大掃除をラクにする整理整頓術を整理収納アドバイザーが解説!

2022/12/19

いよいよ年末が近づき、大掃除をしなきゃ!と思い始めるころではないでしょうか。年末の忙しい時期に大掃除に多くの時間を費やしてしまうのは大変です。そこで今回は、大掃除が少しでもラクになる整理整頓術をご紹介します。

教えてくれたのは整理収納アドバイザーでセミナー講師も行っている整理整頓のプロフェッショナル、松下香奈さんです。

衣食住をテーマに暮らしをちょっとのことでもっとたのしくする「SSS-Style+」に所属する整理収納アドバイ...

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大掃除前にやること1:物を減らす

お部屋が片付いていないと掃除は始まりません。まずは物を減らすことで、大掃除をよりスムーズに行えます。

「いつか使うかもしれない」「まだ使えるから捨てるのはもったいない」といつまでも保管していると物があふれてしまいます。

年末の大掃除は、気持ち的にも物を処分しやすいタイミング。そして、物を減らすときのポイントは「いる物、いらない物」で考えず、「使っている物、使っていない物」で仕分けることです。

この1年を振り返って、使っていなければきっとそれは必要ではない可能性が高い。クローゼットや衣装ケース、靴箱、キッチンの戸棚、オモチャ箱などの中で出番がなくて眠ってしまっている物をこの年末に手放してスッキリしましょう!

大掃除前にやること2:定位置を決める

大掃除の前に不要な物を手放したら、選びだした必要な物の定位置を決めます。

すべての物に戻る場所を決めておくことはとても重要です。使った物を定位置に戻さないと部屋が散らかる原因となったり、物に定位置がなかったら「あれ、どこにいった?」と家族で探す羽目にも……。

物はできるだけ使う場所の近くに収納することが重要。取り出しやすくて、片づけやすい場所を定位置にすると、片づけも億劫になりません。クローゼットなら一番よく着る服を一番取り出しやすい場所に、食器棚なら毎日使う食器を一番手前に、などアクション数を減らした収納にすると楽に片づけられてきれいな部屋もキープできます。

大掃除前にやること3:床置きを減らす

床に物を置いていると、物をどかしながら掃除機をかけたり、拭き掃除をしたりしなければならず、スムーズに掃除ができません。

物を減らし、ゆとりあるスペースに収納することで部屋が物であふれることは解決しますが、外出先から帰宅した時に床の上にバッグをちょい置きしたり、宅配物を玄関先に置きっぱなしにしたりしていると見た目もすっきりしないし、掃除もしづらくなってしまいます。

ふだん使っているバッグは掛ける収納場所をつくるなどして、床置きしないことを習慣にしましょう。


大掃除を機会に家の中の不要な物を手放すと部屋だけでなく、気持ちもスッキリします。新年を気持ち良く迎えるためにも、まずは「使っていない物」を探してみましょう。


◆執筆/松下香奈さん
衣食住をテーマに暮らしをちょっとのことでもっとたのしくする「SSS-Style+」に所属する整理収納アドバイザーで、3 人の女の子のママ。セミナー講師なども行っている。

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