られます。

映画レビューサイトのランキングでは鑑賞者の満足度97%という数字を叩き出しました。セクシーな気持以上にやさしい気持ちになれたひとがたくさんいたんだろうな、と筆者は考えています。

性描写に妥協のない作品ですが、夫婦間セックスも妥協してはほころびが生じます。本作を通じて男女関係の原点に立ち返って「うちの寝室事情」を改めて考えてみましょう。

『フィフティ・シェイズ・ダーカー』(主演:ダコタ・ジョンソン)

フィフティ・シェイズ・ダーカー (字幕版)

世界で1億冊売れ、主婦が読むマミーポルノというジャンルを作った『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』。主人公が大富豪に見初められる『プリティ・ウーマン』の変化球版とも言える同作は映画化もされ、その続編2作目となるのが『フィフティ・シェイズ・ダーカー』です。

1作目に比べて、性的描写のシーンは多めで、グイグイ迫ってくるワイルド男性に「一般的ではないセックス」を教え込まれる主人公…というわかりやすい設定なので、ベッドシーンに1点集中して観ることができます。

夜の営みが馴れ合いでつまらなく感じる、ワンパターンで気持ちよくないなど、マイナスの感情でセックスレスになっている場合は、違った形のセックスを提案してみるとよいでしょう。この映画は、そのきっかけを作ります。筆者の提案は「飽きたなら、ちがったことにチャレンジしよう」です。

ちなみに、人によっては「こんなことあるわけない」としらけた意見が出るかもしれませんが、その非現実的なロマンティック感にハマる人がいるのも事実。だから1億冊の大ベストセラーになったのです。


夫婦の映画鑑賞が、レス夫婦のセクシースイッチをオンに貢献することを願っています。


◆監修・執筆/三松 真由美
会員数1万3000名を超えるコミュニティサイト「恋人・夫婦仲相談所」所長として、テレビ、ラジオ、新聞、Webなど多数のメディアに出演、執筆。夫婦仲の改善方法や、セックスレス問題などに関する情報を発信している。『堂々再婚』『モンスターワイフ』など著書多数。

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