モダンなワードローブの収納で蓮の位置に陽気な女性。瞑想を装う幸せな主婦

整理収納のプロが指摘!捨てられない人が「最初に手をつけてはいけないもの」ワースト3

2024/02/11

ものを減らしてスッキリ暮らしたいと思っていませんか?要る・要らないの判断は正しい手順ではじめないとなかなか終わらなかったり、途中で挫折してしまいます。

今日は整理収納アドバイザーの中里愛子さんに、捨てられない人が「最初に手をつけてはいけないもの」についてお伺いしました。

介護福祉士として働く中で、多くの人が片づけや掃除に悩んでいることを知り、家事代行会社に転職。その後、2019...

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1.思い出の品

女性、写真でスクラップブックアルバム
Tom Merton/gettyimages

徐々に増えていく思い出の品。定期的に残すか手放すかの見直しは必要不可欠ですが、たくさんのものを抱えている方が最初に手をつけるところではありません。

多くのものは「使っていないから要らない」と判断できますが、思い出の品はそう単純に判断できるものではありません。思い出を振り返りながら、心の整理も必要です。迷いも多く、ときには思い出に浸ってしまい判断に時間がかかってしまいます。

2.家族のもの

服の概念をリサイクルします。リサイクルボックスフル服を持つ若い女性。
Maria Korneeva/gettyimages

家族のものは「もの自体の状態」をみて捨てる判断がしやすく、思わず手をつけがちです。しかし「使っていないから」「ボロボロだから」など安易に捨てる判断をしてはいけません。

持ち主本人しかわからない思い入れや特別な存在であることもあります。勝手な判断は家族関係のヒビに繋がってしまいますよ。

たとえ家族に確認したとしても、たくさんのものを所有しているあなたに、要るか要らないかを迫られては気分のいいものではありません。家族にものを捨てて欲しければ、まず自分の「捨てる」を完璧に終わらせましょう。

3.紙類

女性の請求書および領収書である階
David Sacks/gettyimages

郵便物や子どもの学校のおたより、レシート、仕事の書類、勉強のプリント…溜まりがちなものとして紙類があります。内容を理解した上で捨てる判断が必要なので、頭を使いますし時間もかかります。

しかし時間がかかる割に、その1枚1枚の質量は少なく、部屋の景色がなかなか変わりません。片づいた実感や達成感を味わいにくく、途中で挫折してしまいます。



ものを減らしたいのであれば、判断に時間がかかるものや細かいものより、判断がしやすく質量が大きいものから始めると、早い段階で景色は改善され、さらなる捨てる意欲に繋がります。ぜひ、適正量までものを減らし、理想の生活を手に入れてください。



■執筆/中里愛子…介護福祉士として働く中で、多くの人が片づけや掃除に悩んでいることを知り、家事代行会社に転職。その後、2019年に「片付けサポートおうちPLUS」を起業。現在は、整理収納アドバイザーとクリンネストの資格を活かし、片づけサポートのほか、資格認定講師としても活動。インスタグラムはouchi_plus

 
 

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