靴でも玄関に置かない方がいいモノがある!?今すぐ玄関から移動させるべき靴4選!
2024/02/06
靴は玄関に置くものだと思っていませんか?実は必ずしもそうではありません。それは「玄関で履かない靴」が存在するからです。
整理収納アドバイザーとクリンネストの資格を活かし簡単な掃除法や家事テクなど、プロとしてのノウハウを発信する中里愛子さんに、「すぐに玄関から移動させるべき靴」について教えてもらいました。
1.思い出が詰まった靴
お子さんのファーストシューズや就職祝いに貰った靴など、履いていなくても思い出があって捨てられない靴はありませんか?無理して捨てる必要はありません。ただその靴は「履き物」としての役割は終了し「思い出の品」となっています。玄関ではなく思い出ボックスなどに移動させましょう。
2.お下がりになる予定の靴
あまり傷みがない靴など、お下がりにして誰かにあげようと思い、下駄箱に置きっぱなしになっている靴はありませんか?それらはあなたにとって「靴」ではありません。人への「贈り物」です。差し上げるときに持って行く袋にいれて、いつでも渡せる準備をしておきましょう。
3.売る靴
履いていないブランド物の靴、売ればお金になる靴など、いつか売ろうと下駄箱に入れっぱなしになっていませんか?そのままにしていても、存在を忘れるだけです。また時間の経過とともに価値はどんどん下がっていきます。それらの靴はあなたにとって「商材」です。他に売るものとまとめておきましょう。
4.目的地で履く靴
スパイクや体育館シューズなど、玄関で履かず目的地で履き替える靴はありませんか?これらは靴ですが、玄関との繋がりはありません。ゴルフシューズはゴルフバッグと一緒にしたり、トレーニングシューズはトレーニングウエアと一緒にバッグに入れておいたりして、目的地で使う道具と一緒に管理しましょう。
靴に限らず、家庭内では本来の目的以外の存在意義で持っているモノがたくさんあります。何として売られていたかではなく、ご自身が持っている存在意義で分類・管理することがとても大切です。
例えば、使っていない形見の万年筆は「文具」ではなく「思い出の品」として管理します。眺めていたい素敵なお皿は「食器」ではなく「インテリア雑貨」として扱います。
思い出や商材として持っている靴も「靴」としてまとめてしまうと、ご自身が実際どれだけの「履く靴」を持っているかわからなくなってしまい、「靴はいっぱいあるはずなのに履く靴がない!」なんてことになってしまします。正しく分類し「玄関に置くべき靴」のみにしていきましょうね。
■執筆/中里愛子…介護福祉士として働く中で、多くの人が片づけや掃除に悩んでいることを知り、家事代行会社に転職。その後、2019年に「片付けサポートおうちPLUS」を起業。現在は、整理収納アドバイザーとクリンネストの資格を活かし、片づけサポートのほか、資格認定講師としても活動。
編集/サンキュ!編集部
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