片付けが苦手でも「片付け体質」に変われた主婦の習慣

2021/11/30

サンキュ!STYLEライターのmihoです。

「片付け」に対して、捨てられない、収納する場所が無い、片づけてもすぐにまた散らかる……という多くの悩みを耳にします。その悩みを解決するための第一歩として、これまでの自分の意識を変える事がとても重要だと私は考えています。

かつて、片付けが大の苦手だった私ですが、日頃の習慣を少し見直してみたことがきっかけで「片付け体質」へと変わる事ができました。

今回は、そんな私の習慣を紹介させていただきます。

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【1】あきらかなゴミはその場で即判断!→捨てる

「片づけられない」人の特徴として、「捨てられない」「いつか使うかもしれない」という考えを持つ方が多いように感じます。これは、「判断」を後回しにしていると言い換えることもできます。

しかし、そんな方でも「あきらかなゴミ」だったら迷わず捨てることができるはず!
食べ物が入っていた袋、容器、缶やペットボトルなど「後で捨てよう」という「後で」をやめて「その場ですぐ捨てる」というのがポイント。

「すぐやる」というこの行動こそが、片付けに対して良いクセづけをする第一ステップです。

【2】同じものは複数持たない

「まだ使えるから……」という理由で同じものを二つ以上持っているのなら見直しのチャンスです。

例えば、調理器具。新しいフライパンを買ったにもかかわらず、以前使っていたものを処分せずに「とりあえず取っている」ことはありませんか。かつて私も経験していて、そこには、「まだ使えるし、もったいない」という気持ちが少なからずありました。

ですが、結局使うのは新しく購入したフライパンばかり。新しいものを迎えたら、古いものは処分。そうしていくことで、物がどんどん増えていくのを防ぐことができます。

【3】最初から買わない、貰わない

物は生活していれば、減らさない限りは自然と増えていくもの。だからこそ、最初から「買わなくて良いものは買わない」という選択もあると思います。

今は100円ショップやネットショッピングなどで、物が簡単に手に入る時代。手軽に買えることも、物が増える大きな原因だと思います。

他にも、コンビニでの割りばしやプラスチックスプーン、お寿司屋さんでのテイクアウトの際の醤油やわさび等も、タダだからといって必要以上にもらうということは避けています。

便利だから、安いから、タダだから…という理由で物を増やし、その結果、管理が逆に大変だった苦い経験が自分にあるからこそ、本当に必要な物かどうか、慎重に考えるクセをつけることが大事ですね。

【4】ゴミ出し日を意識した暮らし

大体の地域では、「可燃物」は週に2回程度、回収があるかと思います。

この日の前日は、私は「冷蔵庫の中を掃除する日」と決めています。うっかり賞味期限切れのものを出してしまうのを避けられます。また、冷蔵庫の中を見て把握することで、無駄な買い物を減らせるように。

他にも月に1~2回の回収しかない古紙、古布、不燃物の回収日。普段から、不要になったものは、それぞれ1か所に集めていますが、ゴミ出し日の前日は必ず他にも不要なものはないか確認します。

このように、ゴミ出しのタイミングで不要なものはその都度処分していくクセをつけることで、家の中をスッキリした状態へと保てるようになりました。

【5】物の行き先を考える

「我が家には必要ないかな」「こんなに食べきれないな」というような、自分の意思とは別に物が増えたという経験はありませんか?

例えば、何かのイベントで頂いた景品やおまけの玩具。こういったものは、ほとんど学校や幼稚園のバザーに寄付しています。

他にもわが家は、夫の実家から有難いことに、たくさんのお野菜やお魚を頂きます。自分の家だけで全て食べきれない量を頂いた時には、新鮮なうちに喜んでくれるママ友達にお裾分けします。

田舎に住んでいるため、近所に住む方は既に野菜を作っている方ばかりなので、必要として喜んでくれる方へ渡すようにしています。逆に、近所に住むご年配の方は、新鮮な魚をなかなか買いにいけないようなので持っていくととても喜んでくれます。

喜んでくれる相手を考え、必要とする人、場所に譲る。こういったやりとりが定期的に人との繋がりを作ってくれ、結果として物を無駄にしないことにも繋がっています。

日頃の行動を見直して習慣に

「片付け」を始める前に、まずはこういった日頃の行動を見直し、「すぐやる」「判断を先延ばしにしない」など、少しだけ意識して暮らしてみると、きっと良い変化が生まれてくると思います!

それらが自然と習慣になり、「片付け」にも結び付き、結果として家の中が散らかった状態を防げるようになります。片付けに悩む方、ぜひ試してみて下さいね。


この記事を書いたのは・・・miho
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※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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