初めに手をつけて失敗しがち…捨てられない人が「最初に片づけてはいけないもの」3選
2024/10/03
ものを減らしたい!と思って片づけてみるものの、すぐに挫折してしまった経験はありませんか?片づけは、取りかかるものの順番も重要。じつは、最初に手をつけると失敗しやすいものがあるのです。
そこで、捨てられない人が最初に片づけてはいけないものを、ゆるミニマリストとして活動するみくさんに教えてもらいました。
1.書類
家や保険、学校関係の書類や家電の説明書など、どんどん溜まっていく書類の整理は、多くの人が苦手と感じているのではないでしょうか。書類は必要かどうかの判断が難しいため、初めに手をつけるのはおすすめしません。また、時間がかかる割に成果が見えにくいのも難点。たくさん捨てたと思っても、数の割にはスペースが空かないため、モチベーションを維持しにくいです。
2.思い出の品
整理をしていると懐かしいものがでてきて、気がつくと思い出に浸っていた…なんて経験がある人も多いのではないでしょうか。手紙やアルバム、記念のものなど思い出の品は、要不要の基準が人それぞれ特に異なるもの。そのため判断が難しく、ここから片づけを始めてしまうと挫折しやすいです。
3.趣味のもの
昔ハマっていた趣味のグッズや以前好きだったアーティストのDVDなども、初めに手をつけるのは避けましょう。その頃の楽しさや思い出が蘇ってきて、「また落ち着いたらやろうかな」「時間ができたら観ようかな」などと考えてしまいがち。置き場所に悩んで整理しようと考える人も多いですが、結局どれも捨てられなかった…となってしまいやすいです。思い入れの深いものほど、手放すことに慣れてきてから取りかかる方が賢明です。
モチベーションの維持が大事!
捨てる・捨てないの判断が苦手な人は、まずはその判断が明確な箇所や、成果がわかりやすいものから始めるのがおすすめです。冷蔵庫内の賞味期限切れの食材を捨てたり、引き出し1つなどの狭い範囲を整理するのも良いでしょう。まずは1箇所、「ここだけはきれいにできた」という経験が自信に繋がります。
また、思い切って大きな家具や家電を手放してみるのも効果的です。広い空間が生まれることですっきりとした気持ちになり、さらに手放したくなる循環を生みだすこともあるでしょう。
せっかく「片づけよう!」とやる気になったのに、順序を間違えてモチベーションが下がってしまうのはもったいないですよね。手放すことに慣れるまでは、“片づけたいもの”ではなく“片づけられそうなもの”から取りかかるのがおすすめです。
■執筆/みくさん…汚部屋暮らしから脱却し、ミニマリストに。めんどくさがりでも楽してすっきり過ごせる暮らしのアイデアを発信するインスタグラムが人気。
編集/サンキュ!編集部