なぜ捨てられない?捨てられない3つのタイプとその対策!

2022/01/14

整理収納アドバイザー×クリンネストのサンキュ!STYLEライター中里愛子です。
整理収納のマインド作りやラク家事術などを中心に発信しています。

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ものが捨てられず、ものが部屋にあふれていませんか?

ものを捨てられないタイプは主に3つに分けられます。そのタイプと対策をお伝えします。

捨てられないタイプその1 未練型

買ったときは高かった、もったいない、頑張ってつくった……そんな「未練」で捨てられなくなっていませんか?

高かったものの価値は買ったときが最高値です。所有した瞬間からどんどんその価値は下がっていきます。今使っていなければ、その価値は0円どころか、貴重な収納スペースを奪うマイナス要素でしかありません。

また、もったいないと思うものをもったいなくしているのは、使わないで持ち続けているあなた自身です。ムダに手に入れてしまったことを反省し、「こういったものは自分には使いこなせない。もう2度と買ってはいけない」という「気づき」を得ることができたので、そのものは役立ちました。手放しても、もうもったいなくはありません。そもそも、持ち続けていることが「もったいなくなくなる」のでしょうか…考えてみましょう。

がんばってつくったものは経験としてあなた自身のなかに残っています。そのものを手放したからと言ってその経験が消えるわけではありません。思い出として写真などに形を変えて所有してはいかがでしょうか?

捨てられないタイプその2 無関心型

いそがしい、ものが多くても困っていない、いるいらないで仕分けるのが面倒…などと言ってものを捨てずにいませんか?そんなかたはご自身や家族が置かれている今の状況に「無関心」あるいは「逃避」しているかたです。今している「大損」に早く気づきましょう。

例えば、ものが多いと、探し物が増えたり、準備に時間がかかってしまいます。また、ものがあふれた部屋ですごすのは、くつろげなかったり、仕事や勉強に集中できなかったりと無意識に精神的損失をうけているものです。いそがしいからこそ、面倒だからこそ、ものの整理が重要なのです。

捨てられないタイプその3 心配型

いつか使うかも、何かに使うかも、必要になるかも…そんな未来への「心配」でものを溜め込んでいませんか?そんなかたは、「いつか、何かに使う」ではなく、「いつどうなったら使う」のか具体的に想像してみましょう。

意外とよっぽど稀な事態が起こらないと使わないものであったり、「そうなったら、こっち使うよね」と代替できるものを持っていたりします。「どうなるかわからない」から「心配」になるもの。未来をボヤッと考えず、明確に想像することでその心配は驚くほど解消されます。

さまざまな理由でものを捨てられなくなってしまいますが、大切なのは「今使っているか」「今後使うことが明確か」ということです。
過去の未練で捨てられず、今捨てることを先送りし、不確定な未来に押しつける生活はそろそろ終わりにしましょう。

この記事を書いたのは…中里愛子
整理収納アドバイザー2級認定講師×クリンネスト2級認定講師
家事ベタさん応援!捨てられるマインド・簡単お掃除法・片付く仕組み作りなどを提案!

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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